申請のためのガイドライン

パタゴニアは、具体的な環境保護活動にのみ助成を行います。私たちが支援するグループは、問題の根本的な原因を見極め、働きかけ、そして長期的な視点で問題解決のアプローチを行なっているグループです。真の問題解決は力強い草の根活動を通じてのみ実現しうると信じており、私たちの助成金は市民のサポートによる強い基盤を創りだしているグループにフォーカスしています。

私たちは、直接行動する課題を持った、草の根で活動する小規模なグループや、自然環境を保護/回復させようとする複数のキャンペーンに取り組んでいるようなグループを支援しています。また、地域に残る生物の生息域を守ろうとする地域社会に根ざしたグループを支援しており、森の中にある1本の木、河川の支流、あるいは絶滅の危機にある野生生物の保護のための個々の戦いが、さらに複雑な問題、特に生物多様性と生態系の保護についての問題を多くの人々に提起するうえで最も効果的な活動であると考えています。測定可能な結果を出そうとしている革新的なグループや、自治体や中央政府に対して自らの法律、つまり私たちの法律を遵守するよう働きかけるグループを支援しています。支援する活動は定量化が可能で、具体的な目標や活動対象、そして行動計画を持ち、活動の成否を評価するための指標が確立できているグループです。

パタゴニアは株式を公開しておりませんので、株主に縛られることなく、通常の道からは多少外れているグループも支援することができます。また、私たちはそのような小さなグループを支援していくことが最も効果的だと信じています。さらに、地域社会をアクションに巻き込む手段として映像や写真、書籍などのクリエイティブツールの活用も助成対象となります。ただし、パタゴニアの採択プロセスでは、教育と認知の向上にとどまらない具体的な目標を持ち、課題に対する直接アクションを伴うキャンペーンと密接に関連したメディア・プロジェクトのみが有効です。

なお、パタゴニア日本支社の助成金は、社会変革の促進とポジティブなインパクトの拡大をミッションとする米国の非営利組織〈Tides Foundation (タイズ財団)〉を通じて実施されることになります。

私たちは以下のようなグループに助成します

  • 非営利活動を行っているグループ
  • 常に行動を起こしているグループ
  • 広く一般の人々を巻き込み、支持を得ているグループ
  • 目的を達成するために戦略的に活動しているグループ
  • 問題の根本の原因を見極め、その原因に働きかけているグループ
  • 明確な目標と活動対象を持っているグループ
  • パタゴニアがビジネスを展開している国のうち、以下の国内を拠点に活動しているグループ:アメリカ、カナダ、日本、チリ、アルゼンチン、イギリス、オランダ、スイス、スウェーデン、スペイン、ノルウェー、ルクセンブルク、イタリア、アイルランド、ドイツ、フランス、デンマーク、ベルギー、オーストリア、オーストラリア、チェコ共和国

私たちは以下のようなグループには助成していません

  • 一般的な環境啓蒙活動
  • 土地の購入、土地トラストなど
  • 科学的な研究 (ただし、環境問題を解決しようとする特定の行動を直接支援する調査は除く)
  • 環境に関する会議等
  • 寄付基金
  • 政治的キャンペーン
  • 環境配慮型建築に関連する取り組み

上記に加えて、タイズ財団が定める以下の条件を満たす必要があります。

  • プロジェクトベースの申請であること ※通常の管理運営経費に対する助成は対象外となります。
  • プロパガンダや特定の法律制定に影響を及ぼすことを意図したロビー活動の実施を目的とするプロジェクトではないこと
  • アメリカ合衆国以外で実施されるプロジェクトであること


申請手続き

1団体からの申請受付は1年(毎年5月~翌年4月)に1回のみとなります。助成金額は多くの場合は200,000円から700,000円までの範囲となりますが、申請内容によってはこの範囲を超えて助成する場合があります。

  • 年3回申請の締め切りを設けています。
    4月30日 (毎年7月以降に実施されるプロジェクト。4月に受け取ったすべての申請については7月までに結果を通知します。)
    8月31日 (毎年10月以降に実施されるプロジェクト。8月に受け取ったすべての申請については11月までに結果を通知します。)
    12月31日 (毎年2月以降に実施されるプロジェクト。12月末に受け取ったすべての申請については翌年3月までに結果を通知します。)
  • 申請は、オンライン申請(CyberGrants/日本語)のみとなります。郵送、メールによる申請は受け付けていません。
  • 助成審査結果通知は締め切り後およそ45日、助成金の振込時期は締め切り後およそ90日を予定しています。


必要事項と書類

はじめてオンライン申請をするグループは、事前の組織登録が必要になります。詳しくは下部の「申請から助成までの流れ」をご覧ください。

申請概要の入力

申請年度の貴団体全体の年間運営予算額、助成希望額をアメリカドル換算で入力していただきます。為替レートの計算のためのサイトを入力ページにて紹介しています。

アップロードが必要な書類

■ NPO法人等の法人格を有している場合はその認定証、法人格を有していない場合は非営利性を証明する書面 (直近の決算報告書等、及び定款)

■ 申請書本文 (3P以内)

  • グループの設立目的/ミッションステートメント
  • 過去の主な活動内容とその成果
  • 活動目標 (短期/中期)
  • 上記の活動目標を達成するための今後の計画
  • 申請プロジェクト (プロジェクト名/プロジェクト要約/詳細)
  • 申請プロジェクトの成否を評価するための指標 (測定可能な指標)
  • (任意記載項目) 組織運営上の課題

■ 予算概要: グループ全体

  • 自由書式

■ 予算概要: 申請プロジェクト単独

パタゴニア助成金会計報告書フォームをダウンロードし、申請時に必要な項目を記入の上、アップロードしてください。必要な項目はサイト内手引きでご覧いただけます。

タイズ財団/助成前許諾フォームをダウンロードし、必要事項を記入後にアップロードしてください。


助成手続き

パタゴニア日本支社の助成金審査委員会で助成が内定したグループについては、タイズ財団を通じた助成金送金手続きを進めるにあたって以下の書類提出が必要となります。

  • タイズ財団/電子送金支払フォーム


報告義務

助成先にはパタゴニア日本支社に従った報告義務があります。

  • パタゴニア助成金会計報告書
  • パタゴニア助成金活動報告書


申請から助成までの流れ

1. 申請ページにて、皆様の取り組みがパタゴニアのガイドラインに沿っているか確認するために、適格かどうかを診断する質問にお答えください。

2. グループ新規登録、または組織情報に変更があった場合は修正登録

3. 申請書作成と提出

4. パタゴニアより審査結果通知 (各申請締め切り日からおよそ45日)

5. 助成金送金のための必要書類を提出

6. タイズ財団からの送金・アワードレター送付をもって助成実施 (各申請締め切り日からおよそ90日)

7. パタゴニア日本支社に従った最終報告
※ 助成金審査委員会で助成が内定したグループには、「助成までの流れ」についての詳細を直接メール送付にてご案内します。

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