所有と経営

なぜ

パタゴニアは世界的なフットプリントを持つ世界的な企業です。私たちはアメリカ、オランダ、日本、韓国、オーストラリア、中国、アルゼンチンにオフィスを構え、アメリカおよび海外の工場から製品を受け取る2つの配送センターを操業し、さらに世界中で70以上の直営店を経営しています。

全サプライチェーンと比較すると、私たちが直接所有し経営する施設にまつわる排出量はとても低いものです。たとえば私たちの自社施設におけるカーボン・フットプリントはパタゴニアの全フットプリントのわずか2%です。自社施設の管理は容易なため、私たちは他社にお願いする前にまず自分の家をきれいにすることに専念しています。

現在の取り組み

エネルギー
2021年時点で、私たちはアメリカで100%、世界的には76%を再生可能電力にしました。これは社内および社外の太陽光発電によって達成されました。パタゴニアはアメリカではリノとベンチュラのキャンパスに1.5メガワット以上の太陽光発電を設置しました。またアメリカ全土にて住宅にも1,000基以上の太陽光発電を据え付けました。世界的には600キロワット以上の太陽と作物両方を収穫する営農型太陽光発電を据え付け、現在、パタゴニアが操業する米国外のすべてのオフィスおよび直営店でも太陽光発電への投資を探っています。

再生可能エネルギーへの投資に大きな重点をおきながらも、私たちはエネルギー需要を根元で削減するために励んでいます。

私たちの持続可能な建物の原則は、自社施設において昼光照明設計などでエネルギーの必要性を最小限にする機能的なデザイン、建築、ビル運営へと私たちを邁進させています。

運輸
輸送(入荷/出荷ともに)に起因する温室効果ガス排出はパタゴニアの全排出フットプリントの約4%です。

輸送によるフットプリントを削減するため、私たちはドロップシップ(工場から国際配送センターへ直接輸送する方法)を増やして入荷の空輸の必要性を最小限にし、またお客様への2日配送オプションの必要性を削減しました。また空輸を使わずに東海岸全体に2日以内で配達できるようにペンシルバニアに東海岸配送センターを設けました。これにより空輸を使わずに3日以内でアメリカの95%のお客様に配達が可能になりました。

廃棄物
自社が所有し経営する施設内における廃棄物を制限するため、私たちはコンポスト・システムを設置し、購買慣行においては使い捨てプラスチックを段階的に削除し、廃棄物ゼロのイニシアチブについて社員教育を行い、経理および給与支払い工程すべてをデジタル化し、社員が廃棄物、リサイクル、コンポストを適切に分別できるように廃棄物ステーションと適切な表示を導入し、サーフボードのフォームの廃棄物すべてをリサイクルしました。また、すべてのビジュアルマーチャンダイジング素材が確実にリサイクル可能なものにし、資源使用の削減とモジュラリゼーションを増加することに取り組んでいます。

水使用
自社が所有し経営する施設において、私たちの水使用のフットプリントは比較的低く、そのほとんどが洗面所やトイレ、サーフィン後にウェットスーツをすすぐなどの基礎的な使用に由来します。

カリフォルニアの施設のひとつでは暖房/通気/冷房からの凝結水を集め、その水で施設内すべての植物を育てています。水使用をさらに制限するために私たちは節水のトイレ、蛇口、シャワーを優先し、干ばつに強い自生の植物を植えています。

また私たちはカリフォルニア州ベンチュラの本社に雨水を捉え、海に流れ出す前に自然にろ過するバイオスウェールを設置しました。

持続可能性原則
私たちは日々いかにして環境のために最善の決断をするのかという問題に直面します。以下はこれらの決断を導き、ビジネス操業を通して不必要な害を及ぼさないというパタゴニアの目標に向けて前進するためのいくつかの指標です。

Preferable Purchasing Principles(英語)
Responsible Service Provider Principles(英語)
Sustainable Building Principles(英語)
Paper Procurement and Use Principles(英語)
Packaging and Merchandising Principles(英語)
Product Recycling and Upcycling Principles(英語)

次なる展開は

パタゴニアは自社が所有し経営する施設すべてにおいて、2022年度末までに100%再生可能電力へと移行し、2025年までには埋立地行き廃棄物ゼロの会社になるという目標を設定しました。廃棄物ゼロとは私たちのドアから出るほぼすべてのものは埋立地行きではなくリサイクルあるいはコンポストされることを意味します。行き先を見つけることのできない外れ値の素材も発生しますが、私たちは能動的にそれらの使用を最小にしています。そのためには操業方法、購買慣行、そして自らの行動の多くを変えねばなりません。

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