• 松澤 恵

松澤 恵

直営店スタッフ

STARTED AT PATAGONIA

2014年

LOCATION

パタゴニア 白馬/アウトレット

松澤 恵
「白馬を楽しんで、大好きになってほしい。その土地を好きになれば、その場所を守りたいという気持ちも生まれてきます。北アルプスが綺麗に見えた日は一緒に共感し、雨が降って外で遊べない日もパタゴニアで楽しいお話をしてお見送りする。また白馬に来たいと思ってほしいから。その願いを込めて日々働いています」
 

好きなアウトドアスポーツ:
スキーは楽しみであり、笑顔の源。いろいろな場面で私を助けてくれたスポーツです。初めてスキーを履いた2、3歳から現在まで、滑らなかった年はないくらい。冬は時間まで目一杯滑ってそのまま出社して、店の試着室でウエアを着替える毎日です。

パタゴニア入社までの道のり:
実家はスキー場に隣接した民宿で、小・中学校と競技スキーひと筋。練習は皆勤賞で自分なりにがんばったと思うのですが、大会ではいつも負けて泣いてばかりでした。高校はバレー部。その後はスポーツ専門学校に進み、卒業後は新潟のスイミングスクールで水泳と体育の指導をしていました。

白馬に戻ろうと思ったのは5年前。それまでも帰省するたびに居心地の良さを感じ、山やスキーや仲間達にパワーをもらっていました。今度は自分が地元になにかを返す番。パタゴニアなら、それができるのではないかなと期待して応募しました。

お気に入りのパタゴニア製品:
先輩スタッフから譲り受けた穴だらけでシミだらけのDASパーカ。入社当時、パタゴニア製品といえばTシャツとフリスビーしか持っていなかった私に、どこでどう使ってきたのか、いろいろな話をしながら手渡してくれました。「それくらい俺の相棒なんだから、頼むよ」と。だから、いつか私も自分のストーリーをそこに重ねて、次の人に手渡す日が来るはず。それまでに私も誇りに思われるスタッフになれるようにと思って働いています。

ローカル出身スタッフとして実践していることは?
これはプライベートなのですが、白馬にあるアウトドアショップの人たちを集めて小さなイベントを開いています。自分はこの土地が大好きなので、まずは地域のコミュニティを深めるきっかけを作りたかった。小さな土地だからすぐに顔も知れるし、会話もしやすく、一緒に遊べる。白馬には多くのアウトドアショップがありますが、あまり横のつながりがなかったんです。でも、みんな白馬の自然が大好きで、アウトドアで遊ぶことが好きだから働いているんですよね。だったら、アウトドア好きのみんなで白馬の魅力を伝えていきましょうよって。そうやって白馬好きをひとりでも増やしたいというのが私の思いです。自分の知らないスポーツでも、楽しく教えてくれるパタゴニアのスタッフの先輩のおかげですっかり好きになりましたし、たとえ土砂降りの日でもやっぱり楽しかったんですよね。楽しければ人に伝えたくなるし、人に伝えること自体が楽しくなります。スキーやスノーボードの楽しさだけではなく、天気がよくて景色が素晴らしかったとか、なんでもいい。その日の白馬の楽しさをお客様と共有することで、白馬のなにかが心の隅に残る。そんな働きかけをしたい。そのためにも、お客様が白馬で遊んだ楽しいストーリーをもっと聞きたいし、自分の知らなかった白馬を教えていただきたいですね。

直営店で働く楽しみとは?
アクティビティ後のお客様との会話は、なによりもうれしく、楽しい時間です。フィールドで楽しんできた方は、店に入ってくるときの表情やオーラが違うんですね。吹雪の日にウエア着たまま鼻を垂らしながら入ってきた小さな子も、がんばったねぇ、のハイタッチで笑顔が広がります。それを見たお母さんも「今日はすごく寒かったですねぇ、でもこの子は1日中外で遊んだんですよ」って、そこから自然と会話が弾みます。接客のお声がけにまったく苦労しないタイプなんですよ。馴れ馴れしいというか……。お笑いセンスはないんですが、だいたいみなさん笑って帰っていただいている気がします。殻を被っての接客ではなく、本心で話せていることが伝わっているのかな。ほんと自分そのまま、素を丸出し。ちょっと声のトーンがいつもより高いくらいです(笑)。