クリーネストライン

トレイルランニング

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ラッセル山頂でホイットニー山を眺めながらシューズに入った石を取り除く。
Photo: Erik Schulte

カリフォルニア14er(フォーティーナー)への挑戦

By エリック・シュルテ   |   2018/07/25 2018年7月25日

もうろうとしながら、汗臭い寝袋の中で身じろぎした。その夜をインディペンデンス・キャンプグランドにあるピットトイレのすぐ外の硬いコンクリート床の上で過ごしたのだ。僕の途切れがちな浅い眠りをトイレの悪臭が包んでいた。目を閉じ、今いる場所を忘れようとする。腰が硬くなり、腎臓も痛み、レディオ… さらに読む

ターカインへの入り口近くを走る、オリエンテーリングのプロであり原生地擁護者であるハニー・オールストン。
Photo:Mikey Schaefer

そこへの道:私たちが道を作り出し、 探し求める理由

By ミーガン・ブラウン   |   2018/06/27 2018年6月27日

ヘッドライトのビームとともにスタート。日の出までにまだ1時間以上あり、土砂降りの雨が降っている。ジャケットの袖に手をたくし込み、葉先の尖ったタスマニアのボタングラスのあいだを、体が冷えないように速いペースで進む。脅威にさらされた場所、行く末のわからないこのターカ… さらに読む

レース最高地点から景色良いトレイルを走る。
Photo: Gleen Tachiyama

旅の理由:3年目のオーカス島

By 西城 克俊   |   2018/05/18 2018年5月18日

オーカス島(Orcas Island)。アメリカ、シアトルから200キロ離れた港から船で1時間ほどのところにある島。毎年2月、私は旅に出る。島を走る100マイルレース、Orcas Island 100に出場するためだ。 なぜ毎年同じ島に行くのか?様々な国に行き、いろいろなトレイルに出会い、走りたい、そういう欲求がないわ… さらに読む

昔ながらの伝言板にハッシュタグを記すブリとキース・マディア。Photo: Johnie Gall

メッセンジャーたち:ベアーズ・イヤーズとグランド・ステアケース・エスカランテを走る250マイルリレー

By ジョニー・ゴール&アンディ・コクラン   |   2018/04/30 2018年4月30日

トラックのテールゲートに腰かけ、ヘッドランプの光で吐く息が白く渦巻くのを見ていると、遠くで靴が土を踏む音が聞こえた。こちらに向かうランナーはまだ1.6キロも先だが、午前2時の静まり返った砂漠で聞こえないものなどない。暗闇では音が遠くまで響くのだ。 私たちがいる場所は、国定記念物であるベア… さらに読む

ホームトレイルのシングルトラックを進む。

静から動へ:僕の気持ちと共にある春のトレイル

By 石川 弘樹(パタゴニア・トレイルランニング・アンバサダー)   |   2018/04/26 2018年4月26日

朝起きる時間はだいたい決まっている。とはいっても時計の針がさす時刻ではない。東の空から日が昇り出したタイミングが起床時間だ。時としては早くても陽が高ければ僕にとって寝坊となる。 ベッドから起き顔を洗い、着替えてコップ一杯の水を飲む。決して自慢ではないが朝食を食べずに一杯の水だけで数時間… さらに読む

ウインタ・トラバースでの13時間目、走ることのできる地形への感謝の気持ちを経験するルーク・ネルソン。ユタ州。写真:Jared Campbell

感謝についてのレッスン

By ルーク・ネルソン   |   2017/10/16 2017年10月16日

それがはじまったのは5月のある暑い午後、ベアーズ・イヤーズ国定記念物の奥深くでだった。2日間ハードに走った僕ら4人組は、困難な行程からの疲労がたまっていた。仲間の1人は苦心していた。トレーニングの欠如か、あるいはユタ州南部の野生地で、2日連続で12時間走るためのエネルギー補給が足りなかっ… さらに読む

フレンチ・アルプスの未知の美に突入するモーガン・ショーグレンとジェン・シェルトン。 Photo: Andrew Burr

災難訓練計画

By モーガン・ショーグレン   |   2017/09/19 2017年9月19日

「1日20か30か50マイル、山を超えて走るだけよ。たいしたことじゃないわ」 ジェン・シェルトンからツール・ド・モンブランを走る旅程を受け取ったとき、中距離の陸上ランナー(5Kを専門)の自分の経歴が、(フランス、イタリア、スイスの)3か国をつなぐアルプスのテクニカルな地形で9,144メートルの標高… さらに読む

走りゆく公園

走りゆく公園

By ケイティ・ミラー   |   2017/04/19 2017年4月19日

ケイティ・ミラー 起きぬけのボーッとした状態で寝袋に入ったまま、 足元のジッパーだけを開けてキャンプのキッチンに ヨロヨロと歩み寄り、仲間と朝の挨拶を交わした。 肌寒かったけれど、荷物を軽くするためにウェアは 最小限しか持ってきていなかった。 私は寝袋から手を出して、温かいコーヒーを握った… さらに読む

ランニング・アップ・フォー・エアー:空気のために走る

ランニング・アップ・フォー・エアー:空気のために走る

By ルーク・ネルソン   |   2017/04/06 2017年4月6日

ルーク・ネルソン 僕は息もたえだえに手を伸ばし、笑顔で立っている4人のボランティアとハイファイブをする。2月だというのに山頂の救護ステーションに立ってくれている彼らに、喘ぎながら感謝する。ステーションを回り込み、下の谷につづく急な雪のステップを早足で4歩か5歩目駆け下りると、雪の地面… さらに読む

最悪の発想

最悪の発想

By ルーク・ネルソン   |   2016/10/13 2016年10月13日

ルーク・ネルソン 「狂気は必要じゃないけど、助けにはなる」というのがタイの口癖だ。長年にわたる僕たちの無謀な遠征が何度この言葉で語られてきたか……は、もう数えても無駄なので止めていた。そのときは、とにかく現況を生き延びることに集中しようとしていた。 ランニングらしき行為はすでに何時間も前… さらに読む

最後の暗闇:オワイヒー・キャニオンランズの170マイルを走る

最後の暗闇:オワイヒー・キャニオンランズの170マイルを走る

By ジェフ・ブラウニング   |   2016/08/18 2016年8月18日

ジェフ・ブラウニング 足の感覚がなかった。凍るような冷たい極寒の川を数え切れないほど渡った。狭い谷底に沿って進めるルートを探すため、柳の群生を押し倒しながらはい進み幾度ともなく川をジグザグに渡る必要があった。たった6マイルを進むのに3時間も要し、僕たちの能力では持て余すことに着手して… さらに読む

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