クリーネストライン
横山 勝丘

横山 勝丘

ジャンボこと横山 勝丘はパタゴニアのクライミング・アンバサダー。20年の経験を積んだいまなお、興奮と懸念を抱いて山に登る。

記事

広大な土地に広がるベアーズ・イヤーズ国定記念物。写真:横山勝丘

ユタの砂漠より

2017/12/14 2017年12月14日

2017年11月1~4日までの4日間、ぼくはユタ州南東部のモアブ近郊で開かれたパタゴニア主催のプレスイベントに参加した。このイベントは、多くの文化的遺産や豊かな自然を有し、その中で遊ぶ機会を提供してくれるベアーズ・イヤーズ国定記念物が現在抱える問題を皆で共有し、その魅力を再認識してもらうという… さらに読む

サンパチ:登りつづける者たちへの賛歌

サンパチ:登りつづける者たちへの賛歌

2017/09/04 2017年9月4日

2017年8月9日午前9時10分。ぼくとパートナーの長門敬明は、パキスタン、カラコルムヒマラヤの中央部に位置する標高6,615メートルのK7 West山頂に立った。「立った」というよりは「しゃがみ込んだ」というほうが正確だったかもしれない。ほんの少し前から、足元は雪庇との境界線も見極められないほどの濃いガスに… さらに読む

愛すべきクライミングバカ、今井健司

愛すべきクライミングバカ、今井健司

2016/01/05 2016年1月5日

横山勝丘 (パタゴニア・クライミング・アンバサダー) ネパールヒマラヤ、チャムランという山の北壁に魅せられた今井健司は、その壁の基部にいくつかの痕跡を残したまま、姿を消した。ヒマラヤの壁のソロ。それが夢だったという。いつもワイワイと楽しく登っている姿からは、まさかそんな夢を抱いていたな… さらに読む

無限に広がる可能性に思いを馳せて:エベレスト街道ボルダリング

無限に広がる可能性に思いを馳せて:エベレスト街道ボルダリング

2015/08/13 2015年8月13日

横山 勝丘(パタゴニア・クライミング・アンバサダー) 4月下旬、ネパール中部で大地震が発生し、多くの命が失われた。そのちょうど一か月前の3月、ぼくはまさにネパールヒマラヤの心臓部にいた。地震のニュースを聞いてすぐに、そこで出会った現地の人々の顔と、周囲に広がる雄大な山々が脳裏に浮かび、胸… さらに読む

3度目のパタゴニアで学んだこと

3度目のパタゴニアで学んだこと

2014/03/14 2014年3月14日

横山 勝丘 (パタゴニア・アルパインクライミング・アンバサダー) パタゴニアに来てからの2か月間で一度も目にしたことがないほどの透き通った青空が広がっている。その空に向かって延びる一本のクラック。リードするマスのハーネスから垂れたバックロープが、この壁の傾斜の強さを物語っている。見た目… さらに読む

時間を越えて共有するもの

時間を越えて共有するもの

2013/12/19 2013年12月19日

横山 勝丘 (パタゴニア・アルパインクライミング・アンバサダー) やっぱりクライミングって素晴らしい。なにを今さらと思われるのは百も承知だし、クライミングが他のスポーツよりも優れていると主張するモチベーションもない。でも、やっぱり良いものは良いと思わせてくれたアメリカでのクライミングだ… さらに読む

スカイライン – パタゴニアとの付き合い方

スカイライン – パタゴニアとの付き合い方

2013/02/28 2013年2月28日

横山 勝丘 (パタゴニア・アルパインクライミング・アンバサダー) パタゴニア社のロゴを見せて、「このロゴを知っているか」と聞くのはあまりにバカげた質問かもしれない。それぐらいあのスカイラインのロゴは、パタゴニア社の顔として毅然と君臨している。でもどれだけの人がパタゴニアという名前の由来を… さらに読む

地球の裏側より ~クライミングがもたらす美しい一日~

地球の裏側より ~クライミングがもたらす美しい一日~

2012/04/19 2012年4月19日

横山 勝丘 今日も外は強風が吹き荒れている。ここは地球の裏側、アルゼンチンはエル・チャルテン。パタゴニアの山々を登るためにここまでやってきたぼくたちだったけど、ここ数日間、小さなこの町で悶々とする日々を過ごしていた。いつもより早い昼飯を食べ終えたぼくとハナ、そして宿で出会ったデラ、3人… さらに読む