クリーネストライン

つる詳子(豊かな球磨川をとりもどす会)

豊かな球磨川をとりもどす会事務局長、自然観察指導員熊本県連絡会、環境カウンセラー。熊本県八代市在住。30年ほど前に川辺川を訪問した際、その美しさに心を奪われた。1990年代になって初めて川辺川ダム計画の存在を知る。反対運動に係わるだけでなく、その問題点や川辺川が球磨川に比べて素晴らしい川であることを目に見える形で伝えるため、個人や多くの仲間、団体とともに、1993年から流域の観察、調査活動を継続。現在は荒瀬ダム撤去が自然環境に与える影響についての調査を継続するとともに、撤去に関心を持ち現場訪問を希望する人々の対応もしている。

記事

ダムが撤去されたあと、淵や瀬が戻って、「川」の表情を取り戻した球磨川。そこにダムがあったことなど想像がつかない。全写真:つる詳子

荒瀬ダム撤去が、教えてくれたこと

2018/07/07 2018年7月7日

2018年3月27日。この日に開催された荒瀬ダム撤去完了式典の日、私は式典には参加せず、対岸から流れる球磨川を眺めながら、2010年3月31日に荒瀬ダムの水利権が失効し、ゲートが全開された翌日から、その日までのことを思い出していた。 ゲートが開いて、それまでの減水区間を流れる、生きている水の音。工事… さらに読む

瀬戸石ダムの撤去の実現に向けて~人が動けば、川も流れだす~

瀬戸石ダムの撤去の実現に向けて~人が動けば、川も流れだす~

2014/12/05 2014年12月5日

つる詳子(瀬戸石ダムの撤去を求める会) 映画『ダムネーション』のプロデューサー、マット・シュテッカーは、潜っていた球磨川の支流百済来川からあがると、「魚を2000匹は見たよ」と嬉しそうに笑った。11月の半ばすぎ、晩秋にしてはとても暖かい日、私は彼と荒瀬ダム上流の支流百済来川にいた。生態学者… さらに読む