ユーレックス天然ラバー製ウェットスーツ
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TIM DAVIS

自家栽培のウェットスーツ

グアテマラの高地で育ったヘベアの木々から採取した天然ラバーを使用することにより、従来の再生不可能なネオプレンに比べて、二酸化炭素の排出量を最大80%も削減します。つまり私たちが愛する地球と、乗るための波をくれる海への悪影響も減らしているのです。

シエラ・マドレ・デ・チアパス山脈の火山性の土壌は、何千年ものあいだこの土地の人口を支えてきました。この麓に位置する私たちのヘベアラバーを生産する農園では、コーヒー、アボカド、ライム、マンゴスチン、マカダミアナッツなどの栽培もしています。
TIM DAVIS

FSCが掲げる原則と基準にしたがえば、私たちの素材の供給元である農園は、森林伐採の一端を担うものではなく、森林の生態系機能と完全性を保つよう管理されています。

この農園がFSCの基準を厳守していることを確認するための現場監査を行うのは、生物多様性の保護と持続可能な人間生活を目指し、熱帯地方の環境に焦点を置く国際的な非営利団体レインフォレスト・アライアンスです。

(左)樹液の採取は熟練した確かな手さばきを要する技術的な作業で、ナイフは精密な角度と最適な圧力で扱われなければならない。切り込みが深すぎると木を傷つけ、腐食しやすくさせてしまう恐れがある。
TIM DAVIS
(右)木々が成長するにつれて削られた箇所が上へ伸びて回復するようにと、ピカドールたちは地面から同じ高さの位置で採取をつづける。また病気の感染を防ぐため、最近切られたばかりの箇所には樹幹に青い防カビ剤が塗られている。
TIM DAVIS
天然ラバーの使用により、製造過程で二酸化炭素の排出量を削減できることはわかっていました。そしてグアテマラへ旅することで、そのラバーが同地方の社会と生態にもたらす真価を確かめることにも十分な努力を注ぐことができました。
— エリッサ・ローマン
パタゴニア 製品責任マネージャー

FSC 基準は森林管理運営に「林業労働者と地域社会の長期にわたる社会的、経済的な満足感を高める」こと、そして従業員とその家族の健康と安全を保証するために適用可能なすべての法律を満たすか、あるいはそれ以上のレベルに達していることを求めます。

出稼ぎ労働者に依存する農業運営とは対照的に、私たちの供給元である農園の労働者たちは長期契約を与えられているため、彼らは安定した収入を得ると同時に、より熟練した堅実な人材を生み出すことができます。

パタゴニアのサーフ・アンバサダー、ラモン・ナバロに樹液の採取過程を教える農園の従業員。
TIM DAVIS
パタゴニアのデザイン理念はシンプルであること。ヘベアの木からラバーを採取し、それをユーレックス社の精製法で加工することは非常にクリーンかつシンプルで、製造過程からたくさんの無駄を省き、カーボンフットプリントを削減することができました。
— テツヤ・オオハラ
パタゴニア 革新研究ディレクター

サーファーは60年以上にわたってネオプレンに頼ってきましたが、ネオプレンを生産するにはエネルギーを大量に消費し、その材料は再生不可能です。2008年、私達は石油化学製品への依存を削減するべく、再生可能な天然ラバーの使用を試みはじめました。

さらにヘベアの研究開発は重要なもうひとつの利点を明らかにしました。ポリイソプレンのポリマーの生産は工場ではなく木の内部で、しかも人工の電力の代わりに太陽光をエネルギーとするため、従来のネオプレンの精製過程と比較すると、気候変動の要因となる二酸化炭素の排出量を最大80%も削減するのです。

ありがとう、ネオプレン。いままで楽しかったよ。 カリフォルニア州ハーフムーン・ベイ、マーヴェリックス
FRANK QUIRARTE
“1990年代初頭からウェットスーツの製造に取り組んでいますが、製造過程の大きな一部を取り除いて、それを炭素集約度の低い植物ベースの何かに置き換えるチームの一員であることは、私がいままでにしたなかで最高に格好いいことです。”
— ハブ・ハバード
パタゴニア ウェットスーツ開発マネージャー

研究ラボと水中でのテストの結果、ユーレックス天然ラバーの性能は従来のネオプレンに勝るとも劣らないことが確認されました。持続可能な方法で採取されたFSC認証済みの原料を発見した時点で、全力投球することに決めたのです。

FSC認証済みのラバーをいくつかのスタイルに導入するのではなく、今シーズンのフルスーツの全21製品に使用してしまおうと。さらにパタゴニアはそのテクノロジーをサーフィン業界の他企業と共有し、再生不可能な素材からの切り替えの手助けとなることを願っています。

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