クリーネストライン


MEET THE CREW: フレッチャー・シュイナード・デザインズ(FCD):「材料は違う惑星から取り寄せていて、スーパーマンの弱点であるクリプトナイトでできてるんだよ」

MEET THE CREW: フレッチャー・シュイナード・デザインズ(FCD):「材料は違う惑星から取り寄せていて、スーパーマンの弱点であるクリプトナイトでできてるんだよ」

By エリック・ストゥルーファート   |   2012/09/18 2012年9月18日

エリック・ストゥルーファート

eric

サーフィン歴は?

27年。


FCDのボード制作のなかのどの部分を担当していますか?

グラッシングが施されたあとここにきたボードを、オリジナルのフォームの形へとサンディングして再形成すること。そしてそのボードに特別に調合したエポキシ樹脂でホットコーティングして、さらにサンディングを施してから、ショールームにあるような完成品に仕上げるのが俺の仕事だよ。

サーフボード職人歴はどのくらいですか?この業界に入ったきっかけは?

1997年から俺はSターンと呼ばれる自分のボードをシェイプしている。俺はすごいアンダーグラウンドシェイパーの兄貴のピートの影響でサーフィン、それからシェイピングをはじめたんだ。兄貴はすごいぜ。

パフォーマンス性やボードの構造など、 FCDのボードが他社と比べて際立っているところについて、サーフボード職人の観点から教えてもらえますか?

FCDはショートやロングやフィッシュ、そしてファンシェイプなど、すべてのボードカテゴリーにおいて最高級のパフォーマンス性がある。ここでは俺がそれまで働いたショップとはまったく違うやり方でボードを作り上げる。他のどのショップよりも強度が高く、軽量で、そのシェイプ自体の本質に近いものに仕上げている。

他社の材料と違う点を、ご自身の言葉で説明してください。

材料は違う惑星から取り寄せていて、スーパーマンの弱点であるクリプトナイトでできてるんだよ。なんてね。俺たちが使うのは、めちゃくちゃ高密度で軽量のクローズドセルのEPSフォーム。そして、デックには通常2層にするところを3層、ボトムには1層のところを2層のグラッシングを施している。だから強度はものすごく高いんだ。

高品質の製品を生産するために、FCDの作業工程ではどのようなディテールを必要とし、 他社とはどのように違った努力を必要とするのでしょうか。

実際、グラッシング後にもサンディングするので、はじめに余分なレイヤーを必要とするんだ。そうすることで、ホットコーティングを施す前に、シェイプの形に近い形へともって行くことができるということだよ。その後にホットコーティングを施せば、ポリッシングできるグロスのような仕上がりになる。時間だけでなく、材料や経費も節約できるし、ごみの削減はいうまでもない。

あとどのくらいの労力がFCDのボードに必要だと思いますか?

「さらにどのくらいの時間が必要か」ということなら、これ以上はそんなに必要ないと思う。俺の仕事の点では、ボードに2度もサンディングするから、他より多い労力がかかるけど。グラッシングとホットコーティングの段階でサンディングをするからね。

カラーやカスタマーのことなど、自分が作ったボードで記憶に残っていることは?

フレキシブルなテールのボードをいくつか作ったことがあるんだけど、とてもいい具合に仕上がった。実際にテールが波に沿って曲がり、スピードが出るとそのプレッシャーをリリースするんだ。ジョージ・グリノーでいう「変化するロッカー」ってやつ。このあたりでは、ローカルのポイントでめちゃくちゃスピードのでるロッカーが平らなフィッシュをいくつか作った。ひとつはスタンド・アップ・ニー・ボードと俺は呼んでいて、もうひとつは2つのサイドフィンと、小さめのハーフフィンをメインとしてつけたF-250。俺はこれらのボードを短めに5’6”と5’7”で乗ってる。ちなみに俺は身長183センチ、体重75キロ。

FCDで売り出しているボードの中でお気に入りはどれですか?

FCDのボードはどれも、すべてのタイプの波、そしてすべてのタイプのサーファーにあった、素晴らしいボードだよ。

一番ひどかったホールドダウンは?

西オーストラリアのギロチンって呼ばれるポイント。

記憶に残る最高のスウェルは?

ありすぎて数えきれないな。1998年と2005年のかな。懐かしいな。

これまでの人生で最高の波は?

ありすぎてわからない。キャッチするすべての波が人生最高の波だけど、でもあともう一本!って思ってしまう。

FCDで働くことでいちばん気に入っている点は?

全員がサーファーで、互いを尊敬しあっているところ。「サーフボードと一緒に息をしながら生きる」 これが俺のシンプルライフさ。最高だね。

―エリック・ストゥルーファート

500x205_main_crew

コメント 0

関連した投稿

« »