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イヴォンの手紙を読む

パタゴニア対ドナルド・トランプ

ローズクランス・ボールドウィン  /  2018年8月7日  /  アクティビズム, 環境

伝説的な衣類会社パタゴニアが冒険的な人生を真に生きてきたことは誰でも知っている。また彼らが環境に気遣っていることも周知だ。しかしトランプがやって来るまで、彼らに闘う意志があることには、私たちは気づかなかった。

パタゴニアはその創業者イヴォン・シュイナードのイメージの上に築かれている。1月後半にはじめて彼と出会ったとき、そのイメージはフランネル・シャツ、くたびれたズボン、そしてフリップフロップ。シュイナードは最も裕福な人間の候補としては稀なタイプで、注目を浴びるのを避けるかのように偏向的な雰囲気をもつ。著名なクライマーのトミー・コールドウェルが私にこう言った。「おかしいんだけど、僕が最初にパタゴニアのカフェテリアで彼に会ったとき、こう思ったんだ『この男は住む家のないやつみたいだな』って」

シュイナードはビート族のドロップアウトで背教的な資本主義者であり、いまも定期的にサーフィンとフライフィッシングをするために消え失せる。そしてその世代の革新的ロッククライマーだった彼は、昨年8億ドルの売り上げを記録した企業を監督する。79歳のシュイナードは日光と食事とワインを楽しむ元山屋のように見えるが、明日黙示録がやってきたら、おそらく僕らの誰よりも長生きするだろう。彼は言う。「僕は山で多くの時間を過ごしたから、A地点からB地点まで安全かつ効率的に移動することができる。窮地に立っても、海岸線なら家族を食べさせていける。だが砂漠ではまったく無能だ。砂漠はまったく理解できない」

私たちの会合の数か月前、シュイナードとパタゴニアはいくつかの災難を経験した。カリフォルニア史上最大のトーマス山火事はベンチュラ本社の周囲の山を焼いた。5人の社員が家を失い、そのあと土砂滑りにみまわれた。そのすべてが起きたのは、パタゴニアが東海岸で直面していた危機、つまり偉大なる破壊者トランプ大統領が前任者の国定記念物のいくつかを縮小するという決断に対応しているときだった。その誓約はアメリカ大統領としては初のもので、ユタ州のベアーズ・イヤーズなどの国定記念物を制限することは、米国史上最大の保護地の削減を意味する。だからパタゴニアは、12月初旬にホームページを厳しいメッセージに変えた。「大統領はあなたの土地を盗んだ」

それに対応し、米国自然資源委員会は「パタゴニアを買うな」と題したemailを送った。これはトランプがツイッターで、ノードストロームが娘のファッション製品を支持していない、と愚痴をこぼすのとは別物だ。企業優先だとされる共和党によって運営される連邦政府が、実際には株式未公開の会社をボイコットすることを呼びかけ、政府倫理庁の前ディレクターがこの行為に「奇妙かつ危険な公民規範からの離脱」だとレッテルを貼るよう駆り立てたのだ。

シュイナードは短気な逆張り投資家として知られてきた。彼はemailをしないし、携帯電話もほぼ触らない。だが彼は力強い発言をすることに長けている。12月、シュイナードはCNNに、僕らが会ったときに着ていたのと同じようなフランネルのシャツで登場し、「この政権が理解できる唯一のものは訴訟だけだ。僕らはこの惑星を失っている。我々の政府は邪悪だ……僕は一歩譲って悪に勝たせる、ということはしない」と言った。

それがパタゴニアが最近、連邦法廷でホワイトハウスに訴訟を起こしている理由だ。

これはあなたの両親のフリース製造会社ではない。僕らは「パタグッチ」や「フラタゴニア」といった古い冗談の先にいる。たしかに、いまもパロアルトのベンチャーキャピタリスト全員がシンチラのベストを着ているし、『シリコンバレー』のキャラクター、ジャレッド・ダンはだてにパタゴニアの至上コレクションを所有しているわけではない。しかしベストは大衆文化をも縦横に動かす。「ブラック・ライブス・マター」の顔のひとり、ディレイ・マケッソンはあまりにもひんぱんにパタゴニア製品を着るため、彼のベスト自身がツイッターのフィードをもっているほどだ。エイサップ・ロッキーはスナップTのセーターで現れ、ルイ・ヴィトンは登山ファッションにパタゴニアのクラッシック・レトロXを拝借した。オレゴン大学からミシシッピ大学までパタゴニア製品は飽和状態で、同時に最も希少なオリジナルの「ビッグラベル」のロゴのついた製品などのビンテージ品はeBayでプレミアムがついている。

パタゴニアの本社は大学キャンパスとリサイクリング・センターを掛け合わせたようで、太陽光発電パネルがあちこちにあり、ウェットスーツが車の屋根で乾かされている。5エーカーのこのキャンパスはビーチまで徒歩ですぐの場所なのだ。社内には社員が2年生までの児童を託せる学校があり、これにより社員間でほぼ性別均衡が達成されている。現CEOローズ・マーカリオを含むそのCEOの多くは女性だ。シュイナードがその回顧録であり、ビジネスバイブルである『新版 社員をサーフィンに行かせよう』で書いているように「私の回りは女性ばかりだった。私は、このころから、こういう環境が好きだった」

シュイナードはメイン州生まれだが、形成されたのはカリフォルニアだ。勤勉なフランス系カナダ人の大工の息子の彼は8歳のとき、1946年に家族と一緒にロサンゼルスのすぐ北にあるバーバンクに引っ越した。それは父親の喘息を改善させるための母親の考えだった。カリフォルニアで、シュイナードは目立った。いい意味ではなく。彼は背が低く、フランス語を喋り、女の子のような名前だった。学校が大嫌いで、高校の歴史のクラスは、マリブ沖で野生のロブスターを捕まえるためにより深く潜れるように息を止める訓練のためのものだった。彼は僕にこう言った。「もし勝者になりたいのなら、自分自身のゲームを発明しなければならないということをずっと昔に学んだ」 そうして彼はウサギ狩りのためにグリフィス公園へ、ザリガニを捕まえるためにロサンゼルス川へと逃避した。サンフェルナンドバレーにはおかしな野生が存在した。彼のお気に入りの遊泳場所は、映画制作会社の現像ラボから出る水溜りだった。「そう、僕は昔は下水で泳いでいたんだ」と彼は笑いながら言った。

それから彼が見いだしたのがクライミングだった。1950年代に16歳だったシュイナードはワイオミングへと車で行き、同州最高峰のガネット・ピークを登った。ほどなくロイヤル・ロビンスやトム・フロストといった他の若いクライマーと知り合い、ヨセミテへ移住。残飯で食いつなぎ、ある時点ではキャットフードを食べて、花崗岩の壁に初登ラインを開拓した。「1960年代は、ある意味化石燃料の時代だった」と彼は語った。「どこでもパートタイムの仕事を得られたし、ガソリンは1ガロン25セントで、中古車も20 ドルで買えた。キャンプするのにお金はかからず、すごくお気楽だった」

シュイナードと仲間たちはロッククライミングを劇的に変え、鋼鉄製ピトンをクラックに打ち込んで登るのを助けるのではなく、近代的な「クリーン」なものにするのに一役買った。これは、パタゴニアのクライミング・アンバサダーのコールドウェルのようなアスリートがヨセミテのドーン・ウォールのフリー化をするといった、誰もが可能だと思いもしなかったことの達成につながった。またシュイナードが47年来の妻マリンダと出会ったのもヨセミテだった。当時、彼女はキャビンを手伝って週末に働くロッククライマーだった。シュイナードいわく、決め手となったのは、ある日彼らが一緒に過ごしていて、女の子たちが車の窓からビールの空き缶を投げ捨てるのをマリンダが目撃したときだった。彼女はそれを拾うよう命じると、女の子たちが中指を立てた。マリンダは車に近づき、ナンバープレートを素手で引きはがすと、レンジャーの事務所に報告した。シュイナードは惚れた。

パタゴニアのはじまりは、シュイナード・イクイップメントとしてイヴォンが仲間のために作っていたクライミング道具を売ることだった。最初の衣類は同様に機能的で、岩に耐えるようデザインされた頑丈なコーデュロイのズボンと、イヴォンがスコットランドでのクライミング旅行から持ち帰ったのと同じような分厚いラグビーシャツだった。衣類が売れはじめると、彼らは衣類をギアとは別にすることに決めた。そしてその会社には名前が必要だった。シュイナードはこう説明する。「ほとんどの人たちにとって、とくに当時、パタゴニアというのはティンブクトゥやシャングリラなどと同じような名前だったんだ。どこか遠くにあるおもしろそうな場所、知る人ぞ知る場所だった」

最近では、その「どこか遠く」の地は盛況だ。マーカリオの在職中、歳入と利益は4倍になった。衣類に加え、パタゴニアは映画を制作し、食品事業を営み、環境について責任ある事業を展開するベンチャー企業を対象にベンチャー基金までもっている。そのうちのひとつ、ブレオは魚網を再利用してスケートボードとサングラスを作る。ここにいたるまでに、パタゴニアは売上の1%を環境団体に寄付しはじめ、これは2017年の4月の時点で8,900万ドルにのぼる。また国外の工場におけるより良い慣行を要求し、サプライチェーンのクリーンアップにおいてアパレル産業を先導してきた(いまもシュイナード夫妻と2人の成人した子供がパタゴニアの独占オーナーだ)。

これだけの成功にもかかわらず、シュイナードに苦痛を与えつづけている問題がある。それは、衣類会社は汚染せざるを得ないことにある。今シーズンの新しいフワフワのジャケットは明日には埋立地行きとなる。「衣類に関して惑星のためにできる最善のことは古着を買い、着れなくなるまで着古すことだ」とシュイナードは言う。「車と同じだ。シボレーを処分してプリウスを買っても、惑星のために何かをしたことにはならない。ただもう一台の車を路上に出しただけ。他の誰かがあなたのそのシボレーを運転するのだから」

2011年のブラックフライデーに、パタゴニアは『ニューヨーク・タイムズ』紙に「このジャケットを買わないで」と題した全面広告を掲載した。会社は古い衣類を修理あるいはリサイクルすることを誓約し、一方お客様には必要のないクズ製品を買わないよう懇願した。もちろん、パタゴニアの広告は話題となり、同社は多数のジャケットを売った。「だがそれはまた北米最大の衣類修理センターを作ることを余儀なくさせた」とシュイナードは言う。「僕は顧客にできる限り最高の品質を製品に取り入れることを誓約した。もし壊れたらそれを修理し、必要なくなったら新しい所有者を探し、ついに完全に使えなくなったときは別の用途にリサイクルする」と。彼はこう付け加えた「もちろん、その目的はもっと多くを売ることではなかった。ジャケットの売上はすさまじかったがね。それは禅みたいなもの。正しいことをすれば、良いことが起こる」

トランプの時代、シュイナードとパタゴニアは奮い立っている。選挙の翌年、新米の社員がブラックフライデーの日の売上を何百もの草の根環境団体に寄付したらどうかという突拍子もない考えを思いついた。現行政権が嫌う変化に対して有益な種の考えだ。しかしそれはその日の歳入の一部を分配するのではない。そのすべてだ。このアイデアは上部へと伝わり、数日以内に、会社はソーシャルメディア上でそれを約束した。注文は殺到した。

その前年、パタゴニアはブラックフライデーに250万ドルを寄付した。2016年、その額は1,000万ドルで、パタゴニアはその全額を寄付した。「それは高くついた」とシュイナードは言った。「なぜなら総収入だったから。だだ購買者の60%が新しい顧客だった。60%だよ。それは僕らがそれまでにした最高のビジネス案件のひとつだった」

トーマス山火事の数週間後、ベンチュラの空気はまだ煙の匂いがしていた。パタゴニアの本社は火事が近づくまで避難場所として提供された。その後、ベンチュラの直営店は山で夜間に働く消防士に長袖の下着とズボン下を、土砂のなかで人命救助にあたる救出作業員にはウェーダーを無償で提供した。そしてそういった状況においてパタゴニアのアクティビズムが売上にとても有効なのはかなり都合が良いようにみえるとシュイナードに告げたとき、私はかなり気まずい思いをした。彼の頭では「禅」であることが、他の人には「良いマーケティング」に聞こえるかもしれないのではないかと。彼はこの点についてある程度譲歩したものの、強く反論した。「僕らは有言実行をしている。多くの企業はグリーンウォッシングをしており、若者はそれを見抜いている。子供たちは賢い、だから僕らは彼らに対して見下した態度で話したりしない。僕らのマーケティング哲学はただ、人びとに我々が何者であるかを告げること。それはつまり、人びとに僕らが何をしているかを話し、それ以上は何もしないようにつとめること」

私はシュイナードに訴訟とトランプに対する感情について質問した。彼はしばし考えた。もしかすると気持ちを抑えるために。「この政権について腹が立つのは、彼ら全員が気候変動否定論者であること。それはごまかしだ。彼らは何が起きているのか知っている。彼らがしているのは、もっと金を稼ぐために気候変動について意図的に何もしないこと」と語った。彼は一呼吸置き、頭を下げると、爪をテーブルでこすった。そしてもう一度背筋を伸ばした。「それは真の悪事だ。それが、僕がこの政権を悪だと見なす理由だ。彼らは自分たちが何をやっているのか知っている。そしてもっと金儲けをするためにやっているということも」

次第に、会話はより一層暗いものとなった。トランプについて、シュイナードはこう付け加えた。「まるで不満を抱きすぎて、すべてを破壊したがっている子供のようだ。それが僕らの大統領なんだ」 私は皮肉っぽく尋ねた。彼に楽観的な部分はあるのかと。横に座っていたマーカリオは大声で笑った。「イヴォンに彼が楽観主義者かどうかを聞いたの?」

シュイナードは笑って頭を起こした。「僕は完全な悲観主義者さ。だが僕はハッピーな人間だ。行動すれば憂うつにならずにすむ」

パタゴニアはいつでも環境主義についての立場をはっきりと示してきた。最新の闘いにも違いはない。

12月、シュイナードは下院自然資源委員会の前での証言に招かれたが、拒否した。パタゴニアが公開した応答のなかで、シュイナードは委員会会長に宛てて、こう綴った。「アメリカ国民は民間世論調査で、国定記念物はそっとしておいてほしいという願いを明らかにしましたが、彼らの希望はジンキ内務長官、本委員会、そして現政権によって無視されました。したがってこの招待が誠実な意図からのものであることを信じる理由は無きに等しいものです」 彼は私に冷笑して、首を振った。ワシントンは彼のような男が自分を見失う、ある種の砂漠なのだ。「僕らは小さな椅子に座らされて、彼らは高い椅子に座って上から見下ろす。そして証言に2分半与えられる。僕はそんな遊びをするつもりはない」

私は子供時代をバーバンクで育ったシュイナードが、教師といじめっ子に直面したことをどう描写したかを思い出した。この政権に攻撃されているように感じるかと聞くと、彼は笑った。「ワクワクしているよ。攻撃を受けないということは、つまり努力不足だということだからね」

ユタ州は現在パタゴニアの政治的行動のひとつの影響を感じている。アウトドア・リテイル産業は毎冬新しいギアをお披露目するため、巨大なトレードショーに集まる。伝統的に、そのイベントはソルトレイク・シティで開催され、市におよそ2,000万ドルの恩恵をもたらしてきた――パタゴニアが先導してショーの開催場所を移動させた昨年2月までは。REIやザ・ノース・フェイスなどの企業とともに、パタゴニアはユタ州の公有地の保護を撤回する硬い決意を抱いていた共和党知事ゲイリー・ハーバートに辟易したのだ。

報道によればハーバート知事は激怒したという。モンタナ州上院議員ジョン・テスターは移転について、「すさまじいメッセージ」を送りつけたと言った。コロラド州で開かれた今年のショーで、それはあらゆる場所での話の種だった。ある業界のベテランは、その一例として、REIはNRA(全米ライフル協会)よりも多くのメンバーを有しながら、それに比類するロビー活動機関がないことを指摘した。いまそれが変わるかもしれない。

それは真の悪事だ。それが、僕がこの政権を悪だと見なす理由だ。彼らは自分たちが何をやっているのか知っている。そしてもっと金儲けをするためにやっているということも

私は2日間トレードショーをぶらついた。何万人もの参加者のなかで、パタゴニアはデンバーでなければ、優にコンベンションの非公式の洋服店だった。バックパック、ジャケット、トラッカー・ハット。コンベンション・センターの外の街では、ホームレスに恩恵を与える新聞『デンバー・ボイス』を売る男性が、パタゴニアの帽子と最高級のダウン・ジャケットを着ていた。

あるとき、私は公有地の利用について会社の幹部が議論するパネル討論に出席した。パタゴニアのグローバル・コミュニケーション・ディレクターのコーリー・ケナは、ユタ州で起こったことに加えて、その他数々の国定記念物が削減の対象になっていることに触れた。トランプが石油掘削に公開したばかりの北極圏野生生物保護区、あるいは州の大部分が反対するにもかかわらずトランプが掘削開発を誓ってきた米国沿岸地域は言うまでもなく。ケナは、パタゴニアはそのパートナーたちとともに固い決意を保つことを誓った。「私たちは嘘を、真っ赤な嘘をつく政権と闘っているのだ」と。

公有地問題の勢いに乗り、パタゴニアは活動家という性質に倍賭けしている。2月には、顧客を環境保護団体とつなぐ新たなオンラインのプラットフォームをはじめた。今年の春はシュイナードの最新のこだわりであり、パタゴニアが先導する「環境再生型有機農業」の認証を発表する。それは農家が表土の管理を通して大気の二酸化炭素を吸収する慣行だ。シュイナードはそれを、気候変動に対抗するおそらく最善のチャンスで、パタゴニアのビジネスにも有効である可能性が大であるとみなしている。「これはビジネスで我々がやっていること――ルールを破ることだ」と彼は言う。「人生はルールに従うのではなく、破ることの方が楽なんだ。よっぽどね」

論説を書いたり新製品を開発したり激怒を煽ったりと、シュイナードは80歳直前の悲観論者にしては多忙極まりない。写真現像用の化学薬品のなかで泳いだ子供時代の影響による癌を免れると仮定すれば、彼より8歳下のトランプだけでなく、まもなく41歳になる私よりもおそらく長生きするのではないかと思う。イヴォン式の解は活発に活動しつづけ、問題に積極的に関与しつづけることのようだ。1992年に社員に宛てた「次の100年間」と題した手紙で、シュイナードはこう綴った。「僕には多くの人たちとは少し違った悪の定義がある。良いことをする機会と能力がありながら何もしない、それは悪だ。悪とは必ずしもあからさまな行為とは限らない。それはたんに善の欠如でもあり得る」その良薬は行動なのだ。

ローズクランス・ボールドウィンの最新小説『The Last King Left』はナショナル・パブリック・ラジオの2017年度のベスト・ブックスの1冊。

本記事は「Patagonia vs. Evil.」と題してGQ誌(2018年4月号)に掲載された記事の転載です。

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