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Work in Progress Reportをご覧ください

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2025年度のWork in Progress Reportでは、私たちの唯一の株主である地球への負担を軽減するために行っている、新しくて楽しい、そしてちょっと変わった方法をすべてお伝えします。

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地球が私たちの唯一の株主

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事業の繁栄を大きく抑えてでも地球の繁栄を望むのならば、私たち全員が今手にしているリソースでできることを行う必要があります。これが私たちにできることです。

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ザ・レフュージ(保護区)

ザ・レフュージ(保護区)

アラスカおよびカナダ北部のグウィッチン族は何百世代にもわたり、その生活の糧を北極圏保護区を移動するカリブーに頼ってきました。その彼らの伝統文化がいま、石油掘削と気候変動の脅威にさらされています。グウィッチン族の2人の女性は彼らの聖地と未来を守るため何十年ものあいだ戦いつづけています。

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この映画について

アラスカおよびカナダ北部のグウィッチン族は何千年ものあいだ、その生活の糧をポーキュパイン・カリブーの群れに頼ってきました。しかしポーキュパイン・カリブーとの関係は、伝統的な自給自足のための狩猟よりもはるかに深淵です。グウィッチン族の人びとは彼らがカリブーの群れの守護者であり、民族の運命はカリブーと永遠に絡み合っていると信じています。

過去30年間、グウィッチン族は北極圏国立野生生物保護区の石油掘削提案と戦ってきました。彼らにとって、カリブーが子どもを育てるその手つかずの海岸平野は、「生命がはじまる神聖な場所」です。カーリル・ハドソンとアレックス・ヤブロンスキー監督による『ザ・レフュージ(保護区)』は、民族の存続のために、そして暮らしの糧を忠実にもたらす野生動物のために、何十年にもわたって戦いつづける2人の女性の物語を綴ります。

パタゴニアは環境助成金プログラムを通じて2000年代初期から〈Gwich’in Steering Committee〉と〈Alaska Wilderness League〉を支援しています。いま私たちはグウィッチン族とともに立ち上がり、北極圏国立野生生物保護区の海岸平野を原生地区として石油掘削と産業開発から永久に保護するよう、連邦議会に呼びかけています。

グウィッチンとカリブー:あるひとつの生き様

by ミシェル・ビアンチ

隔年の7月、何百ものグウィッチン族の人びとはカナダとアメリカの辺境にある村々へと旅します。今年彼らが集ったのは、アラスカ州内のポーキュパイン・カリブーの移動経路に位置する小さな村、アークティック・ビレッジでした。この村はグウィッチン族の故郷で、そこで彼らはサーモン、ホワイトフィッシュ、ムース、水鳥、木の実などに頼りながら必要最低限の生活を営みます。

人びとは、何千年もそうしてきたように、2年に1度行われる「グウィッチン・ギャザリング」に集まります。それは復活と再生、家族や友人との再会、そしてともに未来を築くためであり、彼らはまた2万年以上の伝統を誇るカリブー猟をします。

アークティック・ヴィレッジへのトレッキングは、バーナデット・デミエンティエフが過去に2度経験しています。〈Gwich’in Steering Committee〉の理事を務めるバーナデットは、今年7歳の娘と18歳の息子を連れてギャザリングに参加しました。彼らが先祖の土地を守る責任をよく理解できるように、と考えてのことです。

The Gwich’in and the Caribou: A Way of Life

「私たちは子供たちに北極圏保護区の大切さを理解させる必要があります」と彼女は言います。「その領域は私たちの土地の一部ですが、それは私たち自身のアイデンティティーでもあるからです」すでに長年、危機にさらされているのは、北極圏保護区の中枢、つまり海岸平野です。そこは毎年4月に訪れるポーキュパイン・カリブー群の出産地でもあります。

「私たちはいつもそこを聖地と捉えてきました」とバーナデッドは説明します。「私の部族は、たとえ飢餓に面していても、そこには決して行きませんでした。母親であれば、なおさらよくわかるでしょう。自分のお産の最中に、他の人が病室に出入りするなんて誰だって嫌なはずです」

石油掘削案が海岸平野に引き起こす混乱は、出産期に餌が豊富で天敵の少ないこの地域に頼ってきたカリブーの行動に異変をもたらします。この異変はカリブーの群れの分散や減少の原因となりかねず、グウィッチン族の生活様式にも多大な影響を与えます。

危機に瀕している問題は多く、バーナデットは多くの時間を費やして、グウィッチンの土地と生き様の保護への協力を立法関係者や非先住民に説得しています。

「自分の政府に対して、自分には生きる資格があり、自分の子供たちにはグウィッチンの生き方で暮らす権利がある、と懇願しなければならないのはもどかしいものです」彼女はまたポーキュパイン・カリブーの群れの代弁もします。「カリブーは私たちの命です。彼らが言葉を話せないからといって、生きる権利がないという意味ではありません」

グウィッチン族の人びととカリブーのつながりを、そこに住まない人に説明するのは難しいと彼女は言います。しかしそれは、あまりにシンプルな事実です。

「もしカリブーがいなくなれば、私たちもいなくなるでしょう」

北極圏保護区

by シンディ・ショーガン

実際に訪れたことのある人は少なく、多くにとっては夢見るだけの土地──北極圏国立野生生物保護区。それは海と山のあいだにひっそりと横たわっています。太古の昔からこの土地で暮らしてきたグウィッチン族にとっては神聖な場所であり、また毎年ホッキョクグマ、カリブー、ホッキョクギツネ、グリズリーベア、200種以上の渡り鳥などの、新たな生命があふれ出す場所です。そして同時に、貴重な生命が危険にさらされている場所でもあります。地球上最も素晴らしい自然の宝のひとつ、それが北極圏国立野生生物保護区と、論争のさなかにある海岸平野なのです。

The Arctic Refuge

保護区の生物学的中心部として知られる海岸平野は、数十年にわたって政治上の辺獄に置かれ、石油掘削機の刃先が迫る最悪の状況にも直面してきました。〈Alaska Wilderness League〉の事務局長を勤める私は、政治的な展望が「どんどん掘ろう」から、「掘削に向かない貴重な場所もある」という方向に移り変わるのを見てきました。そして今年、オバマ大統領が保護区および海岸平野の原生地域指定を勧告するという、北極圏保護区にとって重要な年、望みを抱くことのできる年となりました。

1960年、ドワイト・アイゼンハワー大統領は北極圏保護区の最初の保護に着手し、現在の北極圏国立野生生物保護区として知られる範囲を確保しました。私たちはその後50年近く、この象徴的な景観のために戦ってきました。そしていま、理想的な原生地域であり、未来の世代に残すべきこの場所の長期的保護が実現しつつあります。政治情勢を保護区に有利となるよう抜本的に変えることが可能になるのです。開発という侵略からこの土地を守り、欠くもののない全体として完成させるときがきました。保護区のすぐ横にはトランスアラスカ・パイプラインとプルドー湾があります。そこでは石油流出事故がひんぱんに起き、空は煙に覆われ、地上には無数のパイプラインが走っています。私たちは保護区がこのような状態になるのを何としても避けたいと思っています。

私たちは保護区の巨大な油田化を防がなければならないだけでなく、現在気候変動という難題にも直面しています。気候変動に真っ先にさらされるアラスカは全米他州の2倍におよぶ悪影響を受け、すでに文字通り海に沈みつつある地域もあります。

プルドー湾開発と保護区の海岸平野を比較してみてください。海岸平野はアラスカ州北東部の角に位置するオアシスで、世界屈指の最も独特な場所のひとつと言えるでしょう。保護区内のいちばん見晴らしの良い場所からは建物も人混みも車も見えず、都会生活の日常の喧噪も感じられません。その代わりに、保護区のツンドラには一面にポピーが咲き誇り、カリブーの群れの唸り声や足音が聞こえ、クズリが姿を現したり、ジャコウウシが互いに寄り添ってシェルターを作っているのが見えるかもしれません。

グランドキャニオンやヨセミテと同じように、北極圏国立野生生物保護区は特別な保護に値します。野生のまま、自由なままのこの場所を守るのは私たちの役目であり、実際その保護活動には長い歴史があります。「We Are The Arctic」キャンペーンはアメリカ全国に広がる多様な運動で、保護区の象徴的な野生動物、圧倒的な景観や山々、そしてそこに暮らすグウィッチン族を守るため、多くの支持者を集めています。

The Arctic Refuge

グウィッチン族は北極圏保護区に何千年も暮らしてきた先住民族です。その生活と文化はカリブーの運命と深く結びつき、彼らはみずからを「カリブー族」と呼びます。たとえ石油開発がなかったとしても、カリブーの移動ルートを変え、地元の川のサケの供給量を減少させてしまう気候変動による食糧不足の脅威を、グウィッチン族はすでに実感しています。この保護区を守るということは人権を守ること、そしてアメリカに残された最後の最高の場所を未来の世代に残すことです。

何十年も戦ってきたいま、私にはこの特別な場所を永遠に守る準備が整っています。この特別な場所のためにともに声を上げ、何よりも報われるべき史上最強の保護を最終的に実現させるために、皆様も参加してください。

シンディ・ショーガンはアラスカの原生地域と水域の保護活動を率先する〈Alaska Wilderness League〉の事務局長。

写真: KAHLIL HUDSON、KAHLIL HUDSON、KAHLIL HUDSON、FLORIAN SCHULZ、KAHLIL HUDSON

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