クリーネストライン

クライミング

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ブランカ山群 ランラ・パルカより巨大セラックを縫っての下降
写真:久野弘龍

R1でデキたこと:4人のストーリー

By パタゴニア    |   2019/02/27 2019年2月27日

私はいつも忙しい。何故なら、私ことR1フーディーのオーナーである彼女は、文字通り、仕事も日常もすべて、常に私を愛用しているからだ。 日本の山は3,000メートル前後と低いが、それ故にシーズンを問わず登られ、また海洋性の気候のため、気象変化は意外にも厳しい。厳冬期、内陸山岳部の稜線は時に-30℃… さらに読む

行けるだろうか? 上部セクションを観察するイアン・クーパー(左)とロビー・フィリップス。
ルートの各ピッチに他とは異なる何かが求められるとき極めて重要となるのは、計画と創造力だ。Photo: Drew Smith

とても現実的な可能性

By ロビー・フィリップス   |   2019/01/25 2019年1月25日

難しすぎるかもしれないルートをコチャモ・バレーに開拓することについて。 人生の道を決める出来事が、あまりにもランダムであることにはしばしば驚愕させられる。僕の友人がクリスピン・ワディと出会ったのは、1年ちょっと前、北海の石油掘削リグで働いていたときだった。1990年代初期にコチャモ・バレー… さらに読む

闇夜に浮かび上がる大源太山東面。Photo: AO

マウンテニアリングスノーボードの深淵  大源太山東面・四ルンゼ

By 島田 和彦   |   2019/01/11 2019年1月11日

大源太山東面への歩み スノーボードを始めたころ、ひっそりと近所の山に入り、地図を見ながら、少しずつ範囲を広げていったのを思い出す。そして、いまも同じことをして、興奮している。僕は引きかえすことのできない扉を開けて、いつのまに禁断の場所に入ってしまったんだろう。 毎年冬が終わり、スノーボ… さらに読む

薄情な白状。花崗岩のわずかなエッジと小さな氷の塊だけを使って、アグハ・スタンダルトの「エグゾセ」の最初のピッチが、ランナウトと霧氷に彩られたイカしたものであることを認識するクリス・ミュッツェル。アルゼンチン領パタゴニア
Photo: AUSTIN SIADAK

厳しい贈り物

By ロランド・ガリボッティ   |   2018/12/25 2018年12月25日

天候はすべてを複雑に、そして豊かにする。 僕がトップアウトするころには雪が降りはじめ、あたりは暗くなる。ロープがつづくかぎり進み、できるだけ平らな場所を見つけて穴を掘り、膝を抱えて座る。「登ってこい!」と何度も叫ぶが、強風にかき消されてパートナーたちには聞こえない。僕はひたすら待つ。下… さらに読む

前進ベースキャンプへのアプローチは上部の大きなセラックによって脅かされた。太陽と崩落する氷を避けようと、夜明けよりもずっと前に出発した。
比較的安全な場所にたどり着くため、シャンテルと私はこのクレバスだらけのエリアをできるだけ速く動きつづけた。
Photo: JASON THOMPSON

残されたもの

By アン・ギルバート・チェイス   |   2018/12/20 2018年12月20日

インドのニルカンタ峰への最初の挑戦で敗退した3人の仲間たちは、山での人生の恐ろしくも美しい二面性を克服し、受け入れるため、そこへ戻った。 それはニルカンタ峰南西壁での3日目。登頂を狙う日で、私がリードする番だった。私は頭上にそびえ立つ約200メートルの壁「キャッスル」を見つめながら、岩の急… さらに読む

バリローチェ、フレイの山小屋から岩だらけの稜線を歩く

マイクロ・パフの真価を語る

By 寺倉 力   |   2018/11/22 2018年11月22日

編集者、あるいはライターとして日々痛感しているのは、フィールドで使うウエアの真価を伝えることの難しさだ。使う側のニーズが多様化するなかで、今のウエアは、どんなコンディションの、どのようなフィールドで、どう着用するかという視点で開発されたニッチなプロダクトが多いわけで、その持ち味を限ら… さらに読む

2018 年1 月14 日に撮影されたクイン。コロラド州エステス・パーク 
Photo: Tim Davis

吹っ切る

By クイン・ブレット   |   2018/10/30 2018年10月30日

世界の原生地に対する生涯をかけた情熱について、ひとりの女性クライマーが語ります。 兄の頬は青いベロアのシートに押しつけられ、口はかすかに開いていた。彼はひょろ長い足を、我が家の愛車ビュイックの後部席のドアからドアまで、広げていた。床で横になっていた私は、運転席の後ろの空間にうずくまろう… さらに読む

ケアン・ゴーム山頂の岩に向かって進むサイモン。
Photo: Kelly Cordes

ホワイトアウトの中へ

By ケリー・コーデス   |   2018/10/03 2018年10月3日

久しぶりのことだった。普段ならこんな天気では登らずに、暖かい部屋でコーヒーを飲むだろう。しかし、僕はホワイトアウトの中へ律儀に踏み出す。ケアン・ゴームの高地に向かい、コンパスを持ったサイモンについていく。彼はある岩を探していた。その岩から懸垂下降し、目指す壁に取り付くのだ。 “コンディ… さらに読む

Photo:Gary Regester

トム・フロスト、ビレイ解除

By パタゴニア    |   2018/09/12 2018年9月12日

パタゴニアは8月24日金曜日の朝に逝去した、イヴォン・シュイナードのかつてのクライミング・パートナー、およびビジネス・パートナーのトム・フロストを哀悼します。 トムは、イヴォン、チャック・プラット、ロイヤル・ロビンスとともに、1964年にエル・キャピタンのノース・アメリカ・ウォールを初登しま… さらに読む

ソニーとその家族。彼らが旅の間に立ち寄る無数の滞在地の一つ、ヨセミテにて。
Photo: Sonnie Trotter

「変化」こそ唯一変わらないもの

By ソニー・トロッター   |   2018/08/09 2018年8月9日

セントラル・オレゴンのとある公園で、僕は日のあたるベンチに座って8か月になる娘を腕に抱き、4歳の息子が滑り台を滑り降りるのを眺めている。僕たち家族が旅に出てから、ほぼ1か月。毎日の遊び場探しは、濃いコーヒーを淹れるための豆挽きと同じように不可欠だ。僕たちは午前中に遊び、午後はクライミ… さらに読む

ラッセル山頂でホイットニー山を眺めながらシューズに入った石を取り除く。
Photo: Erik Schulte

カリフォルニア14er(フォーティーナー)への挑戦

By エリック・シュルテ   |   2018/07/25 2018年7月25日

もうろうとしながら、汗臭い寝袋の中で身じろぎした。その夜をインディペンデンス・キャンプグランドにあるピットトイレのすぐ外の硬いコンクリート床の上で過ごしたのだ。僕の途切れがちな浅い眠りをトイレの悪臭が包んでいた。目を閉じ、今いる場所を忘れようとする。腰が硬くなり、腎臓も痛み、レディオ… さらに読む

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