UPF加工
UPF加工は有害な太陽光の紫外線放射が肌へ到達するのを遮断する衣類の機能を増幅させます。
なぜ
UPF加工は、太陽の危険な紫外線が肌に達するのを防ぐために、生地と製品の機能性を向上させるためのものです。糸そのものに特別な化学薬品を加えたり、重さや厚みといった生地の構造を変えたり、生地に局所的な化学薬品処理を加えることにより、紫外線からの保護層を作りだすことができます。
言うまでもなくUPF加工済みの衣類は、処理された生地によって覆われた身体部分を保護します。
現在の取り組み
パタゴニア衣類のサンプロテクションを向上させるためにいくつかの方法を使用しています。ひとつの方法は、日焼け止めに含まれる成分に似た二酸化チタン添加物で作られた糸を使用して有害な太陽光線の遮断を促します。それらの添加物は糸の中に永久的に含有されるため、高い耐久性と軽量な繊維を作りたい場合にとくに有益です。
標準的な糸で紫外線から保護するためのもうひとつの方法は、特別な構造や厚い生地を使用することです。もっとも快適な生地は、重さと保護の最適なバランスによるものです。
UPF指数を持つ製品は、どれも着用する人が適切に保護されていることを明確にするための厳しいデザイン基準を満たしていることを保証します。そのため、保護範囲の少ないタンクトップなどの製品はUPF指数の生地を採用していても着る人が保護されるという宣伝はしません。
次なる展開
サンプロテクションを向上し、製造による環境への影響を削減するために、パタゴニアは継続して改善技術のオプションを探ってゆきます。
