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Work in Progress Reportをご覧ください

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2025年度のWork in Progress Reportでは、私たちの唯一の株主である地球への負担を軽減するために行っている、新しくて楽しい、そしてちょっと変わった方法をすべてお伝えします。

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地球が私たちの唯一の株主

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事業の繁栄を大きく抑えてでも地球の繁栄を望むのならば、私たち全員が今手にしているリソースでできることを行う必要があります。これが私たちにできることです。

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ユーレックス天然ラバー

石油に由来するネオプレンではなく、責任ある方法で育てられた木々を供給源とする天然ラバーをパタゴニアのウェットスーツに使用することで、化石燃料への依存を削減しています。

なぜ

サーファーたちは1950年以来、ウェットスーツの主原料としてネオプレンを頼りにしてきました。しかしこの素材は再生不可能で、製造過程でエネルギーを大量に消費します。1930年にデュポン社によって開発されたこの合成ラバーは当初、原油由来の石油化学基礎製品であるブタジエンを塩素化し、重合することにより製造されました。 ここ数十年間、一部の会社はネオプレンの代替策として石灰岩を使用してきましたが、これもまた抽出が困難かつ破壊的で再生不可能な素材であり、環境に対して大きな改善にはつながっていません。石炭岩は採掘後に粉砕し、溶鉱炉にて摂氏1982度以上という超高温で熱する工程でも多大なエネルギーを要します。

2008年に私たちがウェットスーツを作りはじめたとき、その目標のひとつは環境への影響を減らすネオプレンの代替策を開発することでした。そこでまず、グアユールという植物由来のラバーを取り入れました。その数年後にはヘベアの木から採取された天然ラバーを採用することにより、私たちのウェットスーツからネオプレンを完全に取り除くことに成功しました。パタゴニアのユーレックス天然ラバーは石油に依存することなく、従来のネオプレンに勝るとも劣らない機能性を発揮します。

現在の取り組み

2016年、私たちはネオプレンを一切使用しない最初のサーフ企業となりました。現在ではパタゴニアのメンズ、ウィメンズ、キッズの全ウェットスーツだけでなく、グローブ、ブーティ、フードのすべてがユーレックス天然ラバー85%と丈夫な合成ラバー15%のブレンド(ポリマー含量)で作られています。

しかし天然ラバーにも、環境に悪影響をもたらす可能性が潜在します。ヘベアは熱帯の多くの国々における商品作物であり、その植林を増やすために雨林が切り開かれて焼かれ、水域では干拓と分水が行われ、原生種の地被植物を除去するために有毒な枯葉剤が使用されてきました。東南アジアでは、マサチューセッツ州とバーモント州を合わせた面積に相当する原生林がヘベアの耕作地として皆伐されてしまいました。

天然ラバーへの移行を決意したときに私たちは、森林伐採に加担しているのではないことを確実にしたいと願いました。そこで、私たちが使用するヘベアラバーは生物多様性と生態系の完全性が守られている農園のみから供給されていることを保証するために、FSC®(森林管理協議会)とパートナーを組みました。パタゴニアのユーレックス天然ラバーはすべてFSC認証済みで、それは世界のゴム産地のように、雨林を新たに切り開いた供給元ではないことを保証しています。

次なる展開

グアユール由来のラバーに取り組んでいた当時、パタゴニアは「私たちは町いちばんの草を育てています。そしてその秘密も教えます。」という、やや含みのある見出しを広告に採用しました。

そしてその広告上に小さめの字で、それはパタゴニアが業界全体とユーレックスのテクノロジーを共有し、他社もネオプレンからの離脱に賛同してくれることを願っているからだと説明しました。私たちは天然ラバーに移行したときも同じ呼びかけをつづけ、いまでは数社のサーフ企業が彼らのウェットスーツに導入してくれています。私たちにとって、それはビジネスを有利にするためのものではなく、サーフィン業界全体に変革をもたらすためのものだからです。

私たちの見解から言えば、ユーレックス天然ラバーの最高の利点は、もはや機能性と地球を天秤にかける必要がなくなったということです。ウェットスーツが水中でどのように機能するか、そして日々の使用にどれだけ耐えるかはいまも最重要事項であり、天然ラバーをできるだけ軽く、強く、柔軟にするために取り組みつづけています。私たちは今後もサーフィンをする人たちと他のサーフブランドに、ネオプレンを過去のものとするよう奨励しつづけながら、ユーレックスの機能における最大の可能性さらに押し広げていくことを目指しています。


ユーレックス天然ラバーへの道のり

より良い方法でウェットスーツを作るために。

2012年

ユーレックスとともに

ユーレックス社と協働して研究開発に取り組み4年半後、私たちはグアユールから植物ベースのラバーを開発しました。この再生可能な非食用作物は、農薬を使わないうえ、水の使用量がわずかで、従来のネオプレンに比べて毒性の少ない工程で製造されました。

2014年

市場に開放

私たちは、この画期的な独自のバイオラバーをサーフ業界全体に開放しました。その理由は、需要と供給が増えれば価格は下がり、より多くのサーファーがより害の少ないスーツを選ぶようになれば、私たち皆が、そして地球も、成功することになるからです。

2016年

ヘベアラバーへの切り替え

私たちは、森林破壊に加担していないことを確実にするためにFSC®(森林管理協議会)と提携し、パタゴニアが使用するヘベアラバーは生物多様性と生態系の完全性を守る農園のみから供給されたことを確認しています。

2018年

フェアトレード・サーティファイドの工場で製造された世界初のウェットスーツ

パタゴニアのウェットスーツは全製品ラインにおいてフェアトレード・サーティファイドの工場で製造。それは製造に携わった労働者に賞与が支払われることを意味します。ユーレックスのスーツは快適さと伸縮性において進化を遂げ、これまでの機能性の基準をはるかに超えながら、環境への影響を抑える方法で製造しています。現在では、ユーレックス・ウェットスーツは水の使用量を削減する原料染めのライナー、有害な揮発性有機化合物(VOC)不使用の水性接着剤AquaAを採用しています。

2022年

サーフ業界への導入

ユーレックス天然ラバーは、Billabong、needessentials、Seea、Finisterre、SRFACEなど、多数のブランドのウェットスーツに採用され、サーフ業界の主力となっています。愛することに必要な製品を作るために、より悪影響の少ない方法を見つけることは、いま、これまで以上に重要です。

ユーレックス天然ラバー
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