パタゴニアが森林管理協議会(FSC)認証済みの消費者から回収/リサイクルされた古紙(PCR)100%のカタログを初制作
カタログの制作のトップ会社が古紙100%を利用したカタログを実現
2014年8月26日、ウイスコンシン州メノモネ・フォールス 先進的な考えをもち、環境への取り組みのリーダーでもある、カタログのトップ印刷会社のアランデル・コーポレーションが、パタゴニアのために森林管理協議会(FSC)認証済みの消費者から回収/リサイクルされた古紙(PCR)100%を採用したカタログを制作したことを発表しました。パタゴニアとの仕事を通じてアランデル社は、リサイクル100%のプレミア紙を利用して、カタログ印刷における環境への影響を削減すると同時に、地元地域を保護しています。
パタゴニアは環境スチュワードとしての広範な経歴を誇りますが、消費者から回収/リサイクルされた古紙(PCR)100%の紙ではその高い品質水準を実現することができず、これまではPCR30%の紙を使用していました。最近出版した同社の『ALPINE FALL 2014』カタログは、カスケード社製造の「ロランド・エンバイロ100サテン」に印刷されており、表紙が80ポンド、本文が50ポンドの再生可能なバイオガスエネルギーで製造された、「Ecologo」および「Processed Chlorine Free」の正式認可を受けた紙を採用しています。インキメーカー、カスケード社の紙技術チーム、そしてパタゴニアのクリエイティブ部門の協力を得て、アランデル社は製品の色およびパタゴニアが望む雰囲気を捉えた、傑出したカタログの制作に成功しました。
〈Environmental Paper Network〉のPaper Calculatorによれば、PCR30%の代わりにロランド紙を採用することにより、パタゴニアは以下を節約したことになります。
536トンの木材
498メガワット時のエネルギー
5,512キロリットルの水
93トンの固形廃棄物
「クライアントが必要性に対応するため、環境的で持続可能なイニシアチブの印刷要件に見合う解決策を生み出すことが重要になってきました」と新ビジネス開発部門の副社長トム・ベネディクトは語ります。「この過程は、リサイクルされた紙と標準の印刷技術を組み合わせることにより、環境問題をより重視するお客様を引き寄せ、そして環境への負荷を軽減するのです」
アランデル社はつねに環境への責任について真剣に受け止めてきました。「私たちはずいぶん前から環境に配慮した隣人であることは良いビジネスにつながること、また企業使命の重要な一部であることを理解してきました。アランデル社は環境問題意識を高める印刷の実践を通じて、危険な問題を生産的な用途へと変え、資源を節約し、環境を保護するより優れた技術の最先端を歩んできました」と社長兼CFOのブラッド・ホフマンは強調します。
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『Alpine Fall 2014』カタログは現在パタゴニア直営店で無料配布中。またカタログ請求ページからもご請求いただけます。