映画『ダムネーション』公開まで、予告編を観て、行動を起こそう
役立たずのダムを取り壊そう
いまから3年前、イヴォン・シュイナードは生態学者/水中写真家のマット・シュテッカーと共同して、長年の自然保護活動によって彼らが学んできたことを伝えるための映画の構想に着手しました。そしてフィルム作家のベン・ナイトとトラヴィス・ラメルと組み、『ダムネーション』の製作を実現させました。
パタゴニアは1993年以来、もはや使われていないダムの撤去を支持する活動に関わってきました。そのはじまりは、画期的な事件となったメイン州ケネベック・リバーのエドワーズ・ダムの撤去、つまり150年間も塞がれていた産卵場の復元に貢献したときからです。映画『ダムネーション』の公開まで、ぜひ予告編をご覧ください。
日本の川に自由な流れを取り戻す
そして、DAMNATIONFILM.NETで私たちの活動に参加してください。アメリカ本社では役に立たないダムの撤去を訴え、オバマ大統領宛の請願書に署名するよう皆様に促しています。
日本支社では「日本の川に自由な流れを取り戻す」ため、まずは熊本・球磨川の瀬戸石ダムの撤去、愛知県・長良川河口堰の開門、北海道サンル川のサンルダムの中止のために、行動を起こします。
日本は川に恵まれた国です。その川に私たちはこれまで2700基以上ものダムを建設してきました。これらのなかには、当初の目的を果さず、管理・維持に多額のコストがかかり、市民の安全性、生態系の健全性、漁場そして流域の文化に対して持続的に害をもたらしているダムが数多くあります。日本の川の大部分はいまやダムや堰によって自由な流れを遮られ、さらに新たな建設によって、そうした川がまた一本増えようとしています。
DAMNATIONFILM.NET/ACTIONから「Change.org」オンライン署名・キャンペーンに参加してください。