オワイヒー・キャニオンランズの175 マイル(約280 キロメートル)に挑むジェシー・ヘインズとジェフ・ブラウニング。オレゴン州<br />FREDRIK MARMSATER
オワイヒー・キャニオンランズの175 マイル(約280 キロメートル)に挑むジェシー・ヘインズとジェフ・ブラウニング。オレゴン州
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エアシェッド・プルオーバー
蒸し風呂状態からの解放

パタゴニア・アンバサダーのお気に入りであり、テスターの1人は「魔法のシャツ」と呼びました。冷えない程度に風を遮りながら、通気性を確保して恐るべき蒸し風呂状態になるのを防ぎます。ベースレイヤーや中間着と組み合わせると、幅広い気温範囲に対応します。何でもこなすエアシェッドはハードに働き、ハードに遊ぶ1着。

STEVEN GNAM
オワイヒー・キャニオンランズの1日目。岩だらけの旅の味を覚えるため、渓谷へと向かって進むジェフとジェシー。<br>FREDRIK MARMSATER
オワイヒー・キャニオンランズの1日目。岩だらけの旅の味を覚えるため、渓谷へと向かって進むジェフとジェシー。
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最後の暗闇:
オワイヒー・キャニオンランズの170マイルを走る

足の感覚がなかった。凍るような冷たい極寒の川を数え切れないほど渡った。狭い谷底に沿って進めるルートを探すため、柳の群生を押し倒しながらはい進み幾度ともなく川をジグザグに渡る必要があった。たった6マイルを進むのに3時間も要し、僕たちの能力では持て余すことに着手してしまったのではないかと思いはじめていた。とはいうものの、オワイヒーに冒険はつきものだ。今後10年のうちアラスカとハワイ以外の48州でミルキーウェイ全体がはっきりと見える場所はわずか3つになってしまうこと、そしてオワイヒーはそのうちのひとつになることが予想されている。ここは最後の暗闇なのだ。

計画はシンプルに思えた――新しいオレゴン・デザート・トレイル(ODT)の最後の170マイルを4日間で走る。ウルトラ・ランナーのジェシー・ヘインズ、写真家のフレッド・マームセイターとジョナサン・バイヤーズ、ロジスティック担当にトレイルヘッド・ラボのジェレミー・モントー。全員が壮大な冒険に乗り気なウルトラ・ランナーだ。オレゴン州東部の高地砂漠に点在するウェイポイントをつなぎながら横断する全長800マイルに及ぶODTは、現時点ではただの概念に過ぎない。170マイルはウルトラランニングの世界ではわずかな距離だが、深く侵食された火山の谷や流れる川などの高度な技術を要する地形が、ウルトラランニングという用語に新たな次元を加えた。

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ヴァレ・チャカブコを駆け抜けるクリッシー・モールとジェフ・ブラウニングとルーク・ネルソン。チリ
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ヴァレ・チャカブコを駆け抜けるクリッシー・モールとジェフ・ブラウニングとルーク・ネルソン。チリ
JAMES Q MARTIN

マイル・フォー・マイル:パタゴニアでのトレイルランニングと環境保護についての映画

ウルトラランナーのクリッシー・モールとジェフ・ブラウニングとルーク・ネルソンは、チリに新たにオープンしたパタゴニア公園で、この広大な土地の復元と保護に取り組んだ〈コンセルバシオン・パタゴニカ〉の功績を祝福するために106マイル(170キロメートル)を走り抜けました。

パタゴニア公園の新たな50マイル(80キロメートル)のトレイルを祝う

ウルトラ・ランナーのクリッシー・モール、ジェフ、ブラウニング、ルーク・ネルソンは、チリに新たにオープンしたパタゴニア公園で、この広大な土地の復元と保護に取り組んだ〈コンセルバシオン・パタゴニア〉の功績を祝福するために106マイル(170キロメートル)を走り抜けました。パタゴニア公園はチリのアイセン州にオープンしています。この公園は北の氷床からリオ・バケルへ、そしてアルゼンチンとの国境にある乾燥地帯まで広がります。

公園内には氷河に削られた峰々、草原、ブナ林、湖、河川、湿地などが原生生物の生息地としてそれぞれに繁栄し、川はいまも自然のままに流れています。このプロジェクトに最初から関わったパタゴニア社は、最初の土地購入に協力し、何百キロメートルにも張り巡らされたフェンスを撤去して草原の復元に向けてボランティアを送り、リオ・バケルとリオ・パスクアの巨大なダム建設を阻止するために戦ってきました。