クリーネストライン


Photo: Ken Etzel
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ルーシッド・ドリーミング

By パタゴニア    |   2015/05/11 2015年5月11日
Photo: Ken Etzel
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パタゴニア・クライミング・アンバサダーのアレックス・メゴスが、バターミルクのグランパ・ピーボディのボルダー「ルーシッド・ドリーミング(V15)」の第3登を成功させました。ドイツの天才児は2度の努力を経て成し遂げました。

「夢のみたいだけど、夢じゃない。ついに僕にとって最難のボルダリング課題かつ最長のプロジェクトに成功した!」 アレックスは新たに作ったインスタグラムのアカウントでこう述べました。

同行した写真家のケン・エッツェルがこのクライミングを撮影し、詳細について語ってくれました。

「昨夜、ついにイーストサイドでは降雨があったが、それが彼の成功の鍵だったと思う」とケンは語ります。「アレックスは指の皮が裂けて苦労していたしね」

くそっ! 登れこそしなかったが、代わりに驚いたこともあった……。ボルダリングは厳しい

「ボルダーは14メートルだが、極小のホールドを使った極度に困難なムーブのある出だしの4.5メートルが核心だ」とケンは語ります。「とくにムーブのひとつは極度にツルツルのピンチで、使いこまれた石鹸みたいだ。空気中の水分は実際に摩擦を増す。クライマーはこれを“スティッキー・ウェット”と呼ぶ。最も困難なムーブはこのホールドを左手で押さえ、カチホールドにランジするもの。今日(1月27日)、アレックスは2度目のトライで簡単にこれをこなした。しかし、雨のおかげで上部のスラブでいくつかやばい瞬間があった。彼は9メートル上でフットホールドを乾かすためにフィーリックスとダニエラにチョークバッグを投げてもらった」

「彼はこのボルダリング課題に成功した3人目のクライマーだ。グレードはV15で確率の悪いムーブで悪名高い。彼は合計11日のトライを要した。11月に3日と、この旅行では8日。パタゴニアのクライミング・チームにとってエキサイティングな瞬間だ。「ドーン・ウォール」ではないが、世界級のクライミングであることにまちがいない」

Photo: Ken Etzel
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ビショプでの初日、アレックスはグランドマ・ピーボディで「ダイレクト・ノース(V14)」を登りました。昨日、彼は「メイズ・オブ・デス(V12)」をフラッシングし、また「ディス・サイド・オブ・パラダイス(V10)」を下から素早く片付けました。でもアレックスがアメリカを旅した目的は「ルーシッド・ドリーミング」でした。

「2014年の11月、『ルーシッド・ドリーミング』に3日挑んで以来、この課題のために戻ってくるのを本当に楽しみにしていた。僕がこれまで登ったことのないV15のグレードだというだけではなく、課題自体が純粋かつハードで、とても魅力的だった。トリックもフックもなく、ただ3つの極小ホールドがつづく。僕にとって最も純粋なボルダリングの形だ。これを登れることを自分自身に証明したかった。それが4週間トレーニングして戻ってきた理由。あるものに100%集中したときに何が達成できるかを知りたかったんだ」

https://www.instagram.com/p/yOWvOFSGwC/?utm_source=ig_embed

ビショップ近郊の山での休息日。この時期にしては温かすぎる天気!

皆さん、よい一日を。

Red Bullがこのボルダリングを捉えたフルビデオをリリースしました。お見事。

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