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2025年度のWork in Progress Reportでは、私たちの唯一の株主である地球への負担を軽減するために行っている、新しくて楽しい、そしてちょっと変わった方法をすべてお伝えします。

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地球が私たちの唯一の株主

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事業の繁栄を大きく抑えてでも地球の繁栄を望むのならば、私たち全員が今手にしているリソースでできることを行う必要があります。これが私たちにできることです。

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高電圧

リズ・クラーク  /  2018年4月9日  /  サーフィン, カルチャー, コミュニティ, スポーツ

1時間ほど眠ったあと、デッキに打ちつける大粒の雨の音で目が覚める。その音はすぐに耳をつんざくような豪雨へと発展し、私はソファから起き上がって階段を登る。登りながらレーダーの画面に目をやると、巨大なスコールがレーダーの観測範囲である8マイル四方の画面いっぱいに、真っ黒に覆っているのがわかる。

「これって普通なの?」とジェイクが尋ねる。

「ううーん、あまりよくないわねえ」と私はつぶやき、全周囲の水平線に閃く稲妻を観察する。最近聞いた話によると、落雷で、ある夫婦の船の船体に穴が貫通し、その数分後に沈没したらしい。避雷接地板が機能してくれることを切に祈る。

嵐はあらゆる方角から迫り来るようだ。レーダーがその中に示す小さな隙間に舵を取ろうとするが、私の努力はむなしい。帆は渦巻く大気の対流によって、無力状態だ。

「金属には触らないで!」 稲妻がどんどんと近づくなか、私は警告する。雷鳴が威圧するように轟き、あたり一面を引き裂く稲妻の白い爪が、私たちの悲惨な現実を照らし出す。パニックのなか、私はラジオのプラグを抜くために身をかがめ、震える指で勢いよくコードを引っぱる。

「それで、これが君にとっての楽しいことなの?」とジェイクが、おびえた様子で聞く。私たちは身を寄せ合い、金属には絶対に触れないようにしながら、怒り狂う空の下で自己の小ささと無力さを痛感する。稲妻が閃くたびに体はこわばり、そのあとにつづく雷の轟音に備えてふんばる。歯を食いしばったまま、理解を絶するほど強力な轟きのたびに、爪をふくらはぎに食い込ませる。

「これは最悪」と私はささやく。

「ムムム、何かの予兆かどうかわからないけど、君のペットのヤモリがたったいま船を放棄したよ!」と、ジェイクは目をまんまるにして報告し、両腕で私をしっかりと抱きしめる。独立心にひどくこだわる私の一部は彼の支えを欲しないものの、これが最期かもしれないのならいただくべきだわ!と受け入れる。恐怖に満ちた数分間が流れ、そして頭のすぐ上の空を3つの稲妻が切り裂く。

ガラガラガラッ! 何度も、何度も。

雷が内臓をえぐるような勢いで私たちの胸を突く。3つ目の稲妻が船の長さほどしか離れていないところで水面を打ち、虹の全色に彩られた白いしぶきの塔を炸裂させる。レーダーは真っ暗になり、海図プロッタが「?」マークを点滅させると、何も映らなくなる。

私は恐怖にうめき、ジェイクにしがみつく。無言の涙が頬を伝う。自然の力に、これほどまでに謙虚になったことはない。まるっきりそのままで、奔放で、予測不可能。直撃を覚悟するが、次の稲妻が光ったのはずっと北方だった。そして私たちは2人とも、嵐が散りはじめるまで長いあいだ、黙ったままでいた。

「船長、大丈夫かい?」

「気が変わったわ」と、私はどもりながら言う。「白い柵とゴールデンレトリバーが欲しい気がする」

このストーリーはリズ・クラークの新著書『スウェル:覚醒するサーファーのセーリング航海記(英語版)』からの抜粋です。リズの航海のストーリーを彼女自身の言葉で綴った本書は、孤独と驚きに満ちた大海原でのセーリングの物語、そして地球とのつながりを発見し、それと調和して暮らすことへの忠誠を共有します。

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