デーブ・ローゼンバーガー 1976-2015
今日は悲しいお知らせがあります。パタゴニア・スキー・アンバサダーで、「アメリカン・デーブ」として知られていたデーブ・ローゼンバーガーが、1月23日金曜日、モンブラン山地のイタリア側をスキーで滑走中、雪崩に遭い、亡くなりました。デーブがパタゴニア・ファミリーの一員になったのは2010年でした。私たちはデーブの家族と友人たちに心よりお悔やみを申し上げます。彼は多くの人にとってのインスピレーションでした。彼を失ったことで世界中が失望することとなるでしょう。
以下はパタゴニアのグローバル・アウトドア・マーケティング・ディレクターであるジョシュ・ニールセンの追悼のコメントです。
「彼は純粋な情熱をもったスキーヤーの見本のような人でした。彼はカメラで撮影されたり人に注目されたりするためにスキーをしていたのではなく、正しい動機のもとスキーというスポーツに全力を傾けていました。デーブは予測したうえでのリスクを負う人であり、才能あるアスリートでした。そして冬はとくにシャモニをホームにし、世界でももっともチャレンジングなラインでのクライミングとスキーに人生を捧げていました。デーブはそのリラックスした滑走スタイルとは裏腹に、情熱的な性格の持ち主でもありました。彼はパタゴニア・ファミリーに対して多大な貢献をしてくれました。製品デザインを見極める才能があった彼は、明確で、貴重な製品テスターでした。彼はまたアンバサダー仲間たちからも愛され、シャモニのパウダーを愛する冒険者たちの友人であり、媒介者でもありました。思いやりに満ちたデーブのことがとても深く惜しまれます」