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Go Renewable 2015 : パタゴニア従業員がみずから行動する理由

パタゴニア  /  読み終えるまで6分  /  アクティビズム

2011年の震災から4年が経った2015年、パタゴニアは昨年同様に「Patagonia Says No Nukes Go Renewable」のメッセージを掲げ、原発から再生可能エネルギーへの転換が必要であることを訴えます。

「私たちは私たちが愛し、遊び、楽しむ場とする惑星と野生の場所の破壊を早める現状や体制を拒否する」このことを明らかにすることは、いまの私たちの世代の仕事です。私たちの子供や孫を顧みず、自然が破壊されるのを傍観していることはできません。

だから私たちは圧力をかけつづけなければなりません。それは路上や街頭で、市庁舎や首都で声を上げ、存在を知らせることを意味します。そして最も大切なことは、選挙で私たちが危機に直面していることを理解する候補者に投票することです。それは地元のサーフブレイク、川、草原、山を守り、持続可能な農業を支援することになります。私たちは個人としての責任を取らなければなりません。そしてそれは消費を控え、よりシンプルで吟味された生活を送ることを意味します。

3月7日の土曜日、京都で開催される「バイバイ原発3・7きょうと」は日本のエネルギー政策の未来のために大きな声明を出すチャンスです。パタゴニアは従業員に参加する選択肢を与えるため、パタゴニア京都を午後5時まで閉店することに決めました。以下は京都ストアマネージャー、瀬戸勝弘からのメッセージです。

「パタゴニア京都は3月7日(土)の営業時間を変更し、バイバイ原発3・7きょうとに参加します。臨時閉店中にご来店いただいてしまうお客様には大変申し訳ない気持ちですが、私たちにはストアを閉めてでも本集会とデモに参加する理由があります。

現在、政府や電力会社は停止している原発の再稼働へ向けた動きを加速させ、準備を進めていますが、そのなかの高浜原発や大飯原発は京都市内から車でなら約2時間の、福井県若狭地方にあります。

原発に近いこの地域一帯には透き通るほど美しい海や原生の山々が広がり、夏は多くの海水浴客が訪れる人気の観光エリアです。そして少し寒くなりはじめる10月ごろからは、本格的な北風がサーフィンをする私たちに最高の波を届けてくれます。もちろん、新鮮な魚や海産物も豊富に採れ、この地域で無農薬の野菜を大事に育てている若手の農家さんもいらっしゃいます。

けれどももし再稼働した原発で事故や災害が起これば、私たちは二度とあの海岸で遊ぶことはおろか、目の前に広がる素晴らしい景色を子供たちに見せることさえもできなくなるかもしれません。豊かな漁場だった若狭湾の魚も、無農薬の大地で育てられていた農作物も、放射能で汚染され、口にすることができなくなるでしょう。

また京都でさえ、少し離れているとはいえ、事故や災害の起きた原発から放出・拡散される放射能の影響を受ける可能性はとても高いです。これは京都だけの問題ではなく、隣接する滋賀県も同様です。滋賀県の琵琶湖は関西の水がめとして数百万人の飲み水や生活用水として利用されています。ひとたびこの琵琶湖が放射能によって汚染されることになれば、甚大な被害やその後の影響が長期間にわたって残ることは確実です。また万が一それが季節風の強まる秋から冬に起これば、その放射能の拡散速度はさらに早まり、そのスピードは元気な成人男性が走っても逃げ切れない速度であるというデータもあります。

私たちはこのように環境や社会に悪影響を与える可能性がとても高い原子力発電から、よりクリーンで永続可能な再生エネルギー源へ、日本のエネルギー政策を変換するように行動を起こすべきなのです。

京都ストアの全員が、この集会とデモ行進の日に何事もないかのようにビジネスを営むことができないと感じました。私たちの愛する京都やその周辺の自然環境がこうした危険にさらされるかもしれないのを、ただそばで見ていることはできないからです。

私たちはバイバイ原発3・7きょうとでPatagonia says No Nukes Go Renewableのメッセージを発信します。私たちは原子力発電に対して「NO」と言います。再生可能エネルギーの普及・拡大を応援します。そして、望む未来を自分たちの行動で掴み取ります。

もしも私たちと一緒に参加してくださる方がいらっしゃいましたら、当日午前10時に、京都ストア前にお集まりください。皆様と交流を図ったのち、一緒に行進へと出かけましょう。

パタゴニア京都は午後5時に開店し、通常どおり午後8時まで営業します。」

2015年、パタゴニアは原発から再生可能エネルギーへの転換が必要であることを訴えつづけます。そして、私たちが重要と考える再生可能エネルギーを中心電源とする社会が可能であることについて、またそうした私たちの行動を鼓舞するような、2011年の震災からこれまでの4年間に日本各地で動き出している市民主導の発電について、識者の声を紹介していきます。

そして3月、パタゴニア日本支社の従業員は「No Nukes Go Renewable」にもとづき、それぞれの地域で、それぞれの方法で、みずから行動していきます。以下は「バイバイ原発3・7きょうと」を含む、私たちの行動のその一部です。

デモ行進参加
・3月7日(土):バイバイ原発3・7きょうと
・3月8日(日):3・8NO NUKES DAY 原発のない未来をつかめ!反原発★統一行動

映画『日本と原発』自主試写会
・3月6日(金)19:30:パタゴニア東京・吉祥寺
・3月8日(日)19:30:パタゴニア仙台パタゴニア東京・丸の内
・3月9日(月)19:30:パタゴニア ベイサイド・アウトレット
・3月14日(土)19:30:パタゴニア福岡
・3月24日(火)19:30:パタゴニア神戸

これらは私たちみずからの行動ですが、もしも私たちと一緒に参加したい、学びたいと思われる方には、パタゴニアのドアはつねにオープンです。ぜひご一緒ください。

3・8NO NUKES DAY 原発のない未来をつかめ!反原発★統一行動のデモ行進に一緒に参加してくださる方は、当日13:45に日比谷図書館文化館(三角形の建物北側の頂点付近)へ「Patagonia says No Nukes Go Renewable」のバナーを目印にお越しください。14:00に出発します。映画を一緒に観てくださる方は、当日上記直営店までお越しください。また3月11日を中心に全国でさまざまなアクションが行われています。全国各地の取り組みはこちらでご覧いただけます。

ともに参加し、ともに学び、そして2015年4月に予定されている第18回統一地方選挙で環境に投票するよう近隣の人びとを刺激しましょう。

有権者を巻き込んで環境への投票を促すパタゴニアの努力についてはこちらをご覧ください。

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