ヘンプ

ヘンプは環境への影響が少なく、耐久性、快適さ、通気性に優れています。

なぜ

ヘンプは、環境への影響を最小限にて栽培できる天然繊維です。灌漑をほとんど必要とせず、他の作物に比べて肥料の使用量も少なくて済みます。ヘンプの栽培は合成肥料を必要とせず、その深い中央の主根は重要な栄養素を補給し、浸食を防ぎます。

現行の人口増加率と無責任な農法は、2076年までに表土すべてを喪失させる道のりをたどっています。2019年のアメリカ中西部の記録的降雨は、メキシコ湾にニュージャージー州と同等規模の酸素が欠如した史上最大の不毛のデッドゾーンを作るのに十分な肥料と殺虫剤を流出させました。ヘンプは私たちがいま最も必要とする健康な土壌の維持を支えることができます。

現在の取り組み

私たちの製品に使用されているヘンプは、廃棄物を最小限に抑える高度な加工技術を持つサプライヤーとのパートナーシップのもとで栽培されています。ヘンプとオーガニックコットン、リサイクルポリエステル、テンセル™をブレンドすることで、独自のパフォーマンス素材を開発しました。

テキスタイル工程では使用されないヘンプ茎の木のように硬い芯はバイオ複合材料として「ヘンプクリート」建設から車体製造まで全体システムアプローチのための多くの利用方法があります。私たちはまた被覆作物としてのヘンプの可能性も探っています。

私たちはワークウェアの製品ラインに、12.9オンスの産業用ヘンプ55%にリサイクル・ポリエステル27%とオーガニックコットン・キャンバス18%を混紡したアイアン・フォージ・ヘンプ・キャンバスを作りました。これは従来のコットン製ダック・キャンバスよりも25%も高い耐摩耗性ながら、快適で通気性にも優れています。より温暖な天候下での仕事にはアイアン・フォージ・ヘンプ・キャンバスの軽量版である9.5オンスのオール・シーズンズ・ヘンプ・キャンバスをご用意しました。スポーツウェアの製品ラインにはパフォーマンスに妥協しない涼しく快適なヘンプとオーガニックコットン、リサイクル・ポリエステルとテンセル・リヨセルの軽量な混紡を使用しています。

次なる展開

何十年もの間ヘンプ栽培はアメリカでは違法だったため、ヘンプ製造は国外に移りました。しかし2018年の農業法案により、ついに広範囲な栽培、販売、州界を超えた輸送が合法となりました。パタゴニアはそれ以来、ヘンプをアメリカに持ち帰るためにアメリカの農家や加工業社と取り組んでいます。

私たちはまたパタゴニアのヘンプのサプライチェーン全体が環境への影響をより抑えたものであることを保証するため、ヘンプ加工業社と取り組んでいます。私たちの目標はクリーンなレッティング(繊維をその他の組織から分離する工程)、剥皮(外皮を剥がす工程)、脱ガム方法(繊維を内側の木質から分離し、粘着性のリグニンとペクチンを除去する工程)を使用することです。さらに私たちの作物から出る「廃棄物」を利用して、建材やその他のプラスチックやファイバーグラスの代替え品として提供するバイオ複合会社とも協力しています。

2021秋冬シーズン、私たちは脱ガム工程を削除し、水使用をさらに抑えたワークウェア・ヘンプ・デニム製品を発表します。

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