アドバンスト・デニム

デニムのインディゴ染色は美しい色を生みますが、大量の水とエネルギー消費します。

なぜ

染色工場の大半は、大量生産の過程で多量の水とエネルギーを消費する合成インディゴを使用して生地の染色をしています。合成インディゴはデニムに付着しにくいため、染める、すすぐ、洗うといった製造の過程で、資源を過剰に使用するのです。私たちもかつては合成インディゴを使用してパタゴニアのデニムを着色していましたが、現在では硫黄を染料に含ませて色素定着を促進させる革新的な染色工程を採用しています。

現在の取り組み

アークロマ社のアドバンスト・デニム・テクノロジーを採用した結果、製造過程は短縮され、従来の合成インディゴ染色工程に比較して*水の使用量を84%、エネルギーの使用量を30%、電気の使用量を50%、二酸化炭素の排出量を25%、蒸気の排出を33%も削減しました。

*資源の削減量はパタゴニアの新しいデニム染色工程と従来の合成インディゴのデニムとの比較に基づいています。

次なる展開

アドバンスト・デニム・テクノロジーを製造工程に採用することにより、意義ある環境への影響の削減を達成しました。私たちはより環境への影響を抑えた染色工程を原料に採用することに継続して取り組み、アパレル産業全般においてもこれらのテクノロジーが採用されることを期待しています。

アドバンスト・デニム・テクノロジーはヨーロッパの小規模なブランド数社で採用されてきましたが、拡大には至っていません。その原因はコスト高とお客様からの需要が低いことであると考えられます。このテクノロジーを市場にもたらすことによって、私たちは他のブランドにも各自の製品ラインにこのテクノロジーを適用する方法を検討して欲しいと願っています。幸いなことにさまざまな地域にアドバンスト・デニム・テクノロジーを稼働できる何十ものデニム工場が存在するため、採用の増加は期待できそうです。

アドバンスト・デニム
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