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地球が私たちの唯一の株主

事業の繁栄を大きく抑えてでも地球の繁栄を望むのならば、私たち全員が今手にしているリソースでできることを行う必要があります。これが私たちにできることです。

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川隅 麻紀

川隅 麻紀

DTC部門リテールストア/スタッフ(パートタイム)

パタゴニア入社年
2017年/2022年再入社

ワークスタイル
オンサイト:パタゴニア サーフ大阪/アウトレット

「パタゴニアは環境に対して声を上げている会社ですが、社員の多様性についてはどう取り組んでいるのだろうかと。私は当事者のひとりとして話をさせていただく機会がありました」

情熱を注いでいること:

パタゴニアでは数年前から社内全体で「JEDI」の取り組みが始まっています。これは「Justice(公正)、Equity(公平)、Diversity(多様性)、Inclusion(包容性)」という4つの言葉の頭文字で、もともとアメリカ本社で始まった人種差別やLGBTQ+を含めた社員の多様性を考える取り組みです。誰もが安心して働ける環境を提供したいという会社の考え方からきています。
その取り組みのなかで、私はLGBTQ+の当事者として、全社内向けに話をする機会を得ました。今の日本で自分たちが置かれている状況や、社内で感じてきたことなど話をさせていただきました。それが2020年の4月。それからは以前に比べて、社内で積極的に話し合う場が生まれました。それは私ひとりの成果ではなく、一緒に考えてくれるワーキンググループの仲間やストアスタッフみんなの協力があってこそ、です。

当事者として声を上げた思い:

私にとっては普通のことでも、社会ではそうではない。本来、当事者として声を大にして発言するのは不本意なのですけど、でも発言しないと変わっていかない。たとえば、LGBTQ+を巡る法整備の議論や裁判の場では「社会通念がない」と言われることが多いのが現状です。では社会通念ってなんだろうと考えてみると、国が法律や制度を作るのと合わせて、みんながそのことを話題にし、関心を向けて声にしていく、その両方が必要なことかなと。できるアクションは色々ありますが、まずは選挙と一緒で話を広げていくことが戦うすべかなと。
べつにLGBTQ+に限った話ではなく、介護や自身の治療、障害や人種の問題など、ひとりで抱えて生きるには大きな課題が周りには多くありますよね。人生のなかでも、1日のなかでも働いている時間と職場環境は大事じゃないですか。社会的には少数派の人も含めて、本当の意味で誰もが安心して働ける職場であってほしいと思います。それには私はいつでもフルオープンですし、幸い、私の発言を理解してくれる職場の仲間に囲まれています。私が発言し、聞いてくれた誰かが他の人に伝える。そうした広がりができることが一番の成果だと思います。

パタゴニア入社までの道のり:

アウトドアの会社で働きたいと思ったきっかけは、ワーキングホリデーで行ったオーストラリア。それまでアウトドアの経験がなかった私にとって大きなインパクトがありました。パタゴニアを選んだのは、トレーサブルダウンの記事を読んでからです。ただモノを売るだけでなく、製品に対してあらゆる責任を果たそうと努力している会社があることを、そこで初めて知りました。ただ、カッコいいだけの会社じゃないんだなって。

好きなアウトドアアクティビティ:

登山が好きで、北アルプスをテント泊で縦走するのが好きです。できるだけ長く山にいたいし、1週間くらいかけて縦走したこともあります。一番印象に残っているのは、初めての北アルプスとなった剱岳登山です。私にとってはひらすら長く、雷鳥荘の温泉で生き返ったことをよく覚えています。

お気に入りのパタゴニア製品:

マイクロパフが好きです。1年中出番があって、破れても修理するヒマがないくらい、いつも使っています。他にも好きな製品はいろいろあるのですが、一番使っていると言えばこれですね。

パタゴニアは製品を保証しています。

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