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いかにして100万エーカーの公有地を守るべきか

ジョスリン・トーレス  /  2020年6月1日  /  アクティビズム, 環境

私が育ったのはラスベガス、オープンスペースやアウトドアよりも夜をかき消すネオンの光で知られる場所です。

しかし私の家族が多くの祝日を過ごしたのは、ラスベガスの街の外でした。ネリス・デューンズ・レクリエーション・エリア、スプリング・マウンテンズ・ナショナル・レクリエーション・エリア、レイク・ミード・ナショナル・レクリエーション・エリアなどでのそんな旅は、私の子供時代のハイライトでした。

当時の私は、すべてに「レクリエーション・エリア」と名付けられたこれらの場所が、郡、米国農務省林野部、そして国立公園という3つのまったく異なる政府機関によって管理されていることなど、想像もつきませんでした。大学を卒業し、故郷に戻ってからしばらくするまで、異なる機関が自然資源を管理するという概念を、完全には理解していなかったのです。いま私は確信しています。それは私だけではなかったこと、どの政府機関がどの地域を司っているのかについてほとんどの人は理解していないことを。

土地利用の意思決定をする人と、それによって影響を受ける人とのあいだには、食い違いがある。

南カリフォルニアで大学時代を過ごした私は、育ててくれた地域のために何かしたいと思い、2011年にラスベガスに戻ってきました。前進的な非営利団体との仕事を通じてさまざまな問題に取り組み、公有地の問題は私にとってつねに身近で、大切な問題でした。なぜなら公有地の利用は、私たち家族にとっては子供連れで得ることのできる安価な娯楽の数少ない選択肢のひとつだったからです。その問題は意見を述べるには複雑でもありましたが、私には地元の地域社会がそのハードルをより容易に乗り越えられるように手を差し伸べることができると感じたのです。

私は5年前に〈コンサベーション・ランズ・ファウンデーション〉に就職し、こうした土地における市民の経験が確実に反映/考慮されるよう、保護された公有地の利用者、ボランティア、近隣居住者と、米国土地管理局をつなげることに焦点を合わせました。すぐに明らかになったのは、土地利用の意思決定をする人と、それによって影響を受ける人とのあいだには、食い違いがあることでした。

ネバダ州南部の土地計画会議に出席すると、地元を反映する住民層があまりいないことにすぐ気づきます。土地計画会議は公共の意見を聴取するために政府機関が開催する会議です。公有地において何が求められ、何がそのまま維持されるべきか、あるいは特定の地域においてどのような変化(たとえば訪問者の多い場所にトイレを設置すること)を希望するかなどを聞くためのものであり、また土地がどのように楽しまれ、利用されるべきかについての提案に対して、一般がフィードバックを提供する機会でもあります。だからこれらの会議にはラスベガス盆地を反映する参加者が必須なのです。最終決定が地元地域にとって有益なものであり、想定外の被害をおよぼさないために――たとえば、ハイキングのトレイルが文化遺産にまで直接延ばされたため、アガベを炙るための穴が損傷したときのように。

地元地域を熟考する人たちがこれらの会議に参加しない理由として通常考えられるのは文化的障壁と、有色人種地域民はこれらの場所を訪れていない、という思い込みです。ラティーノやアジア系アメリカ人のそうした人びとは、白人の近隣者に比べて少数ではありますが、それはいないということではありません。〈アウトドア産業協会〉による2019年のアウトドア参加報告書によれば、ヒスパニック系は毎年(全国的に)もっとも多く出掛けており、その個人平均数は62.7、またアジア系は66.9%と、最大のアウトドア参加率を有しています。

私が保護に関わった最初の場所はベースン・アンド・レンジ国定記念物でした。ラスベガスの北東3時間の場所に位置するこの場所には、ペトログリフのサイト、山脈に囲まれた広く開放された渓谷の美しい景色、そしてアーティストのマイケル・ヘイザーによる建築とエンジニアリングおよび古代のアメリカ芸術を混合させたユニークなナショナル・モール規模のアートワークがあります。ベースン・アンド・レンジは正式な公有地として指定されるプロセスに私が一役買った最初の場所でした。

計画過程では、新しい国定記念物への希望する要求について、土地管理局に意見を提出してもらうよう促すため、組織や個人とミーティングをしました。意見の過程は、インターネットで何百万もの意見が存在するソーシャルメディアの時代においては、ちっぽけな行動のように思えるかもしれませんが、計画者と連邦機関にとっては不可欠の情報源です。

これらの意見でわかるのは、人びとがどこで気晴らしをしたいと思うのか、どのようなインフラを期待するのか、どのような開発を嫌うのかなどです。さらにそれらが提出されることがとても重要な理由は、抽出産業利用(石油/ガス・鉱業)から恩恵を受ける者が将来どのような場所を開発し、どのような場所から一般を締め出すかに焦点を当てた意見が送信されていると確信しているからです。

「どんな意見であっても意見を伝えるために小さすぎることはない」

もっと多くの人に意見を提出してもらうことを支援しようと、私はどこに意見をメールするかの情報、そして機関がどのような種類の情報を求めているかについて箇条書きしたハガキを作成するため、地元の提唱者と仕事をしました。公式の一般意見聴取過程への参加における最大の障害は、だいたいにおいて参加方法やどの種の意見が有益なのかについての情報が欠けていることです。一部の人は署名欄に博士号や公式な肩書きがなければ彼らの意見が考慮されないのでは、と思ってさえいます。

このソーシャルメディアの時代においては、どんな意見であっても意見を伝えるために小さすぎることはない、ということを私たちは学びました。私は小学生に、校外見学の際に国定記念物をどのように利用するかについて伝える、1ページの手紙を書いてもらいました。彼らの最大の要望は、路上でバンがUターンするための十分なスペースを確保することでした。

選挙は宝物である景観を保護するために行動できる、しばしば見逃されている好機です。究極的に議会に送り出される人、そして大統領に選出される人は、保護する価値のある場所に対して大きな権限を有します。彼らは場所の物理的な境界を決定するのみならず、保護される場所のための人員および保全についても決定を下します。

これらの場所が必要とする政治的かつ法的保護を確実に受けるために取り組む私たちにとって、国立公園や国定記念物の指定が仕事の終わりではありません。目標は私たちの宝である景観を手付かずのまま残し、利用する権利を保持し、保護されるために適切な資源を確保することです。それには私たち地元の地域社会、議会、そしてホワイトハウスの注意深い監視が必要です。議会と大統領が環境保護の価値を理解し、最も価値ある場所を敬ってもらうことに焦点を当てるまでは、私たちがこの目標を達成することはできないのです。

私の公有地への旅は、これらの場所を家族とともに楽しんだ子供時代にはじまりました。ほぼ100万エーカーの公有地指定を手助けした提唱者として、そしていまは親として、私たちが楽しむ特別な場所を敬うことの重要性を娘に教えています。ただそこを訪れて、来たときよりも美しくして帰るだけではなく、私たちが存在しなくなったあともそれらの場所が保護されるように。

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