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〈ロックウッド・アニマル・レスキュー・センター〉がリノのパタゴニアを訪問

ローレル・ウィンターボーン  /  2013年7月8日  /  コミュニティ, アクティビズム, カルチャー, 環境

アラスカでのダニーの勇敢な救助劇とゾッとする檻での生活についてマットが陽気に語るなか、当のダニーは部屋の隅で丸くなって穏やかに昼寝をしている。部屋のもう一隅では、片割れのウィローが眠気でウトウトし、数秒ごとに頭が垂れかかる。このグループでは新顔で、50人程いる見知らぬ人たちに見つめられるのにまだ慣れていないウィローは、警戒を緩めたくはないが疲労に圧倒されているのだ。ベンチュラ郡の〈ロックウッド・アニマル・レスキュー・センター(LARC)〉からネバダ州リノにあるパタゴニアのサービスセンターまでは長い道のりだった。

ダニー・ボーイが目覚め、聴衆に近づいて彼らの顔を舐めるようすを見ると、彼が残酷な扱いを受けたことは想像し難い。ダニーは道路脇の見せ物として監禁されていた29匹のオオカミと狼犬のうちの1匹で、鎖につながれ、自由に動ける足場はたった1メートルほど。見物客は5ドル払って餌を投げていた。オオカミは数日に1度しか餌をもらえず、他のオオカミからは離れて鎖につながれていた。彼らは誰にも触ってもらえず、マイナス20度の気温と3~4メートルの雪に囲まれながら生き延びた。冬には水も与えられず、雪と氷が水分源だった。それは悲惨な暮らしだった。

〈LARC〉のマット・シモンズとローリン・リンドナーがこれらのオオカミのことを、そしてオオカミたちが安楽死の危険にさらされていることを知ったとき、彼らは持っているすべての資源を活用した。ボブ・バーカーとボランティア、そしてオオカミを温かく保つパタゴニアのギアの支援を受け、オオカミたちはセンターまで空輸され、第二の人生が与えられたのだ。

ダニーとウィローと出会って彼らの気質を知ったあとは、なぜ人がオオカミと狼犬に引きつけられるのかが明らかになった。彼らは子供のときに読んだおとぎ話に出てくるような怖い動物ではなく、フレンドリーで平静で、そして人間のこともあまり恐れていないようだった。これらの動物に人が惹きつけられるようになると、狼犬の繁殖が増える。どうやって面倒を見るかも理解しないままに。生来、彼らは家の中あるいはクレートで生活するようにできていない。狼犬のオーナーはまもなく彼らがペットとしての生活に向いていないことに気付く。こういうとき〈LARC〉が介入し、安楽死や捨てられるのを防ぐのだ。

〈LARC〉はロサンゼルスの郊外のロス・パドレス国有林の20エーカーの敷地にある。現在、センターを拡張するため、隣接する1,160エーカーの購入資金を集めている。彼らの囲いは大きく頑丈で、動物が十分に走れる広さに設計されている。フェンスは高く、動物が土を掘っても逃げ出せないように土中に2メートル埋め込まれている。なぜこれらの動物が野生に戻されないのか不思議に思う人もいるかもしれない。オオカミと犬の雑種は家の中での生活にも野生の生活にも適さない。ありがたいことに〈LARC〉がその中間の住処の提供を申し出てくれた。

〈LARC〉についての詳細はlockwoodarc.orgをご覧ください。〈LARC〉は毎月第3土曜日にボランティア日を開催しています。

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