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世界に広がるパタゴニアのサーフストア ~波乗り共同体

デヴォン・ハワード  /  2012年5月28日  /  読み終えるまで17分  /  コミュニティ, デザイン

フレッチャーズ・シュイナード・デザインズの Fish(フィッシュ)を運んでいるのがデヴォン・ハワード。パタゴニア・カーディフ、カリフォルニア Photo: Jeff Johnson

世界に広がるパタゴニアのサーフストア ~波乗り共同体

フレッチャーズ・シュイナード・デザインズの Fish(フィッシュ)を運んでいるのがデヴォン・ハワード。パタゴニア・カーディフ、カリフォルニア Photo: Jeff Johnson

ラホヤのパール・ストリートにある地元のサーフショップ「ミッチズ」の神聖なドアにはじめて足を踏み入れたことは、私にとっては通過儀礼のようなものでした。

少年サーファーだった10 歳の私は、店内の狭い壁の棚にびっしりと置かれたサーフィンやスケートボードのギアにすっかり圧倒され、呆然とその場に立ち尽くしながら、店の奥に並ぶパーリントンやベセール、クレイグ、ステープルといった真新しいサーフボードで波に乗る姿を想像しました。そしてカウンターのガラスのショーケースに入ったガルウィングのトラックやライザーパッド、OJ ウィール、パウエルデッキ、ステッカー、グリップテープなどを、よだれを垂らさんばかりに眺めました。そうした品々は、その後の誕生日ごとに両親にねだって買ってもらうようになりました。

10 代前半の私はこの「行きつけの店」で、買えるはずもないギアについて日焼けした店員や常連サーファーたちに他愛のない質問をしながら何時間も過ごしました。そして彼らはそんな私を迷惑がることなく、いつでもつき合ってくれました。ミッチズに出入りするには会員証をもったメンバーである必要はなく、しつこいガキも初心者も地元の大物サーファーも、誰もがいつでも快く迎えられている気分にさせてもらえました。ミッチと彼の熱心なサーフィン仲間たちは、足しげく店に通う私のことや私がサーフィンに望むことをよく理解してくれるようになり、そうした彼らの知識とアドバイスは私がサーファーになるうえで計り知れない貴重なものとなりました。

それから何年もが過ぎ、フレッチャー・シュイナードとマロイ兄弟を中心としたパタゴニアを拠点とする人材たちがパタゴニアの最初のサーフショップを立ち上げようと検討していたとき、その方向性を導くこととなったのが、1967 年創業のミッチズのような場所でたむろしていた日々の経験でした。デール・ベルジー、ジャック・オニール、ホビー・アルターをはじめとするシェイパーたちが50 年代に開業した初期のサーフショップには、ウェットスーツ用接着剤、ファイバーグラス、樹脂、フィンボックスのネジといったサーフィンに不可欠な備品だけでなく、アイテムの選択の幅や品質の高さや信頼性、そしてサーファーたちを特有のコミュニティやカルチャーへと引き込む魅力がありました。

このような店は象徴的な地位を確立し、私たちの波乗り共同体を形成する一端を担うようになりました。サーフジャーナリストのクレイグ・ステシックは、サーフショップは「サーフィンの情報センターであり、ギアの補給地であり、サーファーの半住処、教室、図書館、教会、銀行、美術館である」と、その役割を的確に表現しています。

私たちは最終的に私の地元のブレイクからもほど近い、カリフォルニア州カーディフ・バイ・ザ・シーにある古いマーカンタイル・ビルディングに米国内初のパタゴニア・サーフストアをオープンしました。すっきりとした店内には手作りのサーフィン用ギアやウールの裏地付きウェットスーツ、また地元のアーティストがデザインしたオーガニックコットン製T シャツや、興味深い書籍や現代サーフィン映画のクラシック、そして丈夫なパタゴニア製品など、多岐にわたった選りすぐりのアイテムを並べました。そして何よりもサーフィンが大好きで、その情熱を他者と分かち合えるスタッフを揃えることを重視しました。

世界に広がるパタゴニアのサーフストア ~波乗り共同体

太平洋をはるかに見渡す場所にあるパタゴニア・カーディフ。Photo: Patagonia Archives

パタゴニア・カーディフが店舗を構える築100 年のビルは、ほどなくしてクールなサーフィン用ギアを売るだけの場所ではなくなりました。一流のサーファーやストーリーテラーたちが気軽に立ち寄り、写真やフィルム、サーフトリップ談、またそれぞれが取り組む環境保護活動などをシェアするカルチャーの拠点となりました。そうした彼らの体験を地元のコミュニティと共有したいと考えた私たちは、ジョック・サザーランド、ジェフ・ジョンソン、ロブ・マチャド、ミッキー・ムニョス、スティーブ・ペズマン、ナット・ヤング、トーマス・キャンベルジェリー・ロペスマロイ兄弟、クリス・デル・モロ、トム・ウェグナーといったトップサーファーやアーティスト、フィルム制作家たちを招いて数々のイベントを開催してきました。参加者は数百人のときもあれば、1,000 人を超えることもありました。

その後パタゴニアは、このカーディフにならったサーフストアをほかの場所にもオープンしました。いずれのストアも地元のサーファーやコミュニティに考慮して作られていますが、同時にカーディフのDNA や、さらにそれ以前の偉大なるサーフショップのDNA も受け継いでいます。

カリフォルニア州サンディエゴ出身の二世サーファーであるデヴォン・ハワードは、波を乗ることに基づいたキャリアを築く。かつてはサーフィン雑誌の編集者を務め、『The Seedling』、『Sprout』、『The Present』、『Single Fin: Yellow and One California Day』といった多数のサーフィン映画にも出演している。パタゴニア・カーディフでは2006 年5 月の創設時から2011 年後半までストアマネージャーを務めた。

パタゴニア・カーディフの情報はFacebookTwitterで随時お知らせしていきます。

カーディフの近くにお住まいではありませんか?それでは、そのほかのパタゴニアのサーフストアをご紹介しましょう。

一宮町、千葉 ~海をルーツに
by 藤倉克己(パタゴニア本社 インターナショナル・マーケティング・ディレクター兼日本支社エグゼキュティブ・マーケティング・ディレクター)

世界に広がるパタゴニアのサーフストア ~波乗り共同体

パタゴニア・サーフ千葉のグランドオープニングを祝うスタッフとパタゴニアのサーフィン・アンバサダーたち。Photo: Chris Burkard

九十九里海岸は、日本のゴールドコーストである。

一年のうち間違いなく300 日を越えてサーフィンをすることができる。気圧配置が西高東低になる冬には毎日安定した波が立ち、秋までの台風が太平洋を通る前後の数日は、たちまちエピックなコンディションになる。さえぎるものがない太平洋に開けた海岸線が、南、東、北のうねりを広く受けるからだ。それが千葉だ。

そんな千葉のなかでもとくに波の安定している一宮(いちのみや)にサーフストアを出そうとロケーション探しをはじめてから4 年を経て、2011 年6 月パタゴニア・サーフ千葉をオープンした。国内ではサーフ東京に次いで2 店目である。

パタゴニア本社の建築部が千葉の気候風土を考慮して建物をデザインする。そこにできるかぎりの環境的配慮を施す。そして一宮町の一員として地元に密着させる。これら3 つの大きなハードルを越えることを、私たちはみずからに課した。

世界に広がるパタゴニアのサーフストア ~波乗り共同体

サーフ千葉の敷地内に設置されているシェイピングルームにて、多くの人たちが見守るなかデモンストレーションをするパタゴニア・サーフィン・アンバサダーのジェリー・ロペス。Photo: Chris Burkard

店内はFCD サーフボードウェットスーツがフルラインナップされたサーフコーナーとパタゴニア製品のアウトレットコーナーが半々でお客様を迎える。店内は広くゆったりしているため、のんびりと時間を過ごしてもらうことができる。敷地内の芝生では子供たちが転げまわり、太陽熱による温水シャワーはサーファーの冷えた体を温めてくれる。開店当初から、首都圏から訪れるサーファーにとってはサーフ千葉は九十九里海岸の観光名所のようである。伝統的な日本の建築スタイルである大きな切り妻式屋根に最新のソーラーパネルを備えたストアの前で、多くのお客様が記念写真を撮る。とても楽しそうだ。

サーフ千葉のスタッフたちはストアの前に広がるサンライズポイントで出勤前に、さらにランチタイムにもサーフィンをする。ここは、1 ブロックはなれた場所にある、私たちの先輩であり友人であるサーフショップCHP が、ほぼ40 年もホームとしているところである。波はよく、しかもビーチにゴミは落ちていない。人びとがつねに注意を払いさえすれば海岸は本来のまま美しくある。CHP はそう教えてくれている。

サーフ千葉は誰にとっても明るくオープンなストアだ。フレンドリーなスタッフがいつも笑顔で迎える。訪れたお客様に思い思い気ままに時間を過ごしてもらえればそれでいい。アウトレットで買い物をしながら、パタゴニアがサーフィンで何を伝えようとしているかを見つけるのはきっと楽しいはずだ。

Website: Patagonia Chiba
Twitter: @PatagoniaSurfC

 

サンセバスチャン、スペイン ~コミュニティの壁
by ロロ・フォンド ストアマネージャー(創設以来現職)

世界に広がるパタゴニアのサーフストア ~波乗り共同体

スペイン、サンセバスチャンへの訪問中、パタゴニア・ドノスティアの前で波をチェックするデヴォン・ハワード。

サンセバスチャンのサーフコミュニティは、天候にかかわらず1 年中活気にあふれています。1960 年代に中古のサーフボードとサーフィンへの夢だけを抱え、耐えがたいほど極寒の海を開拓した数人のサーファーたちのおかげで、それ以来ここではさまざまな背景をもつ異なる世代の人びとがサーフィンを楽しんでいます。街で暮らすサーファーたちの大半は、北西のスウェル、南風、そして2 メートル以下の波があるときはラ・スリオラに繰り出し、波がそれよりも高かったり東風が吹いていたりするときは、世界最高級のブレイク、ムンダカやハセゴーに向かいます。

サンセバスチャンストアはラ・スリオラのメイン駐車場のすぐ前にあります。周辺にはカフェやバーが立ちならび、有名な「ムロ(壁)」の上で波を見ながら仲間と過ごす若者たちで賑わいます。このエリアは街の住人、とくにサーファーたちが集まるためには重要な、人気の場所です。

こうしたことにより、ストアはサーフィン関連のイベントやトークショーを開くのに非常に適しています。冒険心に満ちた若く元気なスタッフたちは、サーフィンやスノーボード、スケートボード、登山といったアウトドアのアクティビティが大好きで、訪れた場所は自然のままの状態を保つよう最善を尽くしています。アウトドアへの情熱は私たちがお客様と語り、分かち合うための豊富な情報源です。

ストアではまた地元のコミュニティや旅行者と音楽やアート、そして環境保護活動などの体験を分かち合えるスペースを提供しています。サンセバスチャンには豊かな歴史と文化があり、バスクをルーツとする人びとはスポーツ、食、ナイトライフ、伝統に多大な誇りをもっています。またスペインのサーフコミュニティの環境保護に関する意識は年々高まり、そのためパタゴニアの理念に共感を抱く人も増えています。

Website/blog: Patagonia Surf Europe
Facebook: Patagonia Surf Europe
Twitter: @PatagoniaSurfEU

 

ハレイワ、ハワイ ~アロハのアンバサダー
by ポール・カーソン(ストアマネージャー)

世界に広がるパタゴニアのサーフストア ~波乗り共同体

Photo: Jeff Johnson

ストアの傍らに立つ巨大なアメリカネムノキの枝葉が日陰をもたらす、オアフ島ノースショアにあるパタゴニア・ハレイワストア。マカハのライフガードを務め、海を熱烈に愛したアロハのアンバサダー、故レラ・サンからインスピレーションを受けたこの場所に立つ店内には、彼女のスタイルと美しい海や波の思い出の品々が散りばめられています。

ハレイワストアのスタッフのほとんどは、何らかの形やスポーツで水に深く関わる地元ノースショアの住人です。ボビーはサンセットの伝説的人物で、ヒロミはかつてノースショアのコンテストサーファーとして活躍し、カイルは精鋭ノースショア・ライフガードのメンバーです。またパタゴニアのサーフ・アンバサダーとして名を連ねるコール・クリステンセンメルセデス・マイダナクリスタル・ソーンバーグ・ホムシーもハレイワ在住です。ストアは海からわずか30 メートル。トリプルクラウンの「リーフ・ハワイアン・プロ」が開催されるアリイ・ビーチまで徒歩5 分の位置にあり、通勤の道中にはラニアケアのブレイクがあります。というわけで、私たちはいつも海やサーフィンと密接に結びついているのです。

1994 年にハレイワストアがオープンして以来、パタゴニアがハワイで人気を博す理由のひとつはスタッフです。ストアには世界各国からの旅行者、島をぶらつくローカル、そして11 キロメートルにもわたって延びる世界有数の波を楽しもうというサーファーたちが訪れます。パタゴニアのボード・ショーツ、キャプリーン・ベースレイヤー、軽量なテクニカル・シェル、T シャツなどはこの土地の風土に最適で、さらに私たちはハワイで最初に総エポキシ樹脂製のハンドシェイプ・サーフボードを手がけたストアのひとつでもあります。そしてパタゴニア製品のファンたちは、パタゴニアの環境理念を知るとよりいっそう関心を深めてくれます。

ハレイワストアのスタッフはワイメア・バレーの〈H‘i ipaka(ヒイパカ)〉や〈Kokua Hawa‘i i Foundation(コクア・ハワイ財団)〉など、地元の各種環境保護グループでボランティア活動をしてきました。ストアでは環境イベントやグループディスカッション、情報交換を行い、またサーフィンやクライミング、冒険旅行のスライドショーなども開催しています。こうした地元のコミュニティとの集いはいつも楽しくて、そして勉強になります。

世界に広がるパタゴニアのサーフストア ~波乗り共同体

ワイメア・バレーの保護のためにボランティア活動をするパタゴニア・ハレイワのスタッフたち。左から右へ:クリスタル・ソーンバーグ、 カイル・フォイル、トレーシー・フォイル、ローラン・プール、ヒロミ・ハセガワ・スイット。写真:ケリー・ペリー

Website: Patagonia Hale’iwa
Facebook: Patagonia Hale’iwa
Twitter: @PatagoniaHawaii

トーキー、オーストラリア ~ハンドメイド
by サーシャ・ライトマニス(プロ・マネージャー兼サーフィン・アンバサダー)

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Photo: Chris Burkard

トーキーのグレート・オーシャン・ロードは目を見張る景観と静かなビーチ、そして世界中のサーファーを魅了する波へとつづきます。上級者には「ウィンキ・ポップ」や「ベルズ」といったワールドクラスのライトのリーフブレイク、ロングボーダーには「ポイント・インポッシブル」、冒険好きには南の秘密のスポットにあるビッグウェーブがおすすめで、そして誰もが楽しめるパンチの効いた小さなビーチブレイクもたくさんあります。この海岸には秋から春にかけて最高のスウェルが押し寄せますが、凍てつく冬の朝はオフショアの風と混雑とは無縁の波が確約されているので、パタゴニアのギアをテストするには完璧なコンディションとなります。

そこでテストの適任となってきたのがウェイン・リンチです。彼はパタゴニアのアンバサダーになる以前から秘密のスポットや遠隔のリーフをずっと探検し、異なるギアやデザインを生涯試しつづけてきました。最近ではより環境に配慮したサーフボードを開発するための新技術をテストし、パタゴニア・トーキーストア限定でハンドシェイプのボードを作りつづけています。

各種のボードを豊富に取り揃えたトーキーストアには、サーファーたちが新作のチェックにも気軽に立ち寄ります。また彼らはハードウェアマネージャーでOZ チームライダーでもあるゼブ・ウォルシュとボードのデザインやフィンのオプションなど、サーフィンのあれこれを語り合うことを楽しんでいます。

トーキーストアの快適なソファに座って本を読んだり、DVD を観にくる仲間やお客様も少なくありません。リサイクル材を使って地元で作られた家具、高い天井、自然光などを取り入れた空間は、くつろいだり、興味深いトークに耳を傾けたりするのに最高です。ストアマネージャーは地元のコミュニティとも深く関わり、〈Surfers AppreciatingNatural Environment(自然環境を讃えるサーファーの会)〉、〈Surf Coast Energy Group(サーフ・コースト・エナジー・グループ)〉、〈Plastic Bag Free Torquay(ビニール袋と無縁のトーキーを目指す会)〉など、さまざまなグループの定期ミーティングに店内のスペースを提供しています。

トーキーストアはオープン以来、友人や家族、カスタマー、そして共通した意識をもつ人びとが集まってアイデアをシェアし、ストーリーを交換し、冒険のプランを練るという、相互作用的な場所に発展してきました。このストアのそんな成長を見届けてきたことはとても刺激的な経験です。

Website: Patagonia Australia
Facebook: Patagonia Torquay 

 

フレッチャー・シュイナード・デザインズ(FCD)、カリフォルニア州ベンチュラ ~よりよいサーフボードを求めて

世界に広がるパタゴニアのサーフストア ~波乗り共同体

FCDのサーフボードはすべて、カリフォルニア州ベンチュラで職人の手によってシェイプされ、グラッシングが施されます。当ショップでは、フレッシャーのデザインボードだけでなく、パタゴニアのウェットスーツ、サーフアクセサリーやウェアも取り揃えています。

ベンチュラポイントにあるグレート・パシフィック・アイアン・ワークスの裏手には、1966年にイヴォン・シュイナードが鍛冶をするために開いた小さなブリキ小屋があります。この小屋はかつてボブ・クーパーのオーストラリアン・サーフ・ショップであり、モーリー・ポープのシェイピングルームでもありました。ここは皆の情熱にとって、理想的なロケーションでした。冬のあいだはサーフィンをしながら最高品質のクライミング用ギアを製造し、夏になるとクライミングをしながらギアを販売することができたからです。シュイナード・エクイップメント・カンパニーは、カラビナからクランポンにいたるまでほぼすべてのクライミング・ギアをデザインし直し、改良しました。そして1973年、アウトドアウェアを取り扱うパタゴニアというブランドとして、その範囲を広げました。

それから25年後、従来のポリウレタン性ブランクスを4年間シェイピングするという経験のあと、イヴォンの息子のフレッチャーは、当時のアイアン・ワークスがあった場所の隣の小屋で、よりよいサーフボードを作るためにポイント・ブランクスを立ち上げました。この親にしてこの子あり。フレッチャーとポイント・ブランクスは、さらに強度が高く軽量なボードの製造方法を見つけるまで、何百ものファイバーグラスやフォームパネルを作っては壊すことを繰りかえしました。そして集まった自由な思想をもったサーファーやシェイパーたちとともに、新しい技術を用いたパフォーマンス性の高いボードのデザインを実現したのです。私たちのサーフボード事業は、そこからさらに新しいファイバーグラスの混合技術の研究やシェイパーやテストライダーの輪を広げることで、拡大してきました。しかし私たちの原点はいつでも、よりよいサーフボードを作るという願望です。

Website/blog: FCD Surfboards
Facebook: FCD Surfboards
Twitter: @fcdsurfboards
Flickr: FCD Surfboards

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