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「$20 Million & Change」とPatagonia Works(パタゴニア・ワークス)―環境のための持株会社―のご紹介

イヴォン・シュイナード  /  読み終えるまで4分  /  アクティビズム, デザイン

Photo: Tim Davis

私は自分のことをビジネスマンだと考えるのが好きではない。私がビジネス界に対してかなりの懐疑心を抱いていることをご存知の方も多いだろう。しかし、妻と私が40年前に創業した会社「パタゴニア」は、世界的な規模でいうところの中堅会社に成長した。そしてそれは私の家族に深刻な責任を与えている。パタゴニアのミッション・ステートメントの最後の一文は「……ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する」である。私たちはそのことをつねに真剣にとらえてきた。

3つの例を挙げよう。この30年間毎年、パタゴニアは売上の1%を草の根環境団体に寄付している。またこの惑星の衣料品と履き物の3分の1以上を製造する会社からなる組織、〈サスティナブル・アパレル・コーリション〉の設立に一役買った。その後すぐ、コーリションはデザイナー(のちには消費者)が製品を開発したり原材料を選択する際に、よりよい選択をするために使うことのできる社会的/環境的パフォーマンスのインデックスを発表した。そして昨年、パタゴニアはカリフォルニア州初のBコープ(ベネフィット・コーポレーション)となった。これはこの会社を成功に導いた価値観が、いまや法的な定款書に刻み込まれたことを意味する。

いまこそパタゴニアが次のステップに踏み出すとき、つまりアパレルとアウトドア産業の枠組みの外に出るときだ。今日、私たち一家は「$20 Million & Change」を始動することができることをうれしく思う。「$20 Million & Change」とは同じ志をもち、環境に肯定的な利益をもたらす責任ある新興企業を援助する内部基金である。

この基金を始動するとともに、私たちはパタゴニアと私たちの他のビジネスを、パタゴニア・ワークスと呼ばれる新しい持株会社の下に再編成した。持株会社のほとんどが多角化を目的とするなか、パタゴニア・ワークスはただ1つの目的だけに焦点を当てている。それは、環境危機の解決の一助となるためにビジネスを利用するという目的だ。パタゴニアの衣料品会社のCOOとCFOだったローズ・マーカリオがパタゴニア・ワークスの社長兼CEOという新しい役職に就く。ローズは私たちの会社の利益を3倍に導くのに重要な役割を果たした人物だ。彼女のビジネスセンスと強い社会的/環境的責任感を新しい会社における次の5つの重要な分野に適応したい。衣料品はもちろん、食品、水、エネルギー、廃棄物だ。ローズはPatagonia Provisions(パタゴニア・プロビジョン)のローンチを担当したが、それはまもなく、ワイルドサーモン・ジャーキー(ファーストネイションズの先住民によって出生した川で捕らえられた野生のサーモン)から、ジャーキーと同じように調達元を吟味した他の食品にも拡張する。食品ビジネスは、衣料品やエネルギー産業同様、環境面で壊れている。惑星に戻すことができる以上の量の資源を奪っているのだ。自然に対抗するのではなく、自然に調和することによって食べたい物を手に入れる方法を探るのが目的である。

パタゴニア・ワークスの中心にあるアパレル会社、Patagonia, Inc.(パタゴニア社)はケイシー・シーハンが継続して社長兼CEOを務める。

パタゴニア・ワークスと「$20 Million & Change」を革新的な投機的事業だと理解する人もいるだろう。だが、私たちはより責任あるビジネスを営むための次の論理的ステップだと考えている。過去2世紀の経済成長は、増大しつづけるカーボンの大きなたき火と結びついていた。これからの100年におけるビジネス、そして人間の成功は、自然を使い尽くすのではなく、自然と連動することによってもたらされなければならない。それは必然である。現在のほとんどのビジネス界で考えられているような贅沢ではない。私たちはすべての会社がこの方向に向けて私たちとともに取り組みはじめてくれることを期待している。

「$20 Million & Change」への資金提供と詳細情報についてはe-mail(info@patagoniaworks.com)または電話(805-667-2300)でご連絡をお待ちしております。

敬具

イヴォン・シュイナード
パタゴニア・ワークス創始者

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