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製品レビュー:チョー・オユーに挑む

読み終えるまで4分  /  デザイン, クライミング

C2に到着し、ひと息つく阿蘇。写真:中島健郎

製品レビュー:チョー・オユーに挑む

C2に到着し、ひと息つく阿蘇。写真:中島健郎

仙台ストアの阿蘇吉洋が登山家・竹内洋岳氏、カメラマン・中島健郎氏とともにヒマラヤのチョー・オユー(8,201メートル)に挑戦。雪崩の危険から7,700メートル地点で登頂は断念(阿蘇は7,125メートルのC2で待機)となりましたが、阿蘇がサミットプッシュに想定したパタゴニア製品のレイヤリングをご紹介します。登攀のようすは竹内氏のブログでお読みいただけます。

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登山時期:2010年8~10月
トップス:キャプリーン1・シルクウェイト・クルーメリノ4・ジップネックR2ジャケットナノ・パフ・プルオーバーM10ジャケットDASパーカ
ボトムス:アクティブ・ボクサー・ブリーフキャプリーン1・シルクウェイト・ボトム、メリノ4・ボトム、スピード・アセント・パンツ、M10パンツ(バックアップ用)
アクセサリー:R1バラクラバライトウェイト・グローブ・ライナー(上に他社のミトン)、ウルトラ・ヘビーウェイト・マウンテニアリング・ソックス

キャプリーン1とメリノ4を併用する理由は?
2つの理由があります。ひとつは汗が乾きやすくなるから。もうひとつはメリノ4は寒いときにしか着用せず、それ以外はほとんどいつでもキャプリーン1の着用で問題ないからです。真夏から極寒地まで使うことができ、しかも洗濯してもすぐ乾くキャプリーン1は、あらゆる旅行や登山の必須アイテムです。

R2ジャケットを選んだ理由は?
R3はサミットプッシュに限定すれば最適だと思います。しかし飛行機内や亜熱帯で着るには暑いので、R2を選びました。僕はもともとR1党だったのですが、R2を試したらR2党になりました。素晴らしいフリースです。保温性や吸湿発散性の良さは星5つ。R2を着た人は皆、間違いなくその虜になると確信しています。今回は前シーズンのR2を着用したのですが、今シーズンの新しいR2ジャケットはさらに進化していると思います。

M10ジャケットとM10パンツの印象は?
M10ジャケットは腕にロープを巻きつけて急斜面を下降しても、なんともない耐久性に驚きました。標高7,000メートル以上、-20℃以下の状況でも問題なく使用できたので、アルパインクライミングにはもちろん、登山やトレイルランニングにも最高のアイテムだと思います。M10パンツは高所で靴を脱がないと履くことができないのが欠点ですが、それを除けばいつでもどこでも使えるオールラウンドなパンツです。ただアイゼンをひっかけると簡単に穴が開いてしまうので、要注意。

フィッツロイ・ダウン・フーディーとDASパーカのどちらかを選ぶなら?
K2を除くカラコルムの8,000メートル以下の標高の山ではDASパーカで十分だと思いますが、8,201メートルのチョー・オユー以上の標高の山ではフィッツロイ・ダウン・フーディーの方が良いと感じました。今回7,125メートルのC2地点で合計3泊しましたがDASパーカではちょっと寒かったです。竹内さんはダウンのワンピースを着用していました。湿気の多い日本の冬山ではDASパーカの方が良いと思います。

パンツは?
ベースキャンプ(5,700メートル)まではシンプル・ガイド・パンツを着用しました。山用のパンツを迷っているのなら、シンプル・ガイド・パンツがオススメです。標高6,000メートル以下のアプローチや高度順化などにも、間違いなく使えます。スピード・アセント・パンツはベースキャンプ以上で使いました。温かくて良いパンツでしたが、欲をいえば膝の部分と股関節部分にもっとストレッチがすると良かったです。ヒマラヤで出会った外国人女性たちは、上着は他社製品でも、パンツはパタゴニアのものを着用している人が多かったです。持っていかなくて困ったのが、マイクロ・パフ・パンツでした。次回の遠征にはかならず装備したい製品です。

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