なぜ
アパレル業界の労働者は、世界で最も低い賃金で働いています。パタゴニアは製品を製造する工場を所有していないため、労働者の賃金を管理することはできません。しかしフェアトレードを通じて、労働者の生活を向上させる実質的な恩恵をもたらすことができます。
労働者を大切にします
フェアトレード・プログラムで支援している労働者の数
現在の取り組み
フェアトレードUSAとのパートナーシップのもと、パタゴニアは、2014年からフェアトレード認証済みの衣類を作ってきました。今日では、どの衣料品ブランドよりも多くの製品(全製品ラインの90%以上)を、フェアトレード・サーティファイドの工場で製造していることを誇りに思います。これまでにこのプログラムは、世界中で90,000人以上の労働者に好影響をもたらしています。
パタゴニアは、フェアトレード・サーティファイドの工場で製造された製品のひとつひとつに賞与を支払います。この追加の資金はコミュニティ・ディベロップメント基金という形で工場の労働者に直接還元され、労働者自身がそれを完全に管理します。フェアトレードの取り組みは、従来のようなトップダウン型のプログラムとは異なり、労働者の関与と意思決定の権限を重視し、直接影響を受ける人びとが自分たちの必要性に基づいて最適な決断ができるようにします。各工場では、民主的に選ばれた労働者の委員会が全労働者から意見を集め、その使い道を決定します。
労働者は、自分たちにとって本当に意味のある使い道にこの基金を活用します。たとえば、地域社会に必要な医療プログラムや託児所に投資したり、あるいはラップトップ・コンピュータや調理用コンロなどこれまで買うことのできなかった必需品を購入したり、ボーナスとして現金を受け取ったりすることです。フェアトレード・プログラムはまた、労働者の健康と安全を促進し、社会的および環境的な面で強固な職場の基準を推進して、労働者と経営者の対話を奨励します。
次なる展開
私たちは、パタゴニア製品を作るすべての労働者が生活賃金を得られるよう、恒久的な解決策を見つけるための努力をつづけます。
80%の人びとが、「衣料品製造に携わる労働者に公正な賃金が支払われることを確実にするためなら、多少高い価格を支払うことも厭わない」と述べているにもかかわらず、フェアトレードに継続的に取り組むアウトドア企業はごくわずかです。フェアトレードUSAやサプライヤーとのパートナーシップのもと、現在では、アウトドアウェアを専門とするフェアトレード・サーティファイドの工場が60以上あります。私たちは、それらの工場とビジネスを行う他のブランドに、フェアトレードの取り組みに参加するよう働きかけています。