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地球が私たちの唯一の株主

事業の繁栄を大きく抑えてでも地球の繁栄を望むのならば、私たち全員が今手にしているリソースでできることを行う必要があります。これが私たちにできることです。

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パタゴニア  /  2017年9月11日  /  読み終えるまで6分  /  Worn Wear, スノー

昨年の冬、裁断テーブルでカッコつけるリノの修理技師たち。左から右:シルビア・アギュレラ、リバー・リース、アンディ・クック、ジョラ・シープラ、クリスタル・ロバーツ、サン・カーン、クラレット・ガルシア、ネリー・ハーネンデス、レスリー・キャッスル、アンジェリタ・ゴンザレス。Photo: Ken Etzel

長持ちする機能と修理への忠誠

使い捨てが当たり前のスキー/スノーボード・ファッションの時代にスノー製品を長く使うことは、私たちが知る最も急進的な行為です。私たちは平均でわずか3年しか衣類を所有しません。にもかかわらず新しい衣類の製造に要する素材と工程は、惑星にとってはとても高くつくものです。平均的なアメリカ国民は毎年36キロの衣類やその他のテキスタイル製品を捨て、その85%が埋め立て地行きとなります。捨てられる衣類のほとんどが再利用に適したものであるにも関わらず、寄付あるいはリサイクルされるのはそのわずか15%です。

私たちは長く使うことのできる冬の衣類やギアを作ります。それを長期にわたって使っていただき、まっさらの新品を愛することに慣れている多くの人びとがそうするのと同じように、そのギアを使って得た経験を愛していただきたいからです。皆さまのスノーアクティビティのための衣類は、良いバックカントリーでのパートナーのように信頼できるものとなります。それらが何を生き延び、どんな場面で活躍するのかを、皆さんはわかっています。それらは遠隔地の山頂への最後のステップを重い足取りで歩き、マルチデーの行動を耐え抜いてきました。シーズン最高のターンにどっぷりと浸かり、その過程で一縷の涙と修理にも持ちこたえました。そんな衣類を所有しない理由があるでしょうか。ただ翌シーズンの色と取り替えるためだけに。

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その日を持ちこたえるための一時しのぎとして、パトール小屋でジャケットに昔ながらのダクトテープ処理を施すクレステッド・ビュートのスキーパトローラーのエリー・アトキンス。コロラド州クレステッド・ビュート Photo: Jeff Cricco

パタゴニアは2種類の方法で私たちのモノとの関係を変えようとしています。そのひとつは丈夫で高機能の長持ちする製品を、可能なかぎりのリサイクル素材で作る私たちの献身的な取り組みです。たとえば今シーズンの頂点を飾るパウスレイヤー・ジャケットとビブは、表面に100%リサイクル素材を使用したゴアテックス・プロ・ファブリクスで作られています。もうひとつは修理または再利用して、製品の寿命が尽きたときにリサイクルするという強い姿勢です。

約10年前にいかなる製品もお客様から引き取ることを公に誓約したのち、私たちは「リデュース、リペア、リユース、リサイクル」のモットーのうちリサイクルが最後に来るのには正当な理由があることが分かりました。あるモノはそもそも作られるべきでも、買われるべきでもありません。作られるモノすべてに返済することのできない環境コストがかかります。壊れたものは修理可能であるべきです。そしてまだ使えるのにクローゼットやガレージに眠っているだけのモノは世に循環されるべきです

リノの修理施設を増強してもその数か月以内にはまたその許容量を超えていたパタゴニアは、北米最大の修理施設(毎年5万点のアイテムを修理)を稼働させるようになりました。日本では神奈川県鎌倉市にリペアサービスがあり、カスタマーサービス、パタゴニア直営店、正規取扱店でお受けするだけでなく、直接リペアサービスへお持ち込みやご送付もしていただけます。

パタゴニアは2種類の方法で私たちのモノとの関係を変えようとしています。そのひとつは丈夫で高機能の長持ちする製品を、可能なかぎりのリサイクル素材で作る私たちの献身的な取り組みです。たとえば今シーズンの頂点を飾るパウスレイヤー・ジャケットとビブは、表面に100%リサイクル素材を使用したゴアテックス・プロ・ファブリクスで作られています。もうひとつは修理または再利用して、製品の寿命が尽きたときにリサイクルするという強い姿勢です。

約10年前にいかなる製品もお客様から引き取ることを公に誓約したのち、私たちは「リデュース、リペア、リユース、リサイクル」のモットーのうちリサイクルが最後に来るのには正当な理由があることが分かりました。あるモノはそもそも作られるべきでも、買われるべきでもありません。作られるモノすべてに返済することのできない環境コストがかかります。壊れたものは修理可能であるべきです。そしてまだ使えるのにクローゼットやガレージに眠っているだけのモノは世に循環されるべきです

リノの修理施設を増強してもその数か月以内にはまたその許容量を超えていたパタゴニアは、北米最大の修理施設(毎年5万点のアイテムを修理)を稼働させるようになりました。日本では神奈川県鎌倉市にリペアサービスがあり、カスタマーサービス、パタゴニア直営店、正規取扱店でお受けするだけでなく、直接リペアサービスへお持ち込みやご送付もしていただけます。

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昨年リノの修理施設で直した5万点の衣類のひとつを修繕する技師のアンディ・クック。Photo: Tim Davis

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リノの配送センターと修理施設を見下ろす。トラッキー・リバーから歩いてすぐの場所にあるこれらの施設は、ビルの裏にある多数のトレイル・システムへのアクセスにも便利。遠くに望むのはピーバイン・ピークの山麓。ネバダ州リノ Photo: Tim Davis

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衣類にマッチする飾り付け(ジッパー、ボタン、ジッパープル)を探すパタゴニアの修理監督、タンヤ・ナウロッキー。Photo: Fred Marmsater

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スキーパトロールのジャケットを直すパタゴニアの修理技術者マニュエル・リヴェラ。Photo: Ken Etzel

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墓場:必要に応じて修理技師はこれらのシェルから使える生地を取り除く。Photo: Tim Davis

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ジオ・ナイトのヒートプレス機で温めてから緩ませたあと、パウスレイヤー・ジャケットのジッパーの裏地から防水処理テープをはがすアンディ・クック。Photo: Tim Davis

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修理のできない衣類も捨てられることはない。修理不可能なこれらの衣類の束はアップサイクル、リサイクルおよび/あるいは再利用される。Photo: Tim Davis

パタゴニアのスノー製品はいずれも機能が長持ちし、修理しやすいように作られています。皆さんのシェルが損傷を受けた場合は、私たちが修理するか、あるいはその修理方法をお教えします。それが修理の限界を超えていたら、私たちが再利用/リサイクルします。

パタゴニアは製品を保証しています。

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私たちはみずからの影響に責任をもちます。

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私たちは草の根活動を支援します。

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私たちはギアを生かしつづけます。

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私たちは利益を地球に還元します。

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