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オーストラリアで手に入れたもの

進士 剛光  /  2014年4月7日  /  サーフィン, スポーツ

今まで感じたことのない時間を味わうこととなったオーストラリアだった。この歳になって1か月半も日本をはなれて生活するなんて、贅沢な時間の使い方だと思う。僕も「休みは週一」という生活を長年していたから、そのことは心から感じる。絶対にこの大切な時間を無駄にしないように、必ず何かを手に入れるために行こうと心に決めていた。そして計画した。

僕がオーストラリアに通っていたのは10代のころだ。そのほとんどはコンテストのためで、宿泊先と海の往復を繰りかえすのみだった。そのときはもちろんそれで十分だった。だが大人になると違ったものにも興味が沸きはじめる。今回は色々な場所に足を運び、見て、聞いた。オーストラリアの個人的な印象も、10代のころはいい波があり、少し田舎ののんびりした空気が流れていて、ゆったりとした時間を過ごすことができるというようなものだった。だが10数年前に比べると、オーストラリアはかなり変わっていた。車の数も建物の数も高さも格段に増え、人の数もとにかく多くなっていた。もちろん海のなかも大混雑。ポイントは多いので、サーフィンするには場所を選ばなければ、そして贅沢を言わなければ、空いている場所でもできるが、やはり有名な場所ではポイントパニックになっていた。

今回の旅では、ありきたりではあるが、多くのサーフショップに寄ってきた。サーフショップにサーフボードがあることは当たり前だが、その数に驚いた。どのショップも多くのサーフボードがおいてあり、色々な種類――同じように見えるものでも本当に少しの差があるようなもの――が人に合うように並べられていた。いまはリットル表示と言って、体積と人の体重を比べることで自分の海のうえでのベストな浮力を選ぶような形になっていて、体重でサーフボードを選べるようになっている。そのことは知っていたが、ここまで多くのサーフボードから自分のサイズを簡単に、しかも確実に自分に合う物を見つけられるシステムに感動した。

サーファーなので海には毎日足を運ぶ。ここでも驚いたのは、サーフィンを生活の一部にしているような、生涯スポーツと見なしているような、年配のサーファーを多く見かけたこと。もちろん小さな子供や青年のサーフィン人口も当たり前のように多い。だが白髪のサーファーがあまりにも多いことによろこびを感じた。やはり年を取ってもできる素晴らしいスポーツだということ、それだけ魅力のあるスポーツだということを、あらためて実感することができた。しかも海に入ると自分よりいいターンや、技をかけてきたりする。海で沖に向かうパドリング時に追い抜かされたときはうれしくなった。

子供に何かを教える。子供に時間を使ってあげる。子供や若い子をケアしてあげようという状況が自然なことも目についた。小さい子供をお父さんやサーフィンの先生たちが教えてあげていたり、ライフセーバーの訓練のようなこともあらゆる場所でおこなわれ、陸でも激しいトレーニングを子供たちにさせている大人がいたり。子供たちを応援している様子をすごく感じた。実際に話を聞いたところ、そのための国の体制も整っているということだった。

最後に僕の気になるオーストラリアの話を少し……

サメが多い海 サメがいるというポイントの話をたくさん聞いた。現にサメはたくさんいるらしいが、それにしても出没ポイントが多い。もちろんサメがでない場所もたくさんある。だがオーストラリアの人もかなり警戒しているようだった。サメがでやすい条件は挙げればきりがないが、川のまえ、雨のあと、曇っているとき、少し沖のリーフのポイントなどなど。海が広くてサーフポイントも多いので、条件もたくさんある。僕的にも毎回気になっていたポイントがあった。日本も同じ海に囲まれている。だからサメの話も聞きそうなものだが、サメと遭遇した話や危険な場所といわれる話などもないのはなぜだろうと思った。

ポイントにはかならずシャワー 一年中暖かい国であるオーストラリアならではだとは思うが、それにしてもありとあらゆるポイントにシャワーがかならずと言っていいほど備え付けられていた。使える時期は短いかもしれないが、同じ観光地である伊豆に住んでいる自分としては、そこまで数も多くないので、ポイントごとにシャワーがあったらいいのにと思ってしまう。オーストラリアはライフセーバーも公務員ということだし、日本と違って、海に対する国の視野が本当に広いことを感じた。

今回は僕が目的にしていたものを追いかけながら、オーストラリアという国のさまざまな部分も見ることができた。だけど時間はフルに、「サーフィン」に関係するものだけに使えたと思う。実際サーフィンしか知らない自分に必要なことは、サーフィンのスキルをあげること。そしてもう一つの目的は、サーフィンのスキルをあげたい人のサポートができるような技術を学んでくることだった。多くの場所で一流のサーフィンを観ながら、自分のサーフィンを磨くことができ、多くの練習をすることができた。プラス、日本のサーフィン文化やサーフィン人口がもっと多くなり、素晴らしいサーファーが育っていけるための勉強もたくさんの時間を使ってできたことも、今回の旅で手に入れてきたものだと思う。

進士剛光がミッキー・ムニョス著『NO BAD WAVES (悪い波はない)』を読んでの感想文の投稿、「サーフィン・アンバサダーの冬休みの読書感想文」はこちらからお読みいただけます。

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