2012年度 パタゴニア日本支社環境助成先

パタゴニア日本支社 環境助成金プログラム支援先

2012年度第1期 (2011年5月~10月)
 
日本森林生態系保護ネットワーク (CONFE JAPAN)
緊急性の高い森林生態系の保護、保全、再生に取り組む全国各地の10団体が結集した組織として、生物多様性の視点にたった森林管理の実現をするために、市民、法律家、生態学者が共同して各地の保護運動や訴訟に必要な科学的調査を実施し、天然林伐採や林道計画の中止を求めて国や自治体に政策提言をしています。今回の助成金は北海道の大雪山国立公園を中心とする国立公園および沖縄県本島北部のやんばるにおける大規模伐採を止めることを目的とする絶滅危惧固有種の調査および保護活動に活用されます。
助成額: 500,000円

 
渡良瀬遊水池を守る利根川流域住民協議会
栃木、群馬、埼玉、茨城の4県にまたがる広さ33km2の日本最大の遊水池として豊かな湿地生態系を誇る渡良瀬遊水池を開発計画から守るために発足した団体で、2012年6月ルーマニアで開催されるラムサール条約締約国会議において登録湿地にすることをめざし、科学的データを得るための環境調査、講演会、自然観察会、探鳥会や関係省庁等との交渉、署名運動などさまざまな活動を継続的に行っています。今回の助成金は、ラムサール条約登録に向けて不可欠である地域市民の遊水池保全の意義に対する認知を広げる活動に活用されます。
助成額: 350,000円

 
タイガの森フォーラム
20世紀後半から日本の木材需要を支えてきたロシア極東の沿海地方を流れるアムール川の支流ビキン川流域のタイガ(ロシア語で静かな森)は、木材輸出のために何度も開発の脅威にさらされながらも先住民族に守られ、絶滅が危惧されているアムールトラを頂点に豊かな生態系を育む原生に近い自然を維持しています。そのタイガと野生生物を守ることはアムール川を通じて供給される栄養素に支えられているオホーツク海や日本海の豊かさを守ることであり、今回の助成金は世界遺産登録を実現するために現地の先住民族やNGO、専門家と協力して進める諸活動に活用されます。
助成額: 250,000円

 
グリーン・アクション
政策提言、国内外のNGOとの情報交換、政府・企業・マスコミ・市民への発信活動を通じて日本のプルトニウム利用計画を終結させることにより、世界の核の拡散を抑止し、環境保護と自然再生に基づいたエネルギー利用の道を切り開らき、また、都市生活者の生活のつけを一部の人たちに押しつけることのない関係のあり方を提案することを目指しています。今回の助成金は福島原発事故の放射能汚染による健康被害をできるだけ少なくし、原発を止めて日本のエネルギー政策の転換を実現するための諸活動に活用されます。
助成額: 300,000円

 
特定非営利活動法人環境市民
持続可能な社会生活を実現するために、エコシティをつくる、経済をグリーンにする、豊かなライフスタイルを創造する、エコロジーな次世代を育む、世界の人やNGOと協働する、という5つの柱をミッションとし、地球温暖化防止に関する国の政策転換を促すことを目指して活動しています。2011年は福島原発事故をふまえ、事故状況、放射線防御の情報提供、持続可能な社会を考えていくための番組制作事業とそのUstream配信を通じて市民に正確な情報の発信を実践しており、今回の助成金も同番組制作に活用されます。
助成額: 547,500円

 
長島の自然を守る会
山口県熊毛郡上関町長島とその周辺海域は、ワシントン条約保護動物スナメリをはじめ世界的に希少な貝類ヤシマイシン近似種やナメクジウオ、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危急種に指定されているカンムリウミスズなど希少生物の宝庫です。本会は、中国電力が長島田ノ浦に計画している上関原発により予想される生態系への壊滅的なダメージを訴え、専門家との連携で実施してきた調査/研究結果をもとに中止を求めて活動し、海洋保護区などによる指定を目指しています。今回の助成金は鳥類の生息実態調査、エコツアー等に活用されます。
助成額: 500,000円

 
ヒナモロコ里親会
福岡県田主丸町(現久留米市)内で絶滅危惧種である淡水魚ヒナモロコが発見され、町おこしを目的とした保護増殖放流事業が実施されてきましたが、永続的な自然繁殖には至っていない現状に対して、本会は綿密な調査を踏まえた生息地復元事業をスタートし、危機的状況にある生息水域だけでなく、新たに放流、生息させる水域を確保し、水系単位での保全地区選定を実践していくことで、将来的に人間の手を介することなく長期的・安定的な自然繁殖を実現する生態系の復元を目指しています。今回の助成金は調査活動に活用されます。
助成額:220,000円

 
馬毛島の自然を守る会
鹿児島県種子島の西に位置する馬毛島には固有亜種で県絶滅危惧種のマゲシカ、国指定天然記念物のオカヤドカリなど希少な野生動植物が生息し、周辺海域にはアカウミガメや豊富な魚種が見られ、地元の漁師から「宝の島」と呼ばれてきました。現在、島の大半の土地を所有する企業が県による開発許可の56倍におよぶ規模の飛行場建設を進めていることで自然環境が危機に直面しており、本会では工事中止を実現し、豊かな自然を守ることを目指して活動しています。今回の助成金は環境法律家の協力のもと進めている訴訟のために活用されます。
助成額:600,000円

 
北限のジュゴンを見守る会/チーム・ザン
沖縄県のジュゴンは世界の最北限に生息する地域個体群で、国の天然記念物および沖縄県のレッドデータブックで絶滅危惧ⅠAに指定されていますが、国は具体的な保護対策を取っておらず、推定生息数は50頭未満と存続の危機にあります。本会は沖縄のジュゴンを絶滅の危機から救い、その生息環境と生息数を回復させることをミッションとして、地元市民と研究者との連携による科学的調査および適切で具体的な保護策を実践し、将来的には国に保護区の設定と生態系管理を実施させることが目標です。今回の助成金はジュゴンの食跡調査等に活用されます。
助成額: 500,000円


2012年度第2期 (2011年11月~2012年4月)
 
NRDAアジア
人間活動に起因する環境災害の被害を受けて生存の危機にある野生生物の救護、野生復帰に必要なリハビリテーションの実施を通じてアジアの生物多様性保全に貢献することをミッションとしています。具体的には、アジアで発生した油汚染事故時のコンサルティング、原発事故に伴う野生生物被爆実態モニタリングなどを行っており、今回の助成金は、長崎県で毎年冬に発生するアビ類の油汚染個体を野生復帰可能な状態で保護し、標識を付けて放鳥するシステムの確立に活用されます。   
助成額: 700,000円

 
水源開発問題全国連絡会
全国各地でダム建設など、水源開発に対して活動している人々が相互に連絡を取り合えるために作られた組織として、会員向けの機関紙発行による会員間の情報の伝達・交換、 国土交通省等との交渉、国会議員との連携、公共事業に関するシンポジウム開催、河川法改正に関する取り組み、各ダム反対運動団体への支援などを行っています。今回の助成金は、無駄なダム計画と公共事業中止に向けた計画実践のための調査、報告書作成、シンポジウム開催などに活用されます。
助成額: 400,000円

 
最上小国川の清流を守る会
奥羽山脈を水源とする最上小国川は最上川の支流で唯一ダムのない日本国内有数の天然河川として、松原鮎と呼ばれる天然鮎が釣れる川として知られています。現在、最上小国川の上流部に穴あきダムの建設が予定されており、本会は豊かな生態系を次世代に引き継ぐため、ダムに頼らない河川政策を求めて活動しています。今回の助成金は、脱ダム国際シンポジウムの開催のための費用などに活用されます。
助成額: 500,000円

 
八ツ場ダムをストップさせる市民連絡会
群馬県長野原町の八ツ場ダム建設事業は治水・利水の両面で必要性がなく、地滑りの危険性等の悪影響が懸念されており、中止を求めて活動しています。具体的には、問題点について市民の啓蒙、政府・政党・議員への働きかけ、訴訟活動などを行っています。現在、建設再開の一歩手前の危機的な状態にあり、今回の助成金は、ダム建設予定地の危険性および安全を守る真の治水対策についての認識を広げるための費用として、専門家による現地調査、啓蒙活動などに活用されます。
助成額: 560,000円

 
Stop八ツ場ダム・市民ネット
群馬県長野原町の八ツ場ダムは建設計画より56年目が経過して水余りの状況下、治水・利水ともに不必要で建設の意義がないことが実証され、また、岩盤のもろさなどの劣悪な建設条件、イヌワシの生息や吾妻渓谷、川原湯温泉など生態系、自然景観、地域文化の破壊が懸念されています。本会はムダな投資の阻止と群馬県西北部の類まれな環境を守るために地域に根差して活動しており、今回の助成金は、正確な情報の伝達を通じて地域住民の理解を促進する諸活動に活用されます。
助成額: 400,000円


「ボイス・ユア・チョイス Fall 2011」による助成先

<札幌北ストア/アウトレット札幌南>
流域の自然を考えるネットワーク 助成額: 200,000円
 
NPO法人 カラカネイトトンボを守る会 助成額: 150,000円

<仙台ストア>
三陸カヤックス応援隊 助成額: 175,000円
 
朝市夕市ネットワーク 助成額: 175,000円

<サーフ千葉ストア/サーフ東京ストア>
日本の海岸環境を守る会 助成額: 200,000円
 
サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン 助成額: 150,000円

<目白ストア>
八ツ場あしたの会 助成額: 200,000円

環境NGO ケンジュウの会 助成額: 150,000円

<渋谷ストア>
那珂川ウォーターネットワーク鶴亀隊 助成額: 200,000円
 
財団法人 日本自然保護協会 小笠原プロジェクト 助成額: 150,000円

<神田ストア>
彩の国資源循環工場と環境を考えるひろば 助成額: 200,000円
 
特定非営利活動法人 荒川の自然を守る会 助成額: 150,000円

<ゲートシティ大崎ストア>
八丈島・水海山の緑と水を守る会 助成額: 200,000円
 
食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク 助成額: 150,000円

<吉祥寺ストア>
たまあじさいの会 助成額: 200,000円
 
井の頭かんさつ会 助成額: 150,000円

<鎌倉ストア>
フレンズ・オブ・カマクラ 助成額: 200,000円
 
かまわ 助成額:150,000円

<横浜ストア>
上郷開発から緑地を守る署名の会  助成額: 200,000円
 
NPO法人 丹沢自然保護協会 助成額: 150,000円

<ベイサイド・アウトレット>
NPO法人 ホタルのふるさと瀬上沢基金 助成額: 200,000円
 
ふるさと侍従川に親しむ会 助成額: 150,000円

<名古屋ストア>
長良川市民学習会 助成額: 200,000円
 
NPO法人 設楽ダムの建設中止を求める会 助成額: 150,000円

<大阪ストア>
NPO法人 伊賀・水と緑の会 助成額: 200,000円
 
特定非営利活動法人 地球環境と大気汚染を考える全国市民会議 (CASA)  助成額: 150,000円

<アウトレット江坂>
海の生き物を守る会 助成額: 200,000円
 
ニッポンバラタナゴ高安研究会 助成額: 150,000円

<神戸ストア>
播磨灘を守る会 助成額: 200,000円
 
とくしま自然観察の会 助成額: 150,000円

<福岡ストア>
NPO法人 屋久島ウミガメ館 助成額: 200,000円
 
和白干潟を守る会 助成額: 150,000円

<通信販売部門>
特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所  助成額: 200,000円
 
熱帯林行動ネットワークJATAN 助成額: 150,000円