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ブリストル湾を守る「賢明な投資」

ディラン・トミネ  /  2015年2月2日  /  読み終えるまで3分  /  アクティビズム, フライフィッシング

ブリストル湾に注ぐヌシャガク川。アラスカ。Photo: AlaskaTrekker (CC)

ブリストル湾を守る「賢明な投資」

ブリストル湾に注ぐヌシャガク川。アラスカ。Photo: AlaskaTrekker (CC)

ブリストル湾での石油およびガス探査を禁止するオバマ大統領の最近の決断は、魚と環境にとっての勝利のようにみえるかもしれない。だが僕は、これはつまるところ時間と金の問題じゃないかと思う。どちらにせよ、いいことには違いない。その理由はこうだ。

石油とガスの埋蔵量はかぎられている。フラッキングなどの抽出技術の進展によって油脈の寿命を長引かせることはできるが、さらなる恐竜が死ぬのを待つのでないかぎり、石油やガスがあらたに作られることはない。
その一方でサーモンは、適切に管理さえすれば、おそらく究極の再生可能資源である。ブリストル湾のサーモン産業は最も管理の行き届いた世界屈指の漁場であり、毎年20億ドルの持続可能な漁業経済を生み出している。

石油産業とサーモン産業は相容れない。だからどちらかひとつを選ぶしかないし、とくにブリストル湾のように豊かであると同時にもろい場所では、両立は無理だ。というわけでどちらを選ぶかはたんなる計算問題となる。石油産業が潜在的に何十億ドルもの石油をブリストル湾から抽出できるとしても、石油そのものが尽きてしまえば、抽出するものはなくなる。そしてサーモンもブリストル湾から姿を消す。

目先の利益を追って、石油が枯渇し経済展望がなくなる未来を望むのか、永遠につづく、持続可能な年次20億ドルの収入を望むのか…。永遠というのは非常に長い時間であり、安定した雇用から生まれる何十億ドルもどんどん増えていく。さらにブリストル湾が手つかずだからこそ繁栄する観光業やスポーツフィッシングによる利益も加わっていく。

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Bristol Bay United
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