自身もその保護に協力する故郷のブレイクで、もうひと乗りするためにポイントへパドルアウトするラモン。チリ、プンタ・デ・ロボス Photo: Rodrigo Farias Moreno
自身もその保護に協力する故郷のブレイクで、もうひと乗りするためにポイントへパドルアウトするラモン。チリ、プンタ・デ・ロボス Photo: Rodrigo Farias Moreno

『The Fisherman’s Son』:プンタ・デ・ロボスへの僕のビジョン【アップデート:ラモン・ナバロ来日フィルム&ブックツアー日程】

By ラモン・ナバロ   |   2015/06/29 2015年6月29日
漁具を整理するラモンと彼の父アレハンドロ。Photo: Jeff Johnson
漁具を整理するラモンと彼の父アレハンドロ。Photo: Jeff Johnson

子供のころの僕は、父の手伝いをしながら父とまったく同じような漁師になりたかった。でも数人の男たちがサーフボードとウェットスーツとともに町に現れたとき、僕は思わず「ワオ!これはすごい」とつぶやいた。そしてそれからは、世界中の何よりもサーフィンについて学びたいと思うようになった。

そうしてサーフィンを学び、世界中を旅しはじめたのだが、サーフィンをするのにいちばんの場所は地元であることにすぐに気がついた。ここにはビッグウェーブもあれば、質のいい小さな波もあり、僕の愛する伝統的な漁業文化がある。だからここを超える場所はどこにもない。

僕は旅をしながら、世界中の同じような海岸が汚染され、自制心のない開発業者たちによって永遠に傷つけられてしまった姿をたくさん目にしてきた。以前は手つかずだった場所が台無しにされてしまった様子も見てきた。そして僕が愛するこの海岸も、パルプ工場、下水パイプライン、ダム、無分別な開発などによって、脅かされていることを知った。

チリは素晴らしい国だ。僕はチリのプンタ・デ・ロボス出身であり、漁師でありダイバーである父の息子に生まれたことに、このうえない誇りをもっている。僕にはこの海岸を守ることで先祖に敬意を捧げる責任があると信じている。守らなくてはいけないのだ。未来に伝統的な漁師とその糧である魚を確実に存在させられるかどうかは、僕ら次第だ。僕らの子供たち、そして彼らの子供たちに美しい風景と多様な生物を見せてあげられるようにするのは、僕らの責任なのだ。

自身もその保護に協力する故郷のブレイクで、もうひと乗りするためにポイントへパドルアウトするラモン。チリ、プンタ・デ・ロボス Photo: Rodrigo Farias Moreno
自身もその保護に協力する故郷のブレイクで、もうひと乗りするためにポイントへパドルアウトするラモン。チリ、プンタ・デ・ロボス Photo: Rodrigo Farias Moreno

僕はプンタ・デ・ロボスに生まれ、プンタ・デ・ロボスを愛している。プンタ・デ・ロボスを、そしてチリのすべての海岸を守るために僕は戦う。しかしそれは僕個人が望むかどうかに関係なく、未来全体のためにだ。

僕だけで達成できることはわずかだということはわかっている。正しい行動が何であるかは、誰もがわかっていると思う。それは立ち上がり、このような特別な場所が姿を消す前に守るということだ。

プンタ・デ・ロボスの保護を支援しよう

いますぐ行動してください──皆様が寄付してくださった金額を倍にします

私たちはプンタ・デ・ロボスの永久保護を目指すラモンと地元市民、そして〈セーブ・ザ・ウェーブ〉のビジョン「ポル・シエンプレ!」を支援します。いま現在からこの秋にロボスが「ワールド・サーフィン・リザーブ」として認定されるまでの期間、パタゴニアでは皆様にご寄付いただいた金額と同額の寄附を最大10万ドルまで行います。

行動を起こそう:寄付をする

『THE FISHERMAN’S SON』をご覧ください

 The Fisherman’s Son(トレイラー)。ビデオ:Farm League、監督:クリス・マロイ。

『The Fisherman’s Son』の製作現場からの写真を以下にご紹介します:

アサド(バーベキュー)の音響効果。Photo: Jeff Johnson
アサド(バーベキュー)の音響効果。Photo: Jeff Johnson
プンタ・デ・ロボスのモロスの外でボードに座るラモン(この眺めは通常ビッグウェーブサーファーにしか見ることのできないもの)。プンタ・デ・ロボスは今秋「ワールド・サーフィン・リザーブ」となりますが、やるべきことはまだたくさん残されています。ぜひ寄付について今日ご検討ください。Photo: Rodrigo Farias Moreno

プンタ・デ・ロボスのモロスの外でボードに座るラモン(この眺めは通常ビッグウェーブサーファーにしか見ることのできないもの)。プンタ・デ・ロボスは今秋「ワールド・サーフィン・リザーブ」となりますが、やるべきことはまだたくさん残されています。ぜひ寄付について今日ご検討ください。Photo: Rodrigo Farias Moreno

7月2日アップデート:ラモン・ナバロ来日フィルム&ブックツアー日程

フィルム&ブックツアーのために来日するラモン・ナバロとのこのプレミア上映会に、ぜひご参加ください。また、プンタ・デ・ロボスを保護するために私たちにできることを学びましょう ― ポル・シエンプレ!

イベント当日は各会場にて、本映像の必携本、パタゴニア刊『The Fisherman’s Son:ラモン・ナバロのスピリット』(日本語版)をお求めいただけるほか、ご希望の方にはラモン自らがサインいたします。また本書は各直営店およびオンラインショップでも発売中。オンラインショップからは送料弊社負担でお届けいたします。

7/9(木):19:00開場/19:30開演
渋谷・シダックス・カルチャーホール

7/10(金):19:00開場/19:30開演
鎌倉生涯学習センター

ご予約、お問い合わせはこちら
*ご予約にはご希望の日時/会場/代表者のお名前/電話番号/参加人数が必要となります。

本イベントは無料です。