すべてのストーリー
山形県金山町で生まれ育った須賀暁さんは、摂食障害やぬけぬけ病に苦しむ大学時代にトレイルランニングと出会い、電車の運転士として働きながら市民ランナーとして走り続けたのちにプロランナーの道へ進みます。コロナ禍を経て変化した走ることへの向き合い方、仙台市で立ち上げた自身のランニングチーム、そして東北の山々を舞台にしたレースのプロデュースなど、須賀さんが自分の心の声に耳を傾けながら選び取ってきた歩みを語っていただきました。
パチャ・ライトが日本を旅して、大波を滑る合間に見つけた穏やかな風景。裸足で踏み出す日々の喜び。ドラマチックで、物語のような人生を支えてきたのは、いつもサーフィンと仲間たちだった。
チリでの勝利!地域コミュニティが主導する〈コンセルバ・プチェグイン〉が、フンド・プチェグインの購入を実現したことは、草の根から生まれる自然保護の未来を示すものであり、私たちの故郷である地球にとって大きな勝利です。
気候変動は、私たちの健康や仕事、そしてアウトドアスポーツにも直結する切実で身近な問題。だからこそ、社会の方向性を決める選挙で、気候変動対策を争点に。
中央アジアの"未知"を味わうため、数回にわたるキルギス遠征を行なってきたスノーボード・アンバサダーの加藤直之。あるとき視界に入ってしまった遥か遠くの白き峰々を無視することはできず、2025年春に盟友のプロスキーヤー山木匡浩とカザフスタンへ向かった。天山山脈北部の厳しい自然環境の中で二人が見せた判断と行動を、同アンバサダーの丸山春菜が紐解いていく。
パタゴニア日本支社は2025年7月23日、東京にてシンポジウム「Ridge to Reef Restoring Our Ocean ―流域思考でひらく海洋再生の道」を開催しました。
3人のハワイ人と1人のカリフォルニア人によるブリティッシュ・コロンビアでの製品テスト。
消防士として働きつつ、国内外の山岳レースやトレイルランニングレースで輝かしい成績を残してきた土井陵さん。30歳でランニングを始めた土井さんは、緻密な計画で常識を打ち破る現在のスタイルをどのように確立してきたのか。これまでのレース戦績を軸に、FKTなどのチャレンジや自ら主催するレースを通してのコミュニティ作りについてもお話を伺います。
トレイルランニング中の事故で急逝した夫の遺志を継ぎ、ランニングショップのオーナーとなった三浦佐知子さん。5年の月日が経ち、佐知子さんは仲間と走ることで次のステージへ向かおうとしている。
2025年春、トレイルランニング・アンバサダーとしてパタゴニアの新たな仲間に加わった木村大志。秋田県鹿角市で生まれ、スキー競技に打ち込み、自衛隊を経験した彼がどのようにしてトレイルランニングと出会い、レースの運営やFKTなどのチャレンジに取り組むようになったのか。山という遊び場を四季を通じて楽しむ日々や、今年6月の「あまとみトレイル」の挑戦について、ナビゲーターの石川弘樹とともに語り合います。
全国から集まった16人の若者が日本の主要電力事業者10社の気候変動対策は不十分であると訴えた若者気候訴訟が5月、第3回口頭弁論期日を終えた。その意義や背景をより理解するため、原告団の弁護士に話を聞いた。
日本海の親不知から北アルプス朝日岳へ続く総延長30kmの栂海新道。1971年に地元山岳会が11年かけて手作りで開拓した登山道の歴史と、その足跡を実際に辿った3日間の縦走記録。
登山用具の輸入代理店「ロストアロー」がクライミングや登山活動の新たな表現の場として2023年に設立したギャラリー「The Tribe」。今回はこの空間での展示やイベント、ポッドキャスト(36.9℃ ロクドクブ)のディレクションを手がける門野巧昂さんをゲストに迎え、The Tribe誕生の経緯や、クライミング・コミュニティにどのような刺激を与えてきたのか、さらにそこから生まれた発見や創造性の先に見据えるビジョンについてお話を伺います。
20代半ばから世界各国のフェスで踊り、放浪する生活を送ったのちに100マイル(160km)以上を走り続けるトレイルランを始めた南圭介。走ることは自分の核心に出会うための旅と語る彼の波乱に満ちた人生や旅をしながら暮らす現在の生活、ピレネー山脈を横断するGR10で最速記録を狙った昨年秋の挑戦についてトレイルランニング・アンバサダーの石川弘樹が深く掘り下げます。
フランスとスペインにまたがるピレネー山脈を横断するGR10で最速記録を狙ったトレイルランナー・南圭介。挑戦のなかで南は自分自身と対峙し、2つの真実に気づいた。
2024年秋にネパール・ヒマラヤで行われた、「フォレソビ北壁」と「パンドラ北東壁」の登攀。それぞれのチームから種石英典さん、大石明弘さんをゲストに迎え、2つの登攀について語り合います。パンドラ北東壁登攀メンバーでもあるパタゴニアでプロセールスを担当する鈴木啓紀がナビゲーターとなり、二人のクライマーの山を登り続ける内的動機や人生におけるクライミングの価値について迫ります。
16歳の藤澤然一は、自分のために削ってもらったサーフボードを完成させる旅に出る。日本各地でメンターと生活を共にし、板を巻く技術と人生哲学を少しずつ学んでいった。
猛暑や気象災害など、日常生活やアウトドアフィールドで年々過酷さを増していく気候危機の影響。2024年8月、日本各地に住む14歳から29歳までの16人の若者たちは火力発電事業者10社に対して、民事訴訟「明日を生きるための若者気候訴訟」を起こした。パタゴニア・サーフィン・アンバサダーの武知実波が、原告を務める大学生の山本大貴さんと教員の安部芙祐実さんに、活動を始めたきっかけやこの訴訟を通して未来を変えていきたいという強い想いを伺いました。
気候変動対策を怠ることは人権侵害に当たると、全国の若者 16 人が名古屋地裁に日本初の若者気候訴訟を起こした。2025年2月18日に第2回口頭弁論期日が行われた。
エディ・アイカウ・ビッグウェーブ・インビテーショナルの歴代勝者でビッグウェーブの象徴、グレッグ・ロングが2024年の奇跡的イベントで次世代にバトンを渡す。
国内外のフリースキー大会への出場や北海道でのスキーガイドなど、多岐に渡る活躍を続けてきたプロスキーヤーの中島力さん。船上で暮らす夫婦と出会ったことをきっかけに、40歳にして一からセイリング技術を学び、自らもヨットでの生活を始めた。パタゴニア・スノーボード・アンバサダー丸山春菜との対話を通して、中島さんがプロスキーヤーとして確立した生活パターンを崩してでも手に入れたかった現在の生き方に迫ります。
千葉県神崎町で350年にわたって酒造を営む寺田本家は、1980年代から農薬・化学肥料不使用の米を蔵付きの菌で発酵させる自然酒づくりに取り組んでいる。24代目当主兼杜氏である寺田優さんをゲストに迎え、寺田本家が大切にしてきた、さまざまな人や菌が相互に関わり助け合う「発酵・共生」の考え方や、今年パタゴニアから発売している日本酒「繁土(ハンド)」の味わいについて語っていただきました。
パタゴニアは日本で2回目となるカンファレンスを開催した。当日は440人が参加し、土壌再生による地球環境の回復を目指す農法について、農家や研究者が実践例を共有。持続可能性を超えた再生をテーマに、新たな農業の可能性を探った。
ナビゲーターのパタゴニア・スノーボード・アンバサダー丸山春菜が、プロスノーボーダーの藤田一茂さんと岡本圭司さんをゲストに迎え、滑り手にとって大切な遊び場である「スキー場」をテーマに語り合います。関西圏で育った3人の関係性やスキー場での思い出を回想しつつ、滑り手とスキー場が手を取り合いスノーカルチャーや冬を守るために、何が出来るのかを考えます。
滑り手の立場で気候変動にアクションする Protect Our Winters Japan が放つ、持続可能なスキー場を目指すネットワーク「サステナブル・リゾート・アライアンス」とは
パキスタンの奥地で未開のルートに挑んだジャンボこと横山勝丘と鳴海玄希。敗退と向き合うことにより改めて気づかされた、人生において本当に大切なものとは。
3D地形コースや雪造ボウルを通してスノーボーディングの可能性を広げた、丸山隼人。プロスノーボーダーとして長年活動する中で、ライフスタイルの変化とともに導き出された新たなフェーズとは。
2024年9月、パキスタンのカランバール渓谷上流にそびえる標高約5,300mの岩峰群での初登頂に挑んだアルパイン・クライマーの横山勝丘と鳴海玄希。狙う山域の登山情報は皆無。一枚の写真をきっかけにたどり着いた渓谷で二人が見つけた、未知なるものを探究し挑戦することの喜びとは。
特殊伐採という専門技術を持ちながら、残すべき木は残すという信念を貫く空師の佐野大介。誠実に、丹念に。大木と対峙する彼の耳に、2年前から木々たちの悲痛な叫びが届くようになった。
世界の辺境地を旅してきた松本潤一郎は1200年前から存在する西伊豆の古道を国内有数のMTBトレイルへと再生した。切り出した広葉樹の薪は、山から海まで地域を繋いでいく。
欧米で環境のみならず防災減災の対策や地域づくりで積極的に用いられているグリーンインフラ。災害リスクや自然環境の劣化など、多様な課題が顕在化している日本においてグリーンインフラの果たす役割が問われている。
奄美大島で生まれ育ち、カヌーの一種である「サーフスキー」でのアジア選手権優勝や米軍統治下時代の島の人々の思いをつなぐプロジェクトを牽引してきたパドラーの白畑瞬さん。同じくパドラーのパタゴニア・サーフィン・アンバサダー金子ケニーとの対談を通して、18歳で初めて故郷の美しさに気づいたシーカヤックとの出会い、ハワイで行われる世界最高峰のレース「モロカイチャレンジ」に挑んだ日々、奄美群島が日本に復帰して60周年の節目に立ち上げた「結人プロジェクト」の10年間の軌跡について語っていただきました。
2024年の夏、トレイルランナーの木村大志はレース以上に掻き立てられる個人的なチャレンジを思いつき、実行へと移した。いつものフィールドから見えている北アルプスの稜線を辿って、上高地から親不知まで、できるだけ速い時間で。ベンチマークにしたのは48時間、丸2日以内で駆け抜けること。
Ultra-Trail Mt.FUJIでの優勝など国内外のレースで活躍するプロウルトラトレイルランナーの宮﨑喜美乃さんとパタゴニア・トレイルランニング・アンバサダーの石川弘樹による対談をお届けします。対談の中では、宮崎さんのこれまでの歩みや、あえて困難なことに挑み続けるモチベーションや喜び、学びを続けてきた登山の運動生理学とトレイルランニングの関係性など数々のエピソードを語っていただきました。
エネルギーを大量投入して生物多様性を喪失してしまう近代農業。その解決策として注目される多年生穀物は、毎年耕す必要が無く、環境を再生する食料生産の鍵を握っている。
トレイルランナーの南圭介が挑んだのは八ヶ岳と南アルプスを繋いだ総距離416kmのトレイル走破。彼にとって長い距離を走ることは自らの「核心」に近づくプロセスだった。
奄美群島の自然環境の保護・保全を目的に一般社団法人「NEDI」を立ち上げた碇山勇生と弁護士の和田知彦さん。二人の出会いから団体設立までの経緯、奄美大島で進行する環境問題と開発のジレンマ。小さなコミュニティがゆえの難しさを抱えながらも仲間と手を繋ぎながら島の未来を描き続けるNEDIの活動を金子ケニーが深く掘り下げます。
奄美大島で生まれ育ったパタゴニア・サーフィン・アンバサダーの碇山勇生は、13歳のときにサーフィンを始め、23歳からプロとして活躍。10代の頃に先輩サーファーたちから浴びた強烈な洗礼、サーフィンに挫折し荒んだ生活を送っていた大阪での日々、ホームポイントの海岸を護岸工事の計画から守るための活動など、現在の碇山勇生を形作った数々の経験を同アンバサダーの金子ケニーとの対話を通して語ります。
奄美大島で生まれ育った碇山勇生は、コミュニティからドロップアウトするようにサーフィンを始めた。島を出てからの荒んだ生活を救ってくれたのもまた海だった。プロサーファーとなった勇生は、旅の生活をやめ、今では島を守る活動をしている。
山深い源流域で暮らし、謎に包まれた生態から神秘の魚といわれるイワナ。今回のゲストは、イワナを取り巻く生態系の危機に焦点を当て、人間と自然の新たな関係を問いかけた映画『ミルクの中のイワナ』の監督・坂本麻人さんと、同映画のフィルムブックを手がけた編集者・ライターの若林輝さん。映画を制作したきっかけやイワナの未知なる生態、養殖魚の放流や砂防ダムの問題など、イワナと人間の現在地と目指していきたい未来の姿について語り合います。
ホーム・プラネット・ファンドは、気候変動を食い止めるために自然とともに活動する先住民族のコミュニティや地域をサポートする独立非営利団体だ。
SUPレースで世界を転戦していた佐藤優夏は、練習のために訪れた奄美大島で競技者であることをやめ、動物たちとともに暮らし始めた。自分の心に従うシンプルな生き方、その自由について。
Running Up For Airはレースではない。それはコミュニティであり、仲間の集いであり、新鮮な空気を取り戻すための募金活動でもある。
「あらゆる生命、ひとつひとつの呼吸、口に含んだ水も、すべては先人たちから受け継いだもの」ー多くのオーストラリアの家族と同様、海はローレン・L・ヒルとデイヴ・ラストヴィッチの家族がサーフィンや遊びを通じてつながる場所です。
地球沸騰化の今時代、 わたしたち市民/住民ができること、また住民の代表として、わたしたちが住む自治体の議会に参加し、住民の意思を行政や財政に反映させることのできる地方議員の存在。
今回のゲストは、滋賀県と三重県でクライミングジムKO-WALLを経営し、フリークライミングインストラクター協会の代表を務める奥村晃史さん。パタゴニア・ロッククライミング・アンバサダー倉上慶大との対話を通して、これまでの半生やクライマーとしての責任、より良いクライミング文化を次世代に繋いでいくためのメンタリティや取り組みについて語っていただきました。
既存のクライマーがより良い価値観を求め続けることが、文化や自然環境を継承する土壌を作りあげ、次世代のクライマーを育てていく。
今回のゲストは「雲ノ平トレイルクラブ」を中心になって立ち上げた、雲ノ平山荘オーナー伊藤二朗さんとトレイル研究家の勝俣隆さん。日本の国立公園の成り立ちや限界を迎えつつある登山道の維持管理の現状を紐解きつつ、雲ノ平トレイルクラブが提唱する生態系と景観を守る登山道整備の新しいかたちについて語っていただきました。
自然から豊かさを享受する私たちはそれらをどう維持し、保全すればよいのか。生態系と景観を守る登山道整備のロールモデルを目指して。
福島県郡⼭市で300年余り酒造を営む仁井田本家は、農薬・化学肥料不使用の米を原料に、天然水、蔵付きの酵母、そして⾃社の森の杉で作った仕込み桶で自然酒を醸している。今回は18代目蔵元・杜氏の仁井⽥穏彦さんと女将の仁井⽥真樹さんをゲストに迎え、酒づくりを通して山、水、田んぼを守ることを目指す酒蔵の想いや、今年パタゴニアから発売している「しぜんしゅ-やまもり」の味わいについて語っていただきました。
パキスタンのヒンドゥーラジ山脈、ガンバルゾム5峰を初登頂した鈴木雄大、成田啓、西田由宇。未踏の山で彼らが感じたものとは……。
パタゴニアの企業理念ディレクターであり『レスポンシブル・カンパニーの未来:パタゴニアがこの50年で学んだこと』の共著者、ヴィンセント・スタンリーとの対話
「ズッチョ」ことパタゴニア・サーフィン・アンバサダーの河野正和は、JPSAグランドチャンピオンに3度輝いた日本を代表するサーファー。海の中でも外でも物腰柔らかい姿勢で多くのサーファーに影響を与えてきたズッチョが、「良いサーファー」とは一体どんな存在なのかという問いについて、選手時代のエピソードやサーファーとして大切にしてきたことなどを語ります。
ランニングするだけでは木質ペレットバイオマス汚染の問題を解決することはできないかもしれない。ただ、地域社会や対話に火を焚きつけることはできる。
今回のゲストはスノーボード・アンバサダーの加藤直之。スプリットボードでの山岳滑降の第一人者である加藤は、国際山岳ガイドとして活動する傍ら、「結果」よりもその「プロセス」に重きをおく個人山行に多く取り組んでいる。都会のど真ん中で育った幼少期や極北の地で生きる強さを得たアラスカ大学時代などを振り返りつつ、大切にしているスタイルや自然に対する倫理観、そして山へと突き動かされる「衝動」を紐解きます。
クラブ・フィールドと呼ばれるニュージーランドのスキー場では、自分たちが滑る為のスキー場をクラブメンバー自らが維持管理する。ここを第二の故郷と呼ぶ古瀬和哉がその魅力を再確認する。
私たちの脳がそれを好む傾向にあるからだ。
パタゴニアの高度研究開発デザイナーが、新しいパックの試作品をテストするためにスウェーデンの山岳地帯へ向かった。トレイルで数日間過ごす旅を再考する大胆な試みでもある。
今回のゲストは、日本初のトレイルカルチャー・ウェブマガジン『TRAILS』の佐井聡さんと根津貴央さん。衣食住をバックパックに詰め込んで、数週間から数ヶ月もの間、野営と町での補給を繰り返しながら原生自然の中のトレイルを歩く「ロング・ディスタンス・ハイキング」。国内には情報がほとんどなかった時代からこのカルチャーに傾倒し、アメリカを中心に多くのロングトレイルを歩いてきたお二人が、山頂を目指すことだけにとらわれないハイクの新しい魅力を語ります。
建築家でクライマーのディラン・ジョンソンは、イヴォン・シュイナードや働き者のクルーたちとともに、ストローベイルを使用して2棟の家を建てています。
世界でもっとも過酷なオーシャンカヌーレースのひとつといわれる「OC1 MOLOKAI SOLO WORLD CHAMPIONSHIPS」。そんなレースに出場する一方で、仲間とともにカヌーで海を渡り、伊豆諸島の島々へ。パドラー・金子ケニーの海とともにある毎日。
パタゴニア・サーフィン・アンバサダーの武知実波さんはプロサーファーとして活躍する一方、小学校におけるサーフィン授業や講演会、大会の運営など精力的にサーフィンの普及に努めている。多くのものを与えてくれたサーフィンに恩返しをしたいという思いはどのように育まれ、この先にどんな未来を描いているのか、これまでの歩みを振り返りながら語っていただきました。
北極先住民の現在をドキュメンタリー作品として伝えるプロジェクト「POLAR EXPOSURE」。2017年から最も原始的な姿を追い求めてきた遠藤がその極北の地で見たもの。
今回のゲストは、トレイル&ランニングショップ「ランボーイズ! ランガールズ!」の店主・桑原慶さんとパタゴニア・トレイルランニング・アンバサダーの石川弘樹さん。10年前から自身のお店でグループランという取り組みを始め、その後全国に広がったムーブメントの火付け役となった桑原さんと、トレイルランニングの文化を日本に根付かせてきたパイオニアである石川さんが、日本各地に広がるトレイルランニング・コミュニティの豊かさ、広がり、今後の可能性について語ります。
家を起点とし、いつも見上げている山々を一度に繋げて自分の脚で駆け巡る。初夏のある日、上野朋子は総距離116km累積標高6700mの身近な冒険に出かけた。
パタゴニア本社でメンズ・ライフ・アウトドア製品のグローバル・プロダクト・ライン・ディレクターを務める、マーク・リトル。マークは変革的な農業や二次廃棄物の転用に焦点を当てつつ、パタゴニアのミッションと価値観を反映した高品質の衣類を作ることに情熱を注いでいる。パタゴニアの50周年のイベントに合わせて来日したマークが、製品作りへのこだわりや素材の選び方、50周年記念コレクションの開発秘話などを語ります。
今回のゲストは、パタゴニア本社でブランドおよびビジネス・インパクトのグローバル責任者を務める、アイリーン・オッテンウェラー。アイリーンはブランドマーケティングを指揮し、キャンペーンの戦略開発、ストーリーや映画制作、草の根の支援活動など、パタゴニアのミッション実現のためのあらゆるプログラムをマネジメントしている。パタゴニアの50周年のイベントに合わせて来日したアイリーンが、入社のきっかけやカリフォルニアの本社で働く人々のユニークなワークスタイル、そして次の50年にむけたパタゴニアのビジョンを語ります。(※このエピソードは全編英語でお届けします)
今回のゲストは、クライマーの倉上慶大さんと成瀬洋平さん。倉上さんは、これまで国内外の岩場でルート開拓や単独登攀に情熱を注ぎ、現在は仲間とともに群馬県の未公開エリアの開拓を進めている。成瀬さんは、地元・岐阜県の笠置山エリアの開拓・整備に携わり、イラストレーターを生業としつつ芸術とクライミングの交差点を模索してきた。クライミングコミュニティをどのように未来へ繋いでいくかを軸に、岩への向き合い方、カルチャーの変容、音楽・芸術との共通点など、二人のクライマーが多彩なトークを繰り広げます。
オーストラリア、ビクトリア州が原生林伐採から撤退したことは歓迎すべきことであり、それには長い年月を要した。
2009年に公開された笠置山クライミングエリア。14年の時を経て、エリアは新しいステージを迎えつつある。エリアが抱える課題と未来へのビジョンを通して、岩場の在り方を考える。
今回のゲストはシーカヤックガイド、登⼭家の新⾕暁⽣さん。1947年、北海道札幌市に生まれた新⾕さんは学生時代より登山を始め、ヒマラヤでは登山隊を率い、南⽶・ホーン岬を冬季で初めて漕破するなど数々の冒険に挑みつつ、長年にわたってニセコの雪崩事故防止に関わってきた。語り尽くすことのできない多くの冒険の中から、ヒマラヤでの植村直己さんとの交流、シーカヤックを始めるきっかけとなったパタゴニア創業者イヴォン・シュイナードとの出会いなど、飽くなき冒険心を追求してきた新谷さんのストーリーをお届けします。
ローカルコミュニティ不在のまま、長い歴史のなかで成長を遂げてきた「御岳ボルダー」。2019年、ここに「御岳クライマーズコミュニティ」を立ち上げたのは、開拓者でも地元在住でもない、一人の“普通”のクライマーだった。
私たちはこのたび、人と木の歴史を 深く追究したジョン・パーリンの 『A Forest Journey』を再版します。 その本が最初に出版されるまでは、 叙事詩のような道のりでした。
有機フッ素化合物(PFAS)は優れた防水性を提供する一方で、私たちの健康に永続的に蔓延する脅威をもたらします。だからパタゴニアは約15年を費やして、PFASを使用せず機能性にも妥協を許さないギアを製造する方法を探し求めてきました。2025年までには、パタゴニア製品に施すすべてのDWR加工がPFAS不使用となります。
2023年3月10日、パタゴニア日本支社は、日本製紙株式会社 代表取締役社長 野沢徹様へ一通の手紙を送りました。
石川弘樹は南三陸でイヌワシを呼び戻すためのトレイル整備を続けている。2025年には60kmの火防線トレイルが開通する予定だ。
4回目のゲストは「ジャンボ」ことパタゴニア・クライミング・アンバサダーの横山勝丘さん。世界中で数々の登攀を成功させてきたジャンボは、2019年のパタゴニア・フィッツロイ山群での大事故を経験した後、コロナ禍の状況も相まって大きな山に向かうことができずにいた。2022年8月、3年ぶりとなる海外遠征に選んだのはパキスタンのカラコルム、K7主峰南西稜。脳裏にこびりつく事故の鮮明な記憶と自分の判断能力への不信を乗り越え、再びたどり着いた大きな山の舞台でジャンボは何を感じたのか。
人と競い合うことだけがコンペティションの本質ではないと考える大池拓磨。地元の白馬乗鞍温泉スキー場で仲間たちとともにフリーライドの大会を主催した。
3回目のゲストはパタゴニア・スノーボード・アンバサダーの玉井太朗さん。 スノーボーダーであると同時に波乗りも愛する玉井さんは自らをスノーサーファーと表現し、雪と波、二つのうねりを追いかけてきました。都会の真ん中で育ちながらもアウトドアの世界に魅了されていった幼少期、雪山をサーフィンのように滑る映像を16ミリフィルムで見た時の衝撃、ニセコの山々を初めて滑ったときに得た確信。スノーボードの草分けとして、GENTEMSTICKファウンダーとしてボードカルチャーの本質を問い続けてきた玉井さんの生き方に迫ります。
2回目のゲストはパタゴニア・サーフィン・アンバサダーの眞木勇人さん。 眞木さんはこの夏、『ジェリー・ロペスの陰と陽』の上映ツアーで来日したジェリー・ロペスさんとともに全国を巡り、忘れられない濃密な時間を過ごしました。台風が届けてくれた奄美大島でのうねり、ジェリーさんのチューブライディング、飛行機の中や食事をしながら語りあったこと。ともに過ごした日々を振り返りながら、眞木さんがジェリーさんから受け取ったギフトの数々を語ります。
国内外のロングトレイルを歩いてきた筆者が足繁く通う黒部源流エリア。 衣食住を背負い、源流の一滴を追って歩いた山旅で見つけた真の”歩く意味”とは。
6 連の詩 これは、本質的に理解される言葉で人間が命名したことや歴史の外で川に声を与えることを目的とした詩である。 フライ フィッシングガイドである私は、環境崩壊の陰影や変化に直面する私たち人間の文化的失敗に加担している…
夕方16時、逗子海岸に〈とびうおクラブ〉の子どもたちが集まってくる。走ったり、パドルしたり、ただ座ったり。代表の永井巧さんは、先回りせず、ずっと一緒に遊んでいた。
カリフォルニア州のマウント・ホイットニーからワシントン州のマウント・ベイカーまで、人力でやり遂げることにこだわった2021年春の旅の記録を紹介します
アウトドアスポーツや野生のフィールドを愛する人々をゲストに迎え、彼らが情熱をかたむけるものや、日々の歩みから生み出されるインスピレーションに満ちたストーリーをお届けするパタゴニアのポッドキャスト。 記念すべき第1回目のゲストはパタゴニア・トレイルランニング・アンバサダーの石川弘樹さん。日本ではまだ「山岳マラソン」と呼ばれていた時代から、アメリカを中心に世界のレースを転戦し様々なタイトルを獲得。「トレイルランニング」の文化を日本に根付かせてきたパイオニアである石川さんに、トレイルランニングとの出会い、アンバサダーになったきっかけ、普及活動など、これまでの多彩な歩みを語っていただきました。
家を走り出して信越トレイルを巡り、175km走って帰ってくる。それはまるで、知らない道を自転車で走り回っていた子ども時代の冒険そのままだった。
パタゴニアのリペアサービスからウエアが手元に戻ってきた。だが、驚くことに、修理した痕跡が一切見当たらない。いったいどうやって? こうして僕は鎌倉リペアセンターを訪ねた。
盛岡に伝わる在来種を復活させ、農薬や肥料を不使用で育てている。 田村種農場の農業は、自然の文脈をつなぐような試みだった。
サーフィンを通じて山と川、そして海の繋がりの重要性に気づいた田中宗豊。ハーブや米作りを通して、家族や仲間と共に、海を守り、次世代へ繋ぐための活動に取り組んでいる。
一枚の写真をきっかけに中学生がみずから考え行動した。それから7年、大学生になった本人が石木ダムを通じて、これからの未来について考える。
その壁は登山とクライミングのみならず、探訪者とローカル、それぞれの考え方やスタイルを繋ぐ壁。そして現在と未来を繋ぐ壁にもなる。
ショーン・ヘイズの人生は、ハヤブサとその翼の下に広がる山や草原への献身そのもの。ショーンにとって、古来より実践されてきた鷹狩りは猛禽類との深いつながり以上のものであり、それは彼が生涯を捧げる仕事となった。
ゼロ・ウェイストにコミュニティベース、オフグリッド……意欲的なチャレンジで知られる農園「SHO Farm」が、不耕起栽培とフェミニズムに取り組む。
1972年、イヴォン・シュイナードとトム・フロストは、クライマーたちにベストセラー製品の使用中止を呼びかけ、パタゴニアが今日ある会社の基礎を築いた。
いまから50年前、イヴォン・シュイナードとトム・フロストとダグ・ロビンソン は自立、抑制、岩への敬意を強調するクライミングの倫理を提唱しました。 2022年、それはこれまで以上に必要とされています。
小さなボルダーから大きな山まで、未知を求めて旅を続けるクライマー・横山勝丘が3シーズンをかけて拓いたユタの岩場。その出会いから結実に至るまでを追ったインタビュー。
大規模な採鉱によって海岸線は寸断され、南アフリカ有数の手つかずのビーチと波に近づくことができない。あまりにも手のつけようがないありさまだ。
友人から譲ってもらったおくるみ。初めての育児に奮闘しながらも、あたたかいおくるみに何度も救われた。母の想いが詰まった着ることについてのストーリー。
ジャクリーヌ・サングエサは、必要に迫られて、海を愛する前に漁網を愛した。
未来の子どもたちのために農業と人、生きものの命が調和し合う環境づくりに果敢に取り組むアグリシステム。理想の追求が会社にも地域にも良い流れを生み出している。
トランスジェンダーのクライマーであるロー・サボウリンが、アリゾナ州北部の砂岩の岩場で自分のクライミングキャリアにとって最も困難な5ピッチに挑戦し、誰もがありのままの自分として成長できるクライミング・コミュニティを作りあげるまでを追いかけます。
自然素材だけを用い、傷んだ箇所は修繕し、耐用年数の過ぎた材は自然に還す。循環する建築には、これからの時代のものづくりのヒントが詰まっている。
パタゴニアプロビジョンズのタイセイヨウサバは、スペイン北部に古くからつづく漁村、サントーニャの沖で捕獲され、ミゲル・フェルナンデス・ペレスから調達しています。
ニューヨークの中心部で暮らす母親と4人の子どもたち。母親が幼少期にアパラチアン・トレイルで経験したバックパッキングを通じて、子どもたちに自然の大切さを教えている。
ピッコロ代表・中島久美子さんの哲学に共感した元アドベンチャーレーサー佐藤香織利さんは4人の子どもたちを通わせている。
「この山がやっぱり好きだ」。新雪の降った朝は少しソワソワしながらいつもの雪山に向かう。木崎湖の湖畔に始まり青木湖を見わたす道路を通ってトンネルを抜ける。佐野坂峠に広がる杉の森を過ぎるとそこに真っ平らに開けた雪原が広がる。…
長年温めてきた仏教への想いと、突然襲ったコロナ禍、そして目に見えない重圧との間で激しく揺れ動いた心。自問自答しながら走り切った先には何が見えたのだろうか。
ニューイングランドの夏空を独占してきた太陽が次第に低くなると、この地方にあるほぼすべての木は、日照時間が短くなるのに合わせて葉を落としはじめる。葉は栄養分を生成するのが負担になり、身勝手な木は、冷酷にも、夏じゅう緑一色に…
編集後記:本稿は2021年10月に行われた第49回衆議院議員総選挙のために寄稿されたストーリーです。 今月末、衆議院選挙が行われる。この選挙は新型コロナウイルス感染症によるパンデミックで私たちの生活が大きく変わってから1…
編集後記:本稿は2021年10月に行われた第49回衆議院議員総選挙のために寄稿されたストーリーです。 “地球にとって最大の脅威は、誰かが救ってくれると信じていることである。”by ロバート・スワン、史上初めて南北両極点を…
10月31日は、第49回衆議院議員総選挙です。日本ではじめての選挙が行なわれたのは、1890年(明治23年)の第一回衆議院議員総選挙でした。この選挙では、投票できる人は直接国税を15円以上おさめている満25才以上の男性に…
地球環境問題と農業 地球環境問題のなかで、農業はあまりよくは思われていません。なぜかというと、農業生産から食品の消費までの活動は環境に大きなマイナスの影響を与えているからです。 この70年ほどの農業の発展はめざましく、大…
日頃からともに漕ぎ、心を通わせ、その日を待つ。10年越しの「THE DAY」を迎え、大海原へと旅立った、ある家族の物語。
トレイルランナーで環境活動家のフェリペ・カンシーノは、マイポ渓谷の流域を120キロに渡って走り、アルト・マイポ水力発電プロジェクトが地域の生態系やコミュニティ、その伝統に及ぼす影響や、サンチアゴの710万人の住人の水源にもたらす脅威を明らかにします。
山に入って3日目、赤石山の山頂から夕日を眺めたあと、ヘッドライトをつけて走り始めた。この日、スタートから15時間を超えて身体の動きが止まってきていた。レースでもなく、これだけの時間動き続ける場面は、そう多くない。ここまで…
アメマス。アイヌ民族の言葉で「トゥクシ」。北の大地を象徴するこのイワナ属の魚は、海と川とを自由に往来し、大きく成長する野生魚だ。とりわけ、海と川とがつながる大河川の汽水域は甲殻類や小魚を豊富に育み、トラウトたちにとって芳…
カナダのバンクーバー島南部、原生の沿岸温帯雨林には、登山道はない。スグリの腐臭が漂う深い茂みを再びかき分け、ワットの後を追いかけながら、私は自分がカメラ機材を運ぶ立場でなかったことに密かに感謝した。藪を漕ぎ小川を渡り苔む…
メキシコ湾の大陸棚が水深180メートルに沈み込む手前のあたりで、人間の脳の模様に似た黄色いサンゴの上をマンタが滑るように泳いでいる。テキサス州ガルベストンの海岸沖約160キロメートルにあるこの万華鏡のような生態系は、20…
この記事内で紹介する写真は、RO認証取得に向けて協同する4件の農業団体のものです。 • トカプチ株式会社 (北海道、ワイン用有機ブドウ) • 有限会社 仁井田本家 (福島県、日本酒用有機酒米) • Three littl…
遠目に見ると、アイル・ロイヤル島は旅行者にとって不吉な場所に見える。黒々とした火山性の湖岸の崖からは、垂直に近い岩盤が立ち上がり、朝霧のように深く濃いタイガからなる北極圏の森林が突き出している。 オジブワ族の言葉でミノン…
「自分を大したベーカリーだとは思ってないし、実はサイクリストでもないんだ」 カリフォルニア州サン・ルイス・オビスポにあるBread Bikeの設立者のサム・デニコラは言う。では、なぜ自転車配達のベーカリーを立ち上げたのか…
クロスカントリースキー王国、飯山。 長野県北部に位置し、豪雪地帯として名高いこのエリアは、30km圏内に7つの常設クロカンスキーコースを有する日本でも珍しい場所だ。 そんな飯山で2019年、小学生の子どもたちを対象にした…
2015年、ハリー・ウェプキングは、クレイグリストの求人検索ボックスに「オーガニック」と入力し、ある投稿に目が止まった。 「950エーカーのオーガニック農場の運営に参加してくれる先見性のある個人または夫婦を探しています……
クレイグ・スキャリオットと僕は、きかん坊の子羊の一群を大きな囲いから仕分けのための囲いに誘導する。1頭1頭、注意深くつかみ、やさしく抱きかかえても、大抵はレスリングの様に反撃を食らう。全体重をかけて、泥がこびりついた羊毛…
初夏の渓で エゾハルゼミの大合唱がこだまする谷筋に、初夏の陽射しが降り注いでいた。谷底から見上げる新緑がひときわ眩しい。上流から吹き降ろす風はひんやりして、かすかに土の匂いがする。豊饒な森が作り出す腐葉土の匂いだ。 雪代…
移民を両親に持ち、LGBTQIA+を自認するアジア系アメリカ人の女性ロッククライマーとして、この土地で自分をよそ者のように感じることがある。私がレクリエーションの特権を得たこの空間は、私のものではないのだから、しかるべく…
誰にだってトレイルを造ることはできるだろう。道具を使って、土を動かして、それを繰りかえすだけ。じつに単純な作業だが、そこには精緻なルールが存在する。そのルールにしたがえば、新しいトレイルを切り開くのはまるで何かに命を吹き…
雪の降る亜熱帯の島、屋久島。周囲130キロメートルほどのその島は別名・洋上アルプスとも呼ばれ、海抜0メートルから一気にせり出た約1,900メートル級の高山を有し、島の一部は世界遺産にも登録されている。 地理に詳しい方もそ…
アーロン・ヴォグラーは 家を継ぐことを望んでいなかった。「ほかの子どもたちが夏にする仕事に比べて、畑での作業はずっと大変でした」現在34歳の彼はそう静かに語る。「でも両親や姉と一緒に外で働いたのは、いい経験だったみたいで…
ベン・ウィルキンソンは、救出した木材で家具・彫像・サーフボードを作る時も、世界各地で大波を追いかける時も、本能に導かれている。「夢中になれることをやっているだけさ」と彼は言う。 今は家庭に2人の小さな子どもがいる。ネムノ…
クライミングはこの10年間に急速に広まったスポーツだ。クライマーのドキュメンタリー映画がアカデミー賞を受賞し、屋内クライミング・ジムがオープンし、2020年のオリンピックは、開催されていればクライミングを大きく取り上げた…
アッシュとクリスティンは人目を気にしない。 「クリスティンは明るいブルーの髪、私はこの巨大なブロンドのアフロ。どこへ行っても目立つのよ」とアッシュは言う。「あたかも自分たちが場違いであるかのように、決して同化したり、外見…
昨春、有名なクライマーであり自然保護活動家でもあったジョージ・ホイットモア(89歳)が、1958年11月12日の出来事について、友人にメールを送った。ホイットモアと彼のパートナーだったウォレン・ハーディング(1924~2…
「ここはなかなかのクソったれだ。」スラブの足下についた苔や地衣類を削ぎ落していると、下から声が聞こえた。 「それ、さっきのセクションでも言いましたよね?」フリクションが効きそうなところを探りながら、僕は応じる。このパート…
2021年夏、日本のエネルギー政策の大きな方向性を定める「エネルギー基本計画」の改定議論が最終局面を迎えています。残念ながら、世界の流れとは逆行していまだに原子力や化石燃料を重視する方向のエネルギー基本計画案に対して、少…
カリフォルニア州サンフランシスコは、文化・富・階級の多様な約90万人の人々が、海に囲まれた約125㎢キロメートルの範囲に暮らしている。この都市には3つの海岸があり、そのうち2つは湾内のため静かだが、もう1つは太平洋の強烈…
編集注記:パタゴニアは2020年12月に「気候のための行動を学ぶ」をテーマにクライメート・アクティビズム・スクールをオンライン形式で開催しました。そして、2021年3月にはこのプログラムを発展させ、より具体的なフィールド…
残暑の厳しい南カリフォルニアの秋。穏やかな朝、アスファルトが熱くなる前に、売り手はすでに縞模様の毛布を地面に広げ、不揃いのヴィンテージセーターを1枚1ドルの値札で並べていた。刺繍入りのテーブルクロスがあふれた段ボール箱の…
「やあ友よ。横になってもいいかい?」と聞くのはオーガニック農家のハビエル・ザモラ。僕が彼にビデオコールしたのは午後7時で、彼が午前4時半から働いた農場からちょうど戻ってきたときだった。彼が疲れているのは明らかだったが、そ…
どうしたらヒスパニックの農業労働者が農場所有者になれるのか。メキシコ系移民のハビエル・ザモラにとって、日の出から日の入りまで働くという労働倫理はすでに存在していた。あと彼に必要だったのは、コミュニティからの支援だけ。
2020年夏、米国を席巻した騒動の真っただ中で、この国全体が白人優位の歴史を再考しはじめていたその時に、社会的、経済的、職業的なバックグランドの異なる7人の女性が、ホース・パッキングを再現するために、シエラネバダの山に集…
太平洋に浮かぶ小笠原諸島、英語名 ボニン・アイランド(Bonin islands)。歴史的な背景や固有の生態系など多方面において稀有な要素を持ち、この島は世界でもここだけと言える特異な環境にある。首都、東京に属していなが…
ウィメンズのクライミング用パンツの再デザインに取りかかった当初、私は不安でいっぱいでした。我がデザインチームは、「パタゴニア製品の中で最悪のクライミング用パンツ」というフィールドテスト後のコメントも含め、一連の批判をたっ…
アレックス・ヨーダーがスノーボードのキャリアで10年を迎える頃、彼は「恐れ」を感じるようになった。ワイオミング州ジャクソンの険しい山で育ったアレックスは彼が崇拝しているスノーボーダーの足跡を文字通り頻繁に辿り、より大きな…
サーファーというのはとても薄情な生き物だと思うときがある。 日頃から「自然環境を大切に」「海からゴミをなくそう」「海へのコンクリート反対」などと声高々に叫んでいたとしても、訪れた海でいい波に乗れたならば(例えそれが海に入…
沈みかけた丸太の節目のように、塩気を帯びた水面から5センチほど突き出ているだけの見つけにくい瞳。近くの茂みに差し込まれたピンクフラミンゴの飾りに気を取られていた僕たちは、フロリダ在住の友人が教えてくれなければ、その存在に…
風力タービンのメンテナンスを行う技師は、今後10年間で最も急成長を遂げるアメリカの職種の最上位に挙げられている(太陽光発電システムの施工業者は第3位)。平均年収は52,910ドル(約550万円)で、61パーセントの成長率…
ロープを手放し、パドルするには速すぎる巨大な波のグライドを体験できるのは、ほんのひと握りのサーファーだけ。それには強い信念と自信、そしてある時点でボードのレールがちょっとでも間違った角度に食い込めば、30フィート(約10…
『ヘニョからの教え』でキミ・ワーナーとともに韓国へ旅し、そこで彼女が「海の母」ことヘニョたちからその素潜りと文化を通して、母親になることと家族を養うことを学ぶ様子をご覧ください。「社会は母親業のものすごさを理解していないと思います」と、キミは語ります。