私たちの業界にはカーボン問題が存在します
ほとんどの衣類は石炭を燃料とする発電所からのエネルギーを使って製造されています。これは私たちが呼吸する空気中の温暖化ガスを増やし、気候危機を加速させます。衣料業界はたった1年で12億トンもの二酸化炭素を大気に排出し、それは国際線の飛行機と船舶による排出量を合わせたものに相当します。
私たちはバージン原料から離脱しようとしています
毎年、新たな衣類にリサイクルされる使用済み衣類は1%以下です。
今シーズンの原材料のうち、リサイクル原料を使用したものの割合(さらに18%が再生可能原材料で作られています)。
ポストコンシューマー(消費者から回収された)リサイクル
ポストコンシューマー(消費者後)とは、完成した製品が使用済みとなり、その寿命を迎えたときに埋立地行きとなる運命から救われたものを意味します。この言葉は家庭用リサイクルボックスや、古着回収用ボックスに入れることのできるものなら何でも当てはまります。
プレコンシューマー(工場から回収された)リサイクル
プレコンシューマーはポストインダストリアルとも言い、生地の端切れや糸くずなど、織布工場や紡績工場の製造段階で発生する廃棄物を意味します。ポストインダストリアル・コットンをリサイクルする際、リサイクルされた糸が機能性に劣らないことを保証するため、ときとしてポリエステルなど他の素材と混紡されます。