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アルティメットで世界一の景色をみる

森 友紀  /  2012年9月3日  /  コミュニティ, カルチャー

「アルティメット」という競技名を聞いて、ピンとくる人は残念ながら日本国内ではまだまだ少ない。私がアルティメットに出会ったのは16年前。でも競技を見た瞬間、「このスポーツをやるんだろうな」と体で感じてしまった。それまで競技名すら聞いたこともなかったのに…。何がそう感じさせたのかははっきりとは分からないけれど、空に浮かぶフライングディスクがとてもきれいだったのを覚えている(ちなみにフライングディスクというのはフリスビーとも呼ばれている。こちらの方が馴染みがあるかと思うが、フリスビーは登録商標のため、プレーヤーはディスクと呼んでいる)。

アルティメットのルールを簡単に説明すると、各7人からなる2チームが100メートル×37メートルのコートでディスクをパスしながら運んでいき、敵陣エンドゾーン内で味方からのパスをキャッチするとポイント(1点)となる。発祥はアメリカで、アメリカンフットボールが盛んな国柄ということが少なからずそのルールに影響しているのだろう。さらに大きな特徴のひとつとして、審判をおかずに選手同士の判断によるセルフジャッジを採用していることが挙げられる。

私にとってアルティメットの最大の魅力は、究極のチームスポーツだということ。ディスクを持っているプレーヤーは走ったり歩いたりすることができず(ピポットのみ可能)、その場から10秒以内に、味方にパスをしなければならない。このことが何を意味するのか…。つまりどんなにスーパープレーヤーがいても、1人で得点することはできないということである。さらにディスクをパスしなければならないのは10秒以内。ということは、つねに味方の動きを感じ、全員が連動してプレーをしなければディスクはつながらないのだ。加えて風に左右されやすいディスクの飛行性を考えながらプレーすることも要求されるのだから、本当に色々な要素が必要とされる競技である。そうやって、コートの7人の心と動きが連動したとき、ディスクを1度も落とさずに敵陣まで運ぶことができる。つまり得点できるわけで、この瞬間がとにかく気持ちいい。

話が少し競技からずれるが、アルティメットプレーヤーにはパタゴニア製品の愛用者が多い。アメリカではパタゴニアがスポンサーの大会も開かれており、多くのチームがユニフォームはもちろん、試合の合間の防寒具や移動着にパタゴニアのウェアを着用している。私が所属するクラブチームも同様で、ユニフォームにはこの10年ほどキャプリーン1を使用している。何より軽くて丈夫なのが気に入っている。私の記憶が正しければ、最初に作ったものをいまでもずっと着つづけている。10年近く1着のユニフォームを着つづけられるということがパタゴニアの製品のタフさを証明していると思う(もちろん、もうボロボロになってきてはいるが、なかなか破れないので、新調する理由がない)。

また、アルティメットは悪天候のなかでもゲームが行われる。また競技をするのが河川敷のため、屋根など雨を防ぐものがないことも日常茶飯事。そうなるとたんに雨を防ぐだけでなく、雨の中でも快適にプレーができるウェアも必要となる。このように見た目以上にハードなコンディションでの競技だからこそ、アルティメットプレーヤーにパタゴニアの愛用者が多いのだと思う。ちなみに練習や遠征に欠かせない私のお気に入りは、キャプリーン3とR2ベスト。キャプリーン3は競技中のアップや休憩中の防寒具として大活躍してくれるし、R2ベストは何より着心地が気に入っている。

最近パタゴニアで働くようになり、アルティメット以外のアウトドアスポーツを少しずつ経験するようになって感じることは、自然と対話をするという点で似ているということ。アルティメットはディスクの特性上「風」を読みながらプレーをしなくてはいけない。ゲームメイクもつねに先を予測し、ゲームを組み立てるという点では、自然の中でやるスポーツと共通する部分も多いように思う。そしてアルティメットをはじめてからこの16年のあいだ、ディスクは私をアメリカ、ヨーロッパ、アジア…と世界中のさまざまな場所に連れていってくれた。アルティメットがなければ間違いなく、こんなにたくさん海外に行く機会もなかっただろう。たくさんの人びととの出会いもくれた。チームメイトはもちろん、アルティメットを通じてさまざまな年齢層の方と知り合うこともできた。

そして何よりも夢を持つ大切さを教えてくれた。さらに2012年7月14日、その夢を最高の仲間とともに叶えることができた。世界選手権大会優勝、世界一である。「世界一」。長年その瞬間を思い描いてきたし、そのためにがんばってきた。だからなるべくしてなった世界一だと思う。だけどやっぱり、世界一の景色は最高だった。夢を一緒に叶えた最高の仲間がそこにいて、そしてそれぞれを支えてくれた家族や友人の笑顔があふれていた。

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パタゴニア 東京・吉祥寺に勤める森 友紀は、アルティメットの日本代表の監督兼選手として今年7月に行われた世界選手権で見事優勝を果たす。自身が所属するクラブチームはパタゴニア日本支社よりチームウェアのサポートを受けている。

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パタゴニア日本支社ではアウトドアスポーツや環境保護活動を実践する団体やチーム、また関連するイベントの主催者に対して最高のチームウェアをご用意し、その活動をサポートしています。詳細はウェブサイトのチーム&イベントセールスをご覧ください。

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