
Worn Wear ストーリー

パタゴニアのリペアサービスからウエアが手元に戻ってきた。だが、驚くことに、修理した痕跡が一切見当たらない。いったいどうやって? こうして僕は鎌倉リペアセンターを訪ねた。

残暑の厳しい南カリフォルニアの秋。穏やかな朝、アスファルトが熱くなる前に、売り手はすでに縞模様の毛布を地面に広げ、不揃いのヴィンテージセーターを1枚1ドルの値札で並べていた。刺繍入りのテーブルクロスがあふれた段ボール箱の…

はじける笑顔が今の満ち足りた田舎暮らしを物語る。エメラルドグリーンの海を求めて大阪から徳島の南端・海陽町に単身移住し、現在は農業を軸に家族5人で暮らす田中 美子(よしこ)さん。より自分にしっくりきたのはアパレル企業の店員…

オースティン・ロッブズは、ジッパーが完璧だと思っている。だからこそ嫌いなのだ。 パタゴニアのギア類の製品ディレクターとして、ロッブズはこの150年以上の歴史を持つ精巧な仕掛けを知り尽くしている。毎日これらを使用して、高性…

できる限り物を持たず、物に頼らず生きていきたい。とは言え人間は道具を操る生き物で、生活の中にはありとあらゆる道具が存在し、良い道具が生活を豊かにし、道具そのものが豊かな生活の証ともなる。一言に豊かさと言っても人それぞれの…

夜空に瞬く星を目当てに目的地へ舵を切る太平洋海洋民の古代航海術。“ウェイファインディング”とも呼ばれます。数千年の歴史がある彼らの智恵を学びにハワイにカヌー留学し、2014年には航海カヌー「ホクレア号」の世界周航クルーに…

破れや色あせなどのダメージや経年変化で着られなくなった服をアップサイクルする活動を3年前に始めた丸山 勝已さん。防水機能の落ちたレインウェア数枚を組み合わせて作ったカラフルなサコッシュが社内で評判になり、今ではInsta…

今から書くのは僕の情けない姿や泣き虫な姿、そしてちょっとだけカッコいい姿を見てきた君と僕とのストーリーだ。 今からおよそ6年前の2014年の秋、僕が瑞牆山でワイドクラックを初めて登った時に着ていたのが君、パタゴニアの赤い…

自分のゴミを着ることができるとしたら? それが、リノのWorn Wearの施設に集められた中古ウェアのさまざまな端切れから作られた、新しい製品ライン「ReCrafted(リクラフテッド)」の元となった考えです。パタゴニア…

モノを捨てるのは容易でないことは、パタゴニアも重々承知です。そこで私たちはWorn Wearプログラムを通じて、リサイクルのために送りかえされたギアを100パーセント引き取っています。2018年には約3トンの製品をリサイ…

服の穴や破れなどを、無料で直してくれるリペアカー「つぎはぎ」が日本の11の大学を巡ったWorn Wear College Tour。3カ月に渡ったツアーの最終地は北海道大学でした。7月12日には本社の事業開発ディレクター…

パタゴニアは、人とモノとの関係を変えるという使命のため、数年前に「Worn Wear(着ることについてのストーリー)」というプログラムを開始しました。その狙いは、パタゴニアのウェアをより長持ちさせることで、着ることについ…

人とモノとの関係を変えるという使命のため、私たちは数年前に「Worn Wear(着ることについてのストーリー)」というプログラムを開始しました。その狙いは、パタゴニアのウェアをより長持ちさせることで、地球への負担を緩和す…

数年前、僕は予期せぬものから面白い教訓を学んだ。アメリカではスターバックスが「バリスタ」というエスプレッソ・メーカーを売っている。それはスターバックスの人間のバリスタと同じ機能を果たすようにデザインされているが、食事休憩…

年が明け、本格的なスノーシーズン真っ只中になりました。パタゴニア社内でも雪山に出かけたスタッフからのさまざまな体験を耳にする毎日です。同時にカスタマーサービスへもスノー製品の修理に関するお問い合わせが入ってくるようになり…

かつては赤だったはずのそのジャケットは、いまでは消えない傷や汚れの下で、くすんだピンク色に見えます。ジッパーは4 年前に交換したので、そこだけちょっと明るく、目立ちます。内側には「キッズXXS」のサイズタグがありますが、…

パタゴニアでは、最も美しい製品を真にデザインするのは「着る人」だと考えています。裂け目や染みやテープの継ぎ当ては、まさに着る人とギアの絆の証拠です。パタゴニアの「WornWear」修理プログラムは、愛すべきウェアをより長…

ここアメリカでのWorn Wearツアーの約半分を終えたいま、僕らは南部の残暑とパタゴニアの衣類が被った被害のどちらが酷いかを決めかねている。 まあじつはと言えば、どちらにも動じているわけではない。僕らは投げ掛けられる、…

短編フィルム『新品よりずっといい』では、パタゴニアの新しいバイオディーゼルのWorn Wear修理ワゴンを紹介するとともに、40年以上にわたりパタゴニア製品を使いつづけるお客様と修理技術者に敬意を表します。パタゴニアのリ…

Worn Wearは私たちが所有する物や私たちが生きる人生における質の追求です。このアウトテイクでは、ニック・ヤードリーが故郷であるイギリスのヨークシャーをあとにし、期待に目を輝かせてアメリカのニューイングランド地方に到…

キースとローレン・マロイが考案したWorn Wearは、キースが長年にわたって使用してきた自身のサーフ・ギアにインスピレーションを受けてはじまった取り組みです。2人はWorn Wearブログをスタートさせ、そこを皆様のお…

ビデオ:Worn Wear:着ることについてのストーリー 今日は皆様に『Worn Wear:着ることについてのストーリー』のフィルムをぜひご覧いただきたく、ご案内させていただきます。 Worn Wearは私たちが所有する…

Better Than New (新品よりもずっといい) 1994年製のパタゴニアのサーフ・トランクス 9月10日の『ニューヨーク・タイムズ』紙に掲載した広告より 今週はデザイン界が新作に注目する「ファッション・ウィーク…

キースとローレン・マロイが考案したWorn Wearは、キースが長年にわたって使用してきた自身のサーフ・ギアにインスピレーションを受けてはじまった取り組みです。2人はTumblrブログをスタートさせ、そこを皆様のお気に入…

まるで旋回するツバメやキラキラ光る熱帯魚の群れのように、不思議なまでにたくさんのお客様から同じ時期に同じ質問や疑問が寄せられることが多々あります。そんなときは一度にお答えできるのが理想的。今回はパタゴニアの投稿担当「オー…