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グリーン・リバーの川辺でボートに荷積みする。写真:BAGのiPhone
グリーン・リバーの川辺でボートに荷積みする。写真:BAGのiPhone

3つの部屋:ブリッタニー・グリフィスのパッキング初級講座

By ブリッタニー・グリフィス   |   2013/01/21 2013年1月21日
グリーン・リバーの川辺でボートに荷積みする。写真:BAGのiPhone
グリーン・リバーの川辺でボートに荷積みする。写真:BAGのiPhone

奇妙に聞こえるかもしれないけれど、私はパッキングが大好き。必需品が限られるとき、たとえば50ポンドのバッグ2個とか――これはバンが運べるもの――40リットルのバックパック1つとか。あるいは機内持ち込みだけに制限されるときとか。「自分が必要だと思うもの」対「実際に持っていくもの」を決めるのは、私にとって楽しいゲームなのだ。

私のいちばん最近の旅はいつもの国内のクライミングの冒険とはちょっと違っていて、荷物はボートに積めるだけに制限された。南ユタのグリーン・リバーをボートで下り、中州でキャンプし、感謝祭のディナーを作り、砂漠の岩塔を登る旅だった。それに合わせて所持品を調整するのは厄介だ。すべてがラフトに収まらなければならないのだから。モアブからは車とボートでのアクセスに1日かかる遠隔地でもあり、必需品を忘れることは面倒なだけでなく、悲惨な旅になってしまう。旅に出る前日にJTが急いで仕事に出かけるとき、彼は私に短いリストをよこした。剪定ばさみ、斧、手斧、ウェーダー、キャメロットの#4, #5, #6を2個ずつ、そしてビール6ダース。私は斧のリクエストと、これだけのワイドクラック用のギアを要するルートを登ることと、どっちにより不安を抱くべきかが分からなかった。

私は優れたパッカーだ。何かを忘れることはめったにない。それは私の真の才能といえる数少ないもののひとつ。ときとして私はまずパッカーであり、次にクライマーであり、クライミングはパッキングをする言い訳なのかしらとも思う。1年に200日以上は自分の家からはなれているから、つねに荷造りと荷解きを繰りかえしている。ときどきバッグを開き、その中身を洗濯機に入れて、それをまた同じバッグに戻すということを文字通りやる。過去12か月のあいだに私がした旅は、シシリー、スペイン、ウクライナ、フランス、トルコ、中国、そしてアメリカの12州以上になる。

ブラック・ホール・ダッフルを運搬するより良い方法は、フリー・ウィーラー、あるいはブラック・ホール・ローラー(近日登場する予定)の上に載せること。Photo: JT

ブラック・ホール・ダッフルを運搬するより良い方法は、フリー・ウィーラー、あるいはブラック・ホール・ローラー(近日登場する予定)の上に載せること。Photo: JT

3つの部屋:ブリッタニー・グリフィスのパッキング初級講座
荷物はたくさん詰めれば詰めるほど、運搬と監視の手間が増える。マリのベースキャンプ、ハンド・オブ・ファティマで荷解きをし、バーキナ・ファッソのバス停で目を光らせるブリッタニー。Photo: JT
荷物はたくさん詰めれば詰めるほど、運搬と監視の手間が増える。マリのベースキャンプ、ハンド・オブ・ファティマで荷解きをし、バーキナ・ファッソのバス停で目を光らせるブリッタニー。Photo: JT
ビッグウォール用のパッキングは私のいちばんのお気に入り。ベビーワイプをお忘れなく。そう、写真に写っている彼はキース・マロイ。Photo: BAG

ビッグウォール用のパッキングは私のいちばんのお気に入り。ベビーワイプをお忘れなく。そう、写真に写っている彼はキース・マロイ。Photo: BAG

すべてのゲームと同じように、パッキングにも計画が必要。私のちょっぴりおかしな戦略を紹介するわ:

67坪の家に住んでいるけど、私が必要なものがある部屋は3つだけ。1)服がある寝室、2)洗面用具がある洗面所、3)ロープ、カム、ヘルメット、サーフボード、ウェットスーツ、テントからダッチオーブンまで、すべてのギアがある地下室。

これらの3部屋から素早く基本的なパッキングをする。季節や場所を問わず、つねに携帯するのはナノ・パフトレントシェルニットの帽子長いスカートスプライト・キャミフランネル。そのベースのリストから、アクティビティと場所に合わせて詰めていく。それからギアを集め、ヘッドランプ、ヘッドランプ、ヘッドランプと唱えながら、この必須ながら見逃しやすいギアを忘れないようにする。洗面用具は簡単。歯ブラシ、リップクリーム、耳栓、髪から洋服までなにもかも洗える小さなグリーンの石鹸。

モスクワ空港での18時間のレイオーバーのあいだ、今度は私が荷物に目を光らせる番。Photo: John Burcham

モスクワ空港での18時間のレイオーバーのあいだ、今度は私が荷物に目を光らせる番。Photo: John Burcham

3部屋。必要なものすべて。ほぼ確実なシステムだと思う。

というわけで、私はいまここ地下で、ゴム長靴やダッチオーブンや#6のキャメロットが詰まった箱やバッグのあいだに立ちながら、iPhoneにタイプしている。でも荷解きをしている時間はない。3日後にはドミニカン共和国へ出発するのだから。パフ・パンツからビキニへ…。最高でしょ?

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