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UPF評価のクイックガイド

パタゴニア  /  2026年4月21日  /  Product Guides, Guides

日差しから肌を守るUPF値を備えたウェアが、太陽光による肌への悪影響を抑えるのにどのように貢献するのかをご紹介します。

はじめに

強い紫外線は肌に悪影響を与える可能性があり、日焼け止めは摩擦や汗で落ちることがあります。一方で、UVプロテクション効果やUPF値を備えたウェアを着れば、日焼け止めを塗り直すことなく、紫外線の影響から終日肌を守るのに役立ちます。

太陽光を完全に防ぐウェアはありませんが、耐久性に優れUPF(紫外線防止指数)40+のUVプロテクションを備えたパタゴニアのウェアは、紫外線を少なくとも97.5%カットします。UVプロテクションを発揮するウェアを着用すると、野外でより長く過ごすことができます。軽量なサン・シャツやトレイル用パンツ、首や頭部を覆うフーディなど、UVプロテクションを提供する快適で丈夫なウェアを、メンズ用とウィメンズ用にご用意。ここでは、UPF評価システムや紫外線をカットするウェアの効果など、UVプロテクションの基本についてご紹介します。

UPFとは何の略称か

太陽の下で長時間過ごすと、紫外線の影響により日焼けや皮膚がんなど健康上の問題を起こす可能性があります。

UPFとはUltraviolet Protection Factor(紫外線防止指数)の略称で、着用時にウェアが発揮するUVプロテクションのレベルを示すものです。生地やウェアにUVプロテクション加工を施すことにより、肌に悪影響を与える紫外線の透過を抑える機能が高まります。

UPF評価の仕組み

ウェアのUPF評価は、生地を透過して肌に到達した紫外線の量を測定します。数値が高いほど、UVプロテクションに優れています。UPF評価が示すUVプロテクション効果を知るには、1をUPFの数値で割ると最小のプロテクションレベルがわかります。例えば、UPF 40+の評価は、生地を透過できる紫外線はわずか40分の1(2.5パーセント)であることを意味するので、UPF 40+を備えたウェアは紫外線を少なくとも97.5%カットします。UPFについて詳しく知り、UVプロテクションを提供するウェアを着用して紫外線の影響を抑えましょう。

UPF値を備えたウェアとは何か

UPF値を備えたウェアは、テストを経てUPF評価を付与された素材で作られた、UVプロテクションを提供するウェアです。こうしたウェアは、UVプロテクションの要件の最低限の範囲を満たさなければなりません。とくに紫外線が強い状況や、熱帯地方でのフライフィッシング、標高が高い場所でのハイキング、水や雪の上で過ごす際など紫外線を浴びやすい環境では、UPF評価を受けた信頼のおけるウェアが重要です。

太陽の下で着用するものにはしっかりとしたUVプロテクションが不可欠となるので、私たちは、軽量で通気性とUPF 40+のUVプロテクションを発揮するウェアやギアを、メンズ用ウィメンズ用キッズ用に作っています。UVプロテクションを提供するシャツやその他の紫外線対策用ウェアの多くは、吸湿発散性と速乾性を備えているので、水の中でも外でも、暑い日や湿度の高い日でも、体を快適に保ちます。機能的で着心地のよいUPF評価を受けたウェアは、動きを妨げることなく肌を守る手助けをします。フライフィッシングやハイキングやスノーアクティビティなどいずれの場合も、サン・グローブや広範囲を覆うサン・マスク、頭部を守るつば広の多機能的な帽子を装備に加えることをおすすめします。

UPF値を備えたウェアの素材

紫外線の透過を抑える性能は生地によって異なります。ポリエステルやナイロンのような化繊で作られた、厚手で密度の高い生地は、UPF値を備えたウェアとして一般的に最も高い効果を発揮します。紫外線をカットするパタゴニアのウェアのほとんどは、リサイクルされた化繊で作られています。一方で、ブナの木のパルプを原料とするモダールで作られた生地も使用しています。いずれの製品も丈夫でアウトドアで終日快適に過ごせるよう作られています。

UPF値を備えたウェアには、肌に安全で軽量な添加剤を糸に施して紫外線を抑えるものもあれば、特殊な構造や厚手の生地を採用するものもあります。

構造によるUPF

構造によるUPFとは、生地の構造によりUVプロテクションが持続するよう、特定の繊維を使用し技巧を凝らした編み方や織り方を採用して達成されたことを意味します。編み目の密度が高いほど、透過する紫外線は抑えられますが、通気性は控えめになります。

2026年春シーズン、パタゴニアのキャプリーン・クール・サンが登場。紫外線を防ぐため生地に後から施す化学的な加工に依存せずに、サーファーやクライマー、ランナーやアングラーやサイクリストが必要とする通気性と速乾性を維持しながら、UPF 40+を実現しました。このプロテクション効果はウェアの寿命にわたって持続し、コレクション全体において不必要な加工を減らすという私たちの取り組みを前進させるものとなりました。

表面加工によるUPF

紫外線を防ぐ化学的な加工を施した表面によるUPFとは、化学的な加工やコーティングによって、生地にUVプロテクション機能をもたせることです。この方法はUPF評価を高めますが、繰りかえし着用したり洗濯することで、その効果は少しずつ低下する可能性があります。これは今もなお業界全体で信頼されている方法で、パタゴニアもまだ一部の製品に採用していますが、持続するプロテクションと、生地に後から施す化学的な加工の削減を目指し、生地の構造によるUVプロテクションへの移行を積極的に進めています。

SPFとUPF:その違いとは?

SPF(Sun Protection Factor:日焼け防止指数)とUPF(Ultraviolet Protection Factor:紫外線防止指数)は、どちらもUVプロテクションを測定する基準ですが、意味するものは異なります。サンスクリーンまたはサンブロックと呼ばれる日焼け止めクリームは、肌に直接塗布することで、日焼けから肌を守る手助けをします。SPF評価は、日焼け止めを塗ってから塗り直すまでに得られる日焼け防止効果を測定します。UPF評価は、ウェアに使用している生地の紫外線防止効果を測定します。UPFのプロテクションは、ウェアの着用中に覆われている部分の肌を太陽光から保護します。UPF値を備えたウェアは、濡れたり伸ばしたりすると効果が薄れることがあるので、ご注意ください。

UPFとSPFの値を備えた製品を併用すると効果的です。一日を通して紫外線防止対策を行うことを目的とする場合は、日焼け止めを使用するとともに、UPF 40+のUVプロテクションを提供するウェアを着用することをおすすめします。

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