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それを愛するなら、そのために走って

クリッシー・モール  /  2019年10月30日  /  読み終えるまで17分  /  トレイルランニング, アクティビズム

タカイナ/ターカインの初回ウルトラマラソンを走るクリッシー・モールとグラント・ガイス。Photo: Jarrah Lynch

クリッシー・モールによるタカイナ/ターカインの初回ウルトラマラソンからのレポート

「足跡がないね」とパタゴニアのアンバサダー仲間でニュージーランド出身のグラント・ガイスが、私が考えていたことを口にした。私たちのヘッドランプと携帯電話の光はレベッカ・ロードからの繁ったダブルトラックを薄暗く照らしていた。「100人が5分後にレースをはじめるのなら、足跡はあると思うけど」と、彼は事もなげに言った。携帯信号はなく、40時間旅したあとで完璧に時差ボケで、いま何時なのかもよく分からず、オーストラリアのタスマニアでの65キロのタカイナ・ウルトラマラソンがはじまるまでの調整時間は36時間もない。私たちは時間を間違えたのではと考えた。「午前6時半のスタートは間違いないわよね?」

その前夜、ランナーとボランティアの大勢のグループがマラワ・ホールに集った。このグループを見分けるのは簡単だった。ランナーは必要なギアでいっぱいの給水パックを持っている。私は皆と一緒に並んでいたが、喋るとすぐに目立った。「どこから来たの?」自分に訛りがあると思ったことは一度もなかったが、私がオーストラリア出身でないのは明らかだった。どこだと思う?と私が聞くと、「アメリカ、それともカナダ?」というのがその答えだった。太平洋北西部、ことにワシントン州のベリンガム出身の私は、シアトルよりもブリティッシュ・コロンビアのバンクーバーに近い。明らかにそれが私の喋りに反映されているのだろう。

ゆっくりとホールの入り口へ進むと、Tシャツを手に笑顔で去る人たちがいた。私は大きな黒いテント、2つのバナーと数個の簡易トイレに囲まれたレンガのビルを見渡した。レースの広告に気づいたが、それは趣味のいいもので、この集まりを圧倒するようなものではなかった。快活なケイト・ハンソンが「本をありがとう!」と、しきりに周りを見回していた私に直に話しかけてきた。「あなたが誰だか知っているわ。皆は知らないかもしれないけど、私はあなたとあなたの本を知っているの。本当に助けられたわ!」故郷からこれほど遠い場所で彼女のエネルギーと笑顔で歓迎されることが心にしみた。レンガの建物への距離が短くなっていくなか、私たちは会話をつづけた。資金集めのコーディネーターでその時点での私の連絡先だったサイモン・ハリスが温かい笑顔で、Tシャツを置いたテーブルを挟んで、私を抱擁して歓迎してくれた。グラントと私はゼッケンとTシャツを受け取った。

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タカイナ/ターカインを保護することの偉大な恩恵について語るボブ・ブラウン。Photo: Jarrah Lynch

「あの男としっかり目を合わせるんだぞ」とグラントが言った。

「どういうこと?」

「ギアチェックだよ。何も取り出さなくていい。彼と目を合わせさえすれば」

「軍隊の男なの?」

「たぶんね」

私の番が来た。必要なギアをすべて持参しているかどうかの確認を受ける。ギアチェックのボランティアは眼鏡越しに私を直接見つめると、目をそらさないように、そらしたら、必要なギアをすべて見せてもらわなければならないからと説明した。私は軍隊にいたことがあるのかと聞いた。

「ああ。ヘッドランプは持ってる?」

「はい」

「地図は?」

「友達がいま取りに行っています」

「スペースブランケットは?雨具は?」

「はい。はい」

「サーマルは?コンパスは?」

「……はい」

「ここを見て。コンパスは持ってるのか?」

飛行機に乗る数時間前に父から借りた小さなプラスチックの器機について不安だった私の目がそれたに違いない。

「はい、でも使い方をおさらいする必要があるかもしれません」

「オーケー。食糧は?」

「はい」

「オーケー。明日これを全部持っていくように」

「わかりました」

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オーストラリア議会に嘆願書を提出する緑の党の連邦議員ニック・マックキム(写真)とピーター・ウィッシュ・ウィルソン。この時点で27万人以上が署名していた。Photo: Penny Bradfield

時間はそれほど経過しているようには感じられなかった。私は時計(どうしても正しい時間帯に変更できなかった)をチェックするのではなく、流れにしたがった。大きな団体がテントの下に集まった。パックはすべて車のなかに収納され、内に秘める熱意が全員にあふれてくると、ランナーとボランティアの区別が難しくなってきた。このイベントの参加を歓迎する〈ボブ・ブラウン財団〉とパタゴニアが静かに聞き入る聴衆に挨拶したあと、ボブ・ブラウン自身が講演した。彼がタカイナ/ターカインについて、私たちがそこにいることの重要さ、すでに集まった募金への感謝の気持ち、そして過去10年にわたる多雨林とアボリジニの土地を保護する取り組みについて情熱的に語ると、すでにそこに結集していた活気に火がついた。さらに彼は木の上に住み、林道と持続不可能な林業を阻止するためにキャンプを守るボランティアについて、最近近くの伐採区画で焼かれたエリアについて、皆伐された地域に残されたものをヘリコプターがネパームのような薬品を落として燃焼したことについて語った。映画『タカイナ/ターカイン』に登場した医師ニコール・アンダーソンの「いったいこれのどこが持続可能だと言うの?」という叫びが私のなかでこだました。土地と特別な野生地を守るために身の危険をもいとわないこれらの戦士たちは、私たちの感情を乱し、この場所を保護する強烈な意欲を駆り立てた。

力強いボブ・ブラウンにつづき、財団のコーディネーターのジェニー・ウェバーがレース・ディレクターのリンカーン・クゥイリアムを紹介した。彼は質疑応答のために私たち3人をステージに招いた。グラントとニコールと私は翌日ゴールラインを踏めるよう鼓舞するため、ランナーたちの質問に順番に答えた。このなかでの私のお気に入りはニコールが森について話したことだった。彼女は私たちトレイルランナーの誰しもが道を移動しながら感じることを簡単に言葉にできる人だ。彼女がもつ意識の深さを、それぞれのランナーがもっていてもいなくても、私たちはそれを感じる。シダからキノコ、草原から砂のビーチまで、私たちの毛穴は自然の空気を吸収し、そのつながりはどんなランナーにとっても燃料となり、ひらめきとなる。

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タカイナ/ターカイン地域は世界でも最も手付かずのゴンドワナ多雨林のある場所であり、南半球でアボリジニの考古遺産が最も密集している地域のひとつだ。Photo: Mikey Schaefer

リンカーンはそれからコースの説明として、この地域の美と潜在的な危険、そしてビーチの予想不可能な逆風について詳細に語った。情報とひらめきを手に一団がホールへと進むと、地元のアボリジニ文化センターの代表デュウェイン・エヴェレットスミスから歓迎を受けた。17歳のときに先住民の歴史と土地へのつながりについて理解することで自分自身へのつながりを発見した彼のストーリーは、彼の歌とともに一生忘れないだろう。彼は私たちに、歌を聴きながら目を閉じて私たち自身の特別な場所と気遣う人びとを視覚化するよう勧めた。この経験はのちにFacebookでシェアされた。

いまこれを書いていると、この週末を取り巻く雰囲気を作り出したイベントの総体が見える。デュウェインの歌のあと、部屋を圧倒したこの平和のエネルギーにつづいて、私たちはホールが捻出したバラバラのお皿やボウルに盛られた手作りの野菜中心の食事を分かち合った。リサという名前の活動家兼医師のランナー(彼女は22キロでも走った)の指揮のもとにボランティアチームが作った食事は美味しかった。無数の時間と個人のエネルギーがこの集会全体のエネルギーに注がれ、ランナーとボランティアにとって心地よい環境を作った。私は典型的なレース前の緊張感や意欲は置き去られていることに気づいた。代わりに、私たちは見知らぬ人や親しい友との食事を楽しんだ。

「道路が封鎖されていました。残りのランナーたちは封鎖によりホールへ入るのを阻止されました」とパタゴニアの環境マーケティング・ディレクターのシャノン・ボークが私たちに告げた。彼女は携帯電波が届く地域まで車で戻り、レース・ディレクターに連絡した。「どうやって自家用車で人を運ぶか算段していますが、地元民はそれも阻止しようとしています。レースは遅延となるでしょう」

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初回のタカイナ/ターカイン・ウルトラでは100人のランナーが65キロあるいは22キロを険しいタカイナ/ターカインの海岸線に沿ってトラバースした。Photo: Jarrah Lynch

私はランナーたちと一緒にそこにいられたらよかったのにとすぐに思った。抗議するために何を言えばいいのかを知っているからではなく、ただ一緒にそこにいるために。この感情を抱いたのは私だけではなかった。あとになって私たちが知ったのは、ボブ・ブラウンが現場に現れて、タカイナ/ターカインを保護することについての彼らの恐怖をより理解するために、抗議者と対話をもったということだった。一部の人たちは、彼らの存在と家族を支える生活の糧が脅かされると感じ、彼らの子供たちのために林業の仕事がなくなることを恐れている。それは昔ながらの生き方、彼らが知る唯一の生き方であり、林業の職は過去数年衰退しているとはいえ、変化は不快で怖いものだ。最終的には警察がやってきて車とバスが通過できるようになった。ランナーの大多数が自家用車で到着し、60人ほどのグループが出発の「位置について、よ〜い、どん」とともに午前7時15分にスタートした。〈ボブ・ブラウン財団〉のコーディネーターのジェニーが、「私はレースをスタートしたことがないので、ただ『位置について、よ〜い、どん』とだけ言います」と発表の前に言った。そして3秒もたたないうちに彼女は「位置について、よ〜い、どん」と言った。皆は笑い、「じゃあ、出発ってことね!」と時計を不器用にセットして、早朝の光のなか、高い草をかき分けてスタートした。空は白み、ヘッドランプは不要になっていた。道路封鎖を警察が解除するのを待っていた残りのランナーも、同じ熱意とともに1時間後にスタート。その多くがタカイナ/ターカインをこれほど広範囲にわたって見たことはなかった。

レース前の木曜日の朝、パタゴニアのスタッフの一員であるグラントと私は車に乗り込み、コースの下見をし、多雨林を少し見て、〈ボブ・ブラウン財団〉の現在の本拠地であるスマックのキャンプを訪れた。財団のチーム員のエリックのガイドのもと、まず最近焼かれた区画をチェックするために私たちは当初の計画を後回しにした。40時間の旅の後わずか一夜しか寝ていなかった私にとって、目にしたものが悪夢か現実かがたしかではなかった。ズタズタの木の残骸は黒焦げになり、地面はいまだにくすぶっていた。質問をはじめる前に目をこすってみたが、不幸なことに私はしっかりと覚醒していた。私は自分の目を疑った。「これを見ていい考えだと思う人がなぜいるの?」と聞くと、グラントが「ああ、この後にハイタッチする人がいるなんて想像できるかい?」と言った。私たちはその破壊に愕然としながらそこに立ち、「なぜ」を理解できずにゆっくりと首を振った。

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地元民数人による道路封鎖によりレースの皮切りは中断されたが、ほぼ全員のランナーがコースを完走した。Photo: Jarrah Lynch

エリックはある程度の同情を示し、異なる見解について、そして「上部」対前線の違いについて話した。命令を出す人たちと、それを実行する人たち。他になすすべを知らないことと、正当化すること。この美を目にしたことすらないほとんどのリーダーたちを動機づけるお金、そしてこの産業がなくなってしまうことへの未知かつ潜在的な変化への林業従事者たちの恐怖。タカイナ/ターカインには素晴らしい雇用機会があるが、何百マイルもはなれた場所にいる人びとの誤解と単一の欲望によって、それは私の足下にあるくすぶりや焼けただれた土地と同じように汚されて、混乱したものとなる。

私たちは高くそびえ立つ老齢林を見ようとスマック・キャンプに向かった。全員がこれらの穏やかな巨人たちの新鮮さと意義、そしてその畏敬を満喫した。これら古代の木々を保護するためにボランティアたちがみずからの身の危険を冒すことは、私にはとても興味深い。彼らの意図は、パルプを作るためにこれらの古代資源を多雨林の中心部から搬出する林道の建設を阻止することだ。これほど短絡的な考えしかもたない上部の「リーダー」から、地元労働者がこの破壊の道を継続するのを防ぐために昼夜を問わず何週間もキャンプや木の上で過ごすボランティアまで、このシナリオのすべてが驚異的だ。混乱する思考が揺れ動くなか、この衝突を目にして理解する機会に恵まれたことに多いなる感謝の念を感じ、私の心は木々とボランティアとともにあることを認識した。

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ランナーたちは〈ボブ・ブラウン財団〉のために10万ドル以上を集めた。Photo: Jarrah Lynch

大きな木が大好きな私は、背中から左胸郭にわたってチャカナットの森林尾根のタトゥーを彫っている。だが野生の空間を守ることは、私が最初に意図したことではなかった。木々に囲まれ、深い森のシングルトラックを進み、異変する景観を探索することは、エネルギーと生きることの「目的」を私に与えてくれる何かとても偉大なものとのつながりをもたらす。私は知っている。これらの野生の空間では呼吸し、人生がもたらすその他の厳しさと美を理解し、対応するためのひらめきと見解を得ることができることを……。尾根を走る訓練のために雲の上まで最近登ったとき、ある友人が言った。「現実に戻りたくない」私はこう答えた。「これが現実だと考えたい。これこそが人生そのものなのだから」

茂みを踏みつけ、コースを示すピンクのリボンをたどりながら、地平線に点在するカラフルな衣類をまとった私の前後のランナーを探した。ボタングラスの塊を踏んで走るこれらの不均衡のステップにより、知らず知らずのうちにタカイナ/ターカインへのつながりが私の魂に叩き込まれていた。困難なクロスカントリーのセクションは次のステップだけに集中することが要求された。上を見上げると、風が私の顔に触れ、そこに広がる平原と海の景観はその先もつづいていることを告げていた。すべての角にはランナーがいて、ボランティアの魂が存在し、タスマニアのこの片隅への私の愛を深めた。

沿岸までのダブルトラックとクロスカントリーの17キロを走ると、険しいタスマニア海岸が待ち受けていた。ゴールまでの残り45キロは驚くべき波と岩の景観で飾られた、湾曲する海岸線だ。リンカーンは追い風を見込んでその利点を楽しみにしていたが、母なる自然は変化し、私たちはむき出しの肌を吹き付けて摩耗させる漂砂に向かって直に走る挑戦を課せられた。私のトラッカーハットのつばはその日着ていた/持っていた最も貴重なギアとなった。汗でベタつく肌は覆われていない部分では完璧な粘着剤となった。風は騒がしく、隣で足を引きずりながら最後の数キロを走っていた男性との会話もできない。代わりに、コースが内陸へ向けてわずかにくねり、海へ向かって直接進む必要がなくなり、丘陵の保護を受けて数語を交わせるようになるまでは、横目とジェスチャーで互いを励まし合った。私はその日朝早くに見た平原と前日の木々、たゆまなく前進する二の足によってつなげられた植物すべての極端な違いを思い起こした。嵐に向かって前進する長距離ランナーの物語は、〈ボブ・ブラウン財団〉のような非営利団体が直面する仕事の調整とあまり変わらない。私たちはそれに冷静に対応し、気楽に捉え、そして何よりも重要なのは、歩みつづけること。

ちょうどレースの前夜のように、ランナー全員とボランティアはホールで手作りの野菜中心の食事をお茶とデザートとともにお腹一杯ごちそうになった。集まりは同じ雰囲気のままだったが、今回は風と日に焼けた頬とその日の努力でガチガチになった足取りにより、ランナーの見分けはいっそう簡単だった。団体、すなわちパタゴニアと〈ボブ・ブラウン財団〉はそのあとリンカーンが賞を発表できるよう、芸術的なトロフィーとアウトドアギアのつまった箱でステージを飾った。ハイキングパンツのポケットから彼が取り出したくしゃくしゃの紙に書かれた結果の手書きメモには、コンディションを考慮すると目をみはる時間が記されていた。22 キロと65キロレースの優勝者は控えめに賞を受け取り、この初回のイベントを記念する写真用にポーズをとった。募金集めの賞も同様の興味と熱意のなかで発表された。前日に列に並んだときに知り合った素敵な女性、ケイト・ハンソンが7,000ドル以上を集めて賞を受けたとき、私の顔にはその日いちばん大きな笑みが浮かんだ。彼女はレースではいちばんビリだったが、彼女が賞を受けるためにステージに上がり、レース・ディレクターや財団のスタッフひとりひとりを抱擁する熱意は、彼女が感じていたかもしれない失望を払拭した。全体として私たちは10万ドル以上を集め、それは財団の募金集めのイベントとしては最高の収益を収めた。それも私の幸福を深めた一因だった。私は努力とこの土地へのつながりという喜びに満たされていた。

この経験を通してずっと「いま」を感じていた私は、飛行機がバーニー空港から離陸するにつれて、それよりも大きな何かに心を打たれた。このイベントとタスマニアの野生は私の心に突進し、魂に根付き、人と場所への深い感情に火をつけた。アボリジニによる「ウェルカム・トゥ・カントリー」で約束されたつながりには深いものがあった。タカイナ・ウルトラマラソンのFacebookのページに投稿されつづけるコメントを読むと、この場所に一体感を抱き、そのために働く熱意とともにタカイナ/ターカインへの愛と希望を持ち帰ったのが私だけではないことがうかがえる。このイベントは、それがどこにあろうとも野生地の大切さ、そしてそれを保護することに情熱的な人びとを象徴するものとなった。それを知ろうと外に出れば、それを愛するようになるだろう。そしてそれを愛するならば、それを保護するようになる。

タカイナ
タスマニア島の北西部にあるターカイン(アボリジニの言葉でタカイナ)地方は世界最後の手つかずのゴンドワナ多雨林のひとつを有し、また南半球においてアボリジニの考古遺産が最も密集する地域のひとつでもあります。しかしこの場所は現在、林業と鉱業を含む採取産業に脅かされています。活動家、トレイルランナーの医師、アボリジニのコミュニティなどのストーリーを紡ぎながら現代の環境保護運動の複雑さを明るみにし、最後に残された真の野生地を守る挑戦を人類に投げかけるドキュメンタリー映画です。

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