• 中島 啓之

中島 啓之

ロジスティクス/マネージャー

STARTED AT PATAGONIA

2007年

LOCATION

神奈川県横浜市

中島 啓之
「物流って、サードパーティに委託できる業務だと思うんです。それが日本支社の組織の中にある理由は、さまざまな部署のハブとして情報を共有しながら、コストと時間を削減し、環境負荷を軽減させる。そうした"攻めの物流"を実現することで、より会社のミッションに近づける。そうした役割を担っていると考えます」
 

好きなアウトドアスポーツ:
サーフィンとトレイルランニング。高校時代からアルバイトとサーフトリップに明け暮れていました。

情熱を注いでいること:
パタゴニアでの仕事と子育て。目下、自宅の庭に畑を作るための土づくりを子どもと一緒に取組み中です。

お気に入りのパタゴニア製品:
ナノパフ・ジャケットを信頼しています。どこかに出かけるときは着ていくか、必ずバッグに詰めていく製品です。理由は濡れても汚れてもガシガシ洗えてすぐ乾くから。

パタゴニア入社までの道のり:
学生時代に心の底からやりたいと思える仕事が見つけられず、卒業後は海外青年協力隊に参加して、太平洋の真ん中にあるマーシャル諸島共和国で理数科教師として2年間を過ごしました。その中で、グローバルウォーミングについてのワークショップを開催する機会がありました。自分たちが暮らす島が海面上昇で脅威にさらされ、その原因は先進国の経済活動にあると子ども達は知ります。その国の一員である自分に対して、彼らは素朴な質問を投げかけてきました。「ヒロはなにをしてくれるの?」。私には返す言葉はありませんでした。自分になにができるのか。それを考えたときに、環境問題に対して真剣に取り組んでいる会社で仕事をすること。それがマーシャルの子ども達への答えでもあり、仕事へのモチベーションになる。そう考えた末、最終的にパタゴニアを選びました。

ロジスティクスという仕事と、その面白みとは?
お客様とスタッフにとって、必要な製品が必要な場所にある状況を作り出すこと。具体的には海外の工場から製品を輸入し、倉庫に保管し、適切なタイミングで出荷する。その際、コストや環境負荷も考えながら、最適なモノの動かし方を考えて実行するのが私たちの仕事です。また人との関わりが多い仕事です。たとえば、海外の工場や倉庫といった外部の業者さんとの交渉も重要で、彼らと密なコミュニケーションを重ね、パタゴニアの価値観を理解していただく。それが結果的に品質に結び着くと考えます。またある意味、ビジネス全体が見える仕事です。会社の予算とは表裏一体ですし、さまざまな部署と連携して仕事を進めるなかで、マーケティングの考えもわかるし、MD(企画)チームの思惑もわかり、販売部門で起きている課題にも触れられる。引いては、倉庫や世界の工場でなにが起きているかも手に取るようにわかる。それらがうまくつながって、まるでパズルを解くように成果を挙げたときには、人知れず、ガッツポーズをしています(笑)。

仕事を前向きに楽しめる理由は?
頭の中が単純なのかポジティブなのかわかりませんが、私は「問題=伸びしろ」と捉えています。パタゴニアは地球を救うためにビジネスを営んでいます。環境的な取り組みにも、ビジネス的な成果でも、いずれもゴールは非常に高い位置にある。そのゴールと現実のギャップはまだまだ大きいと感じていて、その大きな"伸びしろ"にチャレンジすることが楽しみでなりません。それが仕事を前向きに楽しめる源だと思います。

パタゴニアのビジネスを通して成長したことは?
人の話を聞くことの重要性でしょうか。言葉にすれば簡単なのですが、それには段階があって、まずは話してもらうためには信頼してもらう必要がありますし、必要なときに伝えてもらわなければ意味がない。そのためには自分のことをわかってもらって、相手のことも理解しなければならない。その部分は仕事を通して、日々、意識的に振る舞えるようになったと感じています。パタゴニアに入って身についたのは、そこが一番かなと思います。

それはご家族に対しても反映されますか?
たいへん興味深い質問ですね(笑)。子どもに対しては意識していますが、妻に対しては……どうでしょう? 仕事とは裏腹に、家では無計画な性格だと自分自身を認識していますので。